kinologue(キノローグ)
独立系配給者として想う映画配給について綴っています。
2021年に立ち上げたkinologue booksの記録。映画しか知らない素人がどうやって出版者となれるのか、飽くなき挑戦です。
久しぶりに先週はnoteを飛ばした。書く余裕が全くなかった。というかすっかり忘れていた。授業の発表と「婦人之友」新年号原稿締め切りと非常勤授業資料作成(やめときゃいいのに新しい題材にするから〜)に毎日追われ、そういう時に限って突発的な事件も起きた。今月初めから、とある事情で人生初のゆるメガネ生活となり、とにかくよく見えない。だから何をするのも疲れる。映画も観たくないし、見えないのが怖くて出来るだけ外出もしたくない。全体的なパフォーマンスがどーんと落ち、やる気も失せた。が、そう
あっという間に11月となり、今年も残り2ヶ月を切った。ようやく本格的な衣替えをしてもよさそうな気温になってきたので、週末にかけて家族の分と合わせていそいそと。10年前の1/10くらいに減ったものの、今年も実った我が家の柿。見た目は美しくないけど濃くて甘い。すっかりおじいちゃんになった木が頑張っている。予定通りにこなせなかった10月は反省しきりだった。これをどうやって取り戻すのか、今月また1から立て直さねばならない。年内は今月末に地方出張があるものの、それ以外は訳あって大人しく
ようやく咳が収まって体調が戻ってきた今週、非常勤の最後にバタバタして「選挙行こうね!」と言い忘れたのが悔やまれた。今日は時間帯のせいか、いつもより投票所が混んでいたような気がしたけど、結果はいつものようにガッカリ低投票率なのだろうか。秋らしい盛り付けのオードブルからのランチはオーシャンビューがいちばんのご馳走だったらしい。観光客向けね。 今週いちばん感情が高まったのは、フィンランドから突然の「クリーニングデイ」終了宣言。コロナ禍中に主催者のひとり、アイディア豊富なTanja
なかなか咳がおさまらない今週、マイコプラズマ肺炎も流行っているというので、近所の友達オススメの病院へ。コロナ(発熱しないタイプが流行っているそう)でもインフルでも肺炎でもなく、ただの風邪とわかってホッ。久しぶりに大好きな瑞泉寺に友人を案内したり、2本のトークイベントも無事に実施できた。 残念ながら初週1位とならなかった『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』。アメリカでの酷評が聞こえてくる中、前作のようなヒーロー像を期待していた人たちをガッカリさせたのだろう。それは劇中で裁判所を囲
帰国してから1週間経った先週、気温差に何とか耐えていたが、遂に火曜の夜に発熱。ずっとスッキリしないままだったので、日曜のトークイベントに備えて飲み慣れない風邪薬を服用することに。薬を飲むと明らかに頭が回らなくなって、夕方以降のパフォーマンスが落ちる。落ちてる場合じゃない!と抗ったりもしたが、やはり大事なのは睡眠。後半は睡眠優先で過ごして、何とか日曜には人前で喋れるレベルまで回復した。ホッ。ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました❤️今週末はトーク2本なので、咳を何とかしたい
3週間の旅もいよいよ終わり。ハロウィンが近づき、最低気温4℃。アパートの暖房がほんのり暖かい。10時近くには青空になって10℃以上にはなった。アパートをチェックアウトして、友人のお店で荷物を預かってくれたおかげで、身軽に楽しめた最終日は、ミーティング1個を残すのみ。今回一度もゆっくり行けなかった中央図書館Oodiで仕事をすることに。その前にヘルシンキでいつも滞在するエリアKallioの本を買いそびれたので、『かもめ食堂』で一躍観光地化したアカデミア書店へ。本当は原画展がやって
たぶんもう6-7回は参加しているヘルシンキ映画祭の関連イベント「Finnish Film Affair」。コロナ明けの去年、5年ぶりに参加したときに「こっちも行けばいいのに」とイギリス人ジャーナリストに教えてもらったのが、スウェーデンのマルメで開催されている「NORDISK PANORAMA」。北欧の短編とドキュメンタリーに特化した映画祭だ。いつも日程がFFAとかぶっているらしいが、今年はちょうどずれているので、申し込んでみることに。スウェーデンはフィンランドに近いストックホ
先週も引き続き北欧旅日記。マルメ🇸🇪時々コペンハーゲン🇩🇰。後半は1週間ぶりのヘルシンキ🇫🇮にて映画祭参加。日記はダラダラ、どんどん長くなる。 <9/23, Maa> 朝から短編映画集のクローズド試写。デンマーク警察の青少年実践実習ドキュメンタリーとか甘言に乗じた過剰SEXにリベンジする・されるスウェーデン人カップルとか、朝から濃厚な時間。コントラバスを川に流す儀式を綴ったアイスランド映画が『YARN〜』のプロデューサーによるものと知って、すぐに「観たよー!」とメッセージ。
時差を引いてもこぼれている「今週」も、引き続きヘルシンキ滞在旅日記という備忘録。後半からコペンハーゲン経由でマルメへ。 <9/16, Maa> 2013年に『かもめ食堂』のワークショップをロケ地の食堂でやった時に超お世話になったメディア研究者と、再開発が過ぎるKalasatamaにて10年ぶりくらいにビーガンランチ。尺八を作りに日本に来てたとか、驚く話ばかり。10年あれば色々あるか。コーヒーはレトロなRoberts coffeeにて。 フィンランド語の春樹本を納品しにAr
先週火曜からヘルシンキに滞在。せっかくなので日記形式でいこうかと。 <9/10, Tii> 今回初めてのフィンエアーと共同運行のJAL便。朝の空港は空いてていい。事前の座席指定ができなかったけれど、いつも指定する窓際がとれてよかった。隣もいないので2席使えてラッキー。去年のフィンエアーの機内食が酷かったので、無印のトマトキーマカレーが出て感激。機内では『碁盤斬り』『バジーノイズ』など邦画ばかりを観ていた。海外に行く緊張感なし。 <9/11, Kes> 5時過ぎに起床。飛行
来週からの旅支度をしながら、その前に終わらせたいことをなんとか!で終わりゆく今週。2ヶ月ぶりに大学に行ったら、本郷3丁目交差点の「かねやす」がどら焼き屋さんになっていた。交差点周辺の変化は激しい。ずっとあるのは三原堂くらいか。かつて通っていた20世紀終わりもゆるやかに変化していたが、大学院に復帰してからのこの数年の劇的な変化は寂しさしかない。本館の地下スタジオで下記の展示がやっていた。NOではなくKNOW NUKE。新しいテクノロジーで原爆を身近なものとして提示している。「原
いまだ続く台風とその余波に左右されっぱなし、行動が制限された今週。それでも大雨の中、どうしても行かなければならないところがあって、アプリでも電話でもタクシーが全く捕まらず、諦めながらも最寄りの駅まで歩いて行ったら、人身事故で止まっていた隣りの駅からやって来たタクシーが目の前で止まった。そんな奇跡はあったものの、全体的には空模様と同じく苦悩の1週間。そんな中の9/1、kinologueは11年目に静かに突入した。 いやいや最後の夏休みの奇跡はまだあった。またも大雨の中、冠水を
処暑を過ぎても残暑が厳しかった今週、それでも朝晩の風に秋を感じるようになったし、海も空も真夏とは違う晩夏の色。8/24には10周年を迎えたクリーニングデイ・ジャパン年2回の定期開催が無事終了した。8月のクリーニングデイはここ数年静かなものだけど、次の10年を想いながら次回5月までにプランを練っていこうと思う。フィンランドでも新しい価値観に出会いたい。ようやく北欧の人々が長い休暇から戻ってきたようで、今週になって色んな連絡があった。こちらもそろそろ旅の間のアポを取っていくとする
猛暑と台風に翻弄された2024年のお盆休み。お盆のお供えにほおずきを買いたかったが、お花屋さんをまわっても見つけられなかった。もっと早く行けばあったかもしれないけど、これも猛暑の影響か。供花はすぐにグッタリしてしまい、花だけ集めてガラスの器に。79年目の終戦記念日。80年目はもっと猛暑に中で迎えるのかも。これまで通りではないことばかりだろうなぁ。 今週はついに地元も37度を記録!それでも都内と比べたら風があるので、なるべく地元に留まっていたけど、この日は一旦最後のインタビュ
パリ五輪後半戦、立秋を迎えた今週はもう少し涼しくなるかと思いきや、蒸し暑い日々。前半はインタビューを受ける側にもする側にもなり忙しかったが、後半は覚園寺の黒地蔵盆や地元の御神輿とお囃子、5分間の部屋からの花火に日本の夏休みらしさもたっぷり味わった。 10日発売の「婦人之友」CINEMAでご紹介したのはワイズマンの『至福のレストラン/三つ星トロワグロ』とリバイバル上映の『風が吹くとき』。ドキュメンタリーとアニメの組み合わせは地味かなぁと思いながら、一服の清涼剤と静かな恐怖の2
今週は月下美人の蕾が3つ、膨らんだ。今日までに2つ咲いた。猛暑にも葉がツヤツヤとして元気そのもの。癒される。あと数日で立秋となるせいか、今週後半は心なしか涼しい風も感じた。異常気象でも、やはり二十四節気って偉大だ。今週は夕方からコワーキングに通って論文のデータを作成したり、執筆をひたすら進める地味な日々。来週は遊びも含めて色んな予定が詰まっているので、今週はやらねばならなかった。それを支えてくれているのは、6月から学内プログラムでつながっている、4-5人のライティング仲間たち