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【書評】時代のロマンと巧妙な仕掛けに満ちた歴史ミステリ!――羽生飛鳥『賊徒、暁に千里を奔る』レビュー【評者:細谷正充(文芸評論家)】

元大盗賊の語る悪行(ピカレスク)と謎かけ(ミステリ) 羽生飛鳥『賊徒、暁に千里を奔る』(その一)

過去の悪因悪果は未来の善果に転じるか? 羽生飛鳥『賊徒、暁に千里を奔る』(その二)

未発見死体の謎を解け! 山本巧次『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 殺しの証拠は未来から』

小説として、歌舞伎の原作として 京極夏彦『狐花 葉不見冥府路行』

毒舌本草学者×紅顔の見習い同心のバディ爆誕? 汀こるもの『最強の毒 本草学者の事件帖』が時代・ミステリ界隈でアツいらしい

平谷美樹『虎と十字架 南部藩虎騒動』 猛虎脱走! 混沌の謎の行方は 

逢坂みえこ『獣医者正宗捕物帳』第5巻 「その先の部分」を描く巧みな換骨奪胎

赤神諒『はぐれ鴉』 異色の時代ミステリにして裏返しの赤神流悲劇

多岐川恭『異郷の帆』 「この美しい地獄のような国」での殺人と逃避