車中で若い子が高齢者に席を譲る様子は、見ていて気持ちがいいが、傍目で歳が変わらなさそうな人に譲られて激高している様子もたまに見かける。私は立っていることが多いので、年配者と譲り合いになったときには「人生の先輩からどうぞ^^」と声を掛けることにしていて、大抵気持ちよく座ってくれる。
3年ほど前、大役を任された人の背中を押す言葉を聞いた。「受けた者(もん)が器」。自己評価の「器」が理由で断わる必要はない。任せた人は人を見て選んでいるし、真摯に勇気を持って受けた者こそ器が大きい… 発言者の思いと若干違いがあるかもしれないが、背中を押すときに使わせてもらっている。