3月8日発売『旅の手帖』4月号の連載「喫茶店のあるじ」に、当店が掲載されました。noteのわたしの文章がきっかけで取材に来てくださったので、宣伝みたいで恐縮ですが、良かったら見てみてください。とても丁寧な取材をして下さって、noteやって良かったって思いました。
行きつけの書店が閉店することになりました。クソッ。 今日のお買い物はnoteでお世話になってるカフェ店主nakazumiさんhttps://note.com/cafe_nakazumiの記事が載っている『旅の手帖』4月号(2024)。 北陸特集と、nakazumiさんの長野県だけでなく、我が千葉県の温泉漫画もあってほっこりしました。
砂クジラの頭部には醜悪な瘤が大量に散在しており、そのグロテスクな見た目も手伝ってか女性にはまるで人気がない。だが瘤の中には琥珀色の分泌物が満々と内包され、舐めてみると味は実に高級な蒸留酒によく似てしかもしたたかに酔える。故にマニアの間では高値で取引され、密漁が後を絶たないという。
五千頭の砂クジラの大群が大砂海を横断していく。薄桃色の巨大な頭部が砂原を勢いよく突き破っては空中で身をよじり、束の間、まるで時を止める遊びを楽しむかのようにスローモーションを現じる。やがて露にしたその銀腹を思い切り砂面に打ち付けると、飛び散った大量の砂しぶきが我々の視界を遮った。
発売中の『旅の手帖10月号』(交通新聞社)は、第二特集が「地歌舞伎を見に」。 その中で、小鹿野歌舞伎の写真と文章を担当した。 小鹿野に通い始めてもう10年が経つ。 来年あたり展示をやりたいな。 カッケー小鹿野の皆さんに恩返しがしたい。
思考が止まった。 文字に表す作業をすると、あんなに無限に渦巻いていた僕の頭の中が、やけに、スッとしてしまった。 今日が偶々なのか。 明日はまた思考のハリケーンがやってくるのだろうか。 思考する自分に、酔っていただけではないか。 〈今日の一曲〉旅の手帖/サニーデイ・サービス