少し欠けたカップが揺れる。 置かれたままの距離を感じて、 少しづつ薄れてゆく記憶に怯える 名も無い俺にはセリフも無いのに 時代遅れのジャケットを着て、 いつかのビートも色褪せるこの夜 寂しさの言葉なんて柄じゃないさ 孤独は捨てられた空き瓶の中。 見つめられるのが怖い