『義』の語義が、 ある「まとまり」がまとまることで初めて持つ働きだとしたら、 粒は個体でも全体では流体のように振る舞う【粉粒体】だとか、 個別には正しい判断が合わさると悲劇になる【合成の誤謬】とか、 ただの随筆が読まれることで神聖な真正さを帯びた【聖書】とか、 メンツの塊みたい。
わたしは国家戦力かもしれない。 少なくとも、わたしたちは国家戦力である。 国土は神代の末に生まれた太陽の受け皿 海洋は神代の前に生まれた太陽の半透膜 肉体は現在進行中の神代である太陽の仮庵 格闘技・剣術・人・鉄砲・ダイナマイト・砲弾・ 戦闘機・ミサイル・環境ホルモン・注射・粉
もはや大衆は存在しない。 人はみな独立独歩の経営者。 多数派も少数派もない。 もはや心は心に留まらない。 知識は知識に留まらない。 善処は善処に留まらない。 もはや大衆は存在しない。 割合、確率、マクロ、歴史 もう相対は通用しない。 心理学より無為な交友を。 『粉の時代』
大衆とは、検索機能(情報システム)だ。 民衆とは、軍隊(心血のプール)だ。 人民とは、植物(土食う者)だ。 人々とは、粉体だ。 感情という智水で間接的に繋がる粉体。 サラサラ、ベトベト、ドロドロ、シャバシャバ、ボロボロ、ガチガチ どんな粘土がお好きかな。 雨降って地固まる。