enya honami|塩谷 歩波

画家 | 設計事務所を休職中に銭湯に出会いイラスト”銭湯図解”を発表。小杉湯の番頭兼イラストレーターを経て画家として独立 | 著書 「銭湯図解」「湯あがりみたいに、ホッとして」 | 幻冬舎plusにて「純喫茶図解」連載中 お仕事のご依頼:info@enyahonami.com

enya honami|塩谷 歩波

画家 | 設計事務所を休職中に銭湯に出会いイラスト”銭湯図解”を発表。小杉湯の番頭兼イラストレーターを経て画家として独立 | 著書 「銭湯図解」「湯あがりみたいに、ホッとして」 | 幻冬舎plusにて「純喫茶図解」連載中 お仕事のご依頼:info@enyahonami.com

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  • アトリエエンヤ

    小杉湯以外のお仕事をお引き受けする「アトリエエンヤ」そのお仕事内容をnoteでまとめます。

  • 高円寺図解

    高円寺の魅力を図解するシリーズです

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    HOUSEカード/5点セット

    個展【HOUSE】にて展示したHOUSEシリーズのカード5種類をまとめました。A5サイズ(148×210mm)2種類A5正方形サイズ(148×148mm)3種類厚紙・マット加工※配送まで1週間ほどお時間をいただきます
    ¥2,750
    enyahonami store
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    HOUSEカード[obake house]

    [obake house]ふんわりぷかぷか浮かぶ、お化けたちの居心地のいい家存在がなく漂うお化けたちに壁も階段も必要ありません。個展【HOUSE】にて展示したHOUSEシリーズのカードA5サイズ(148×210mm)厚紙・マット加工※配送まで1週間ほどお時間をいただきます
    ¥770
    enyahonami store
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    HOUSEカード[lost house]

    [lost house]人が去り、生活が途絶え、機能を失い、それでも痕跡と記憶が残るこの場所は家と家るのだろうか。個展【HOUSE】にて展示したHOUSEシリーズのカードA5サイズ(148×210mm)厚紙・マット加工※配送まで1週間ほどお時間をいただきます
    ¥770
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    HOUSEカード/5点セット

    個展【HOUSE】にて展示したHOUSEシリーズのカード5種類をまとめました。A5サイズ(148×210mm)2種類A5正方形サイズ(148×148mm)3種類厚紙・マット加工※配送まで1週間ほどお時間をいただきます
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    [obake house]ふんわりぷかぷか浮かぶ、お化けたちの居心地のいい家存在がなく漂うお化けたちに壁も階段も必要ありません。個展【HOUSE】にて展示したHOUSEシリーズのカードA5サイズ(148×210mm)厚紙・マット加工※配送まで1週間ほどお時間をいただきます
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    [lost house]人が去り、生活が途絶え、機能を失い、それでも痕跡と記憶が残るこの場所は家と家るのだろうか。個展【HOUSE】にて展示したHOUSEシリーズのカードA5サイズ(148×210mm)厚紙・マット加工※配送まで1週間ほどお時間をいただきます
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「銭湯図解」 30枚公開

こんにちは、塩谷歩波です。 3月末にTwitterに投稿したオンライン銭湯。湯船を撮影した動画は瞬く間に広がり、銭湯好きだけでなく銭湯にまだ来たことがない方にまで届きました。「癒される」「ほっとしました」など沢山の感想をいただき、今、銭湯の温かみに癒される人がこんなにも沢山いるのだと感じました。そこで、長引く外出自粛による不安が少しでも癒されるように、銭湯の斜め俯瞰図を描いたイラスト「銭湯図解」を公開したいと思います。2017年にSNSに投稿してから書籍を出すまでの3年間で描

    • これからのお仕事について

      こんにちは、画家の塩谷歩波です。 ようやく秋らしい気候になってきましたが、雨やら低気圧やらが続いてダルダルですね。私も例年通り振り回されています!!! 早くパキッと季節が変わって、皆様の(そして私の)体調がととのうことを願っています。 さて、2021年にフリーランスになってからはや3年が経ちましたが…今、少しだけ立ち止まる余裕が出てきました。 これまで銭湯に限らず、お茶室、本屋さん、居酒屋、コワーキングオフィス、水族館と、いろんなお仕事をいただけて沢山の建物を描いてきまし

      • 静けさの漂う室

        3月も中旬に差し掛かり、冬と春とが反復横跳びする季節がやってきた。今日はスプリングコート出しちゃうもんねと思った翌日に厚手のヒートテックを引っ張り出すことになったり、北海道で大活躍したスノーブーツを段ボールに入れた途端季節外れの雪が降ったり。春に浮かれた心が、次には寒さに凍えたりして。人も季節もなんだかシーソーの上にいるみたいでグラグラしている。 そんな季節に思う存分振り回されて(特に低気圧に)「早く春になってくればか〜〜〜!」と呪いの言葉を叫びながら浅い呼吸を続けるしかない

        • ざつな日記②山登りみたいに描いてる

          梅雨ですね〜〜〜〜! いや、まだ正式には梅雨でないのか。 先週は台風やらなんやらでジットジトのペタペタだったので、数日晴れている日が嬉しくて散歩したり一気に洗濯物したりとちょっと慌ただしい日々です。昨日は衣替えを完了しました。偉いでしょ さて、私は今新しい絵に取り掛かっています。というか、2ヶ月ぐらい前からずっと取り組んでいるんです。まだ何を描いているのかとかいうことはできないのでお楽しみに!という感じなのですが、初めて1m超える超大作になって慄いている最中です。あまりにも

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        「銭湯図解」 30枚公開

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        記事

          ざつな日記①仕事と遊び

          最近、SNSで”メルマガ”をよく見かけるようになった。 デザイナーさんやイラストレーターさんや経営者さんが、ファンの方に本当の心のうちを届けたいとか、くだらない話をしたいとか、文字数制限のあるTwitterでは語りきれないことを伝えるのに使われていらしい。 あら、素敵じゃないの。私もやってみよ! 待て。お前は絶対3日で飽きるだろ。 私の中の天使と悪魔が揃って同じことを言う。絶対飽きる。自信持って言える。なんたって書き始めて飽きてやめた日記が山ほどあるし、腹筋アブローラーも1

          ざつな日記①仕事と遊び

          忘れられない銭湯の思い出

           銭湯のお客さんはなかなか濃ゆい人が多い。小杉湯の番台に座るようになってからも、何度もそう思った。  例えば、いつも夜に来てくれるおばあさんは、ちょっと腰が曲がっていて、笑顔がなんとも可愛い常連さんだ。最初は番台で挨拶するだけだったけど、今日は寒いねぇなんて他愛もない話をしていくうちに仲良くなって、たまに飴だったりチョコだったり、差し入れをしてくれるようになった。番台の仕事は体力勝負なので、そういう甘いモノは大歓迎だ。  そんなある日、おばあさんはいつにも増してピカピカの笑顔

          忘れられない銭湯の思い出

          十人十色のテントサウナ

           最近のブームのおかげで色んなサウナが続々と登場している。少し前ならサウナなんて健康ランドのおまけのような存在だったが、今では心地よい香りのアロマが漂うキレイなサウナもあれば、水風呂がなく冷水シャワーのみのサウナ特化型施設もあるし、貸し切りサウナや、サウナ付きの部屋がある宿も登場した。  多種多様なサウナが現れる中、ダントツで尖っていて自由度が高いのはテントサウナだと私は思う。テントサウナはサウナ用に作られた特殊なテントに自ら薪を入れてサウナストーブを温め、室内をサウナ状態に

          十人十色のテントサウナ

          人生の岐路は、湯けむりの先に(2)

          エッセイ集「湯あがりみたいに、ホッとして」の発売を記念して、本の中のお話を数点公開いたします。真面目なお話からちょっと笑えるお話まで、銭湯やサウナ、高円寺やフィンランドを舞台にいろんなお話を書きましたが、どれも読み終わった後にホッとする気持ちになってほしいと思いを込めて書きました。お仕事の休憩時間や、ご飯を食べ終わった後、そして湯あがりのひとときのようなホッとする時間に読んでいただけますと幸いです。 【前編はこちらより】  すっかり銭湯に魅せられた私は、O先輩と共にあらゆ

          人生の岐路は、湯けむりの先に(2)

          人生の岐路は、湯けむりの先に(1)

           人は二十六歳で人生の転機を迎える、という記事をTwitterで見かけた。その投稿には「分かる……まさに私もそうです!」「確かに二十六歳で転職したわ」など賛同のリプライが並び、かく言う私も激しく頭を縦に振っていた。  今までの人生で想像もしなかった「銭湯の番頭兼イラストレーター」という生き方を選んだのがまさに二〇一六年、二十六歳だった。  なぜ番頭になったかに触れる前に、まずは私の半生を振り返ってみたい。 六月二十六日、私はオギャアと生まれた。ちょうど昼食の時間に生まれたの

          人生の岐路は、湯けむりの先に(1)

          番頭兼イラストレーターから、絵描きへ

           こんにちは、塩谷歩波です。 5月25日付で4年間勤めていた株式会社小杉湯を退職しました。「番頭兼イラストレーター」という肩書きを卒業し、今後は「絵描き」として歩んでいきたいと思っています。  小杉湯と出会ったのは2016年末。前職の設計事務所を体調不良で休職したときに銭湯巡りに夢中になり、その魅力をイラストで表現した「銭湯図解」が話題になって小杉湯三代目の平松さんからパンフレットの制作依頼をいただきました。それがきっかけで度々小杉湯に遊びに行くようになり、設計事務所への復

          番頭兼イラストレーターから、絵描きへ

          建築学科のはなし

          地獄の話をする。違う、建築学科の話です。 建築学科はそれはもうすごい学科だった。入学したてでまだ目がイキイキしていた頃。「キャンパスライフの始まりだ〜!オレンジデイズみたいに友達いっぱい作ってキャッキャウフフするぞ〜!!!!」と期待に胸を踊らせニコニコしていた私たちに、先生は初めての建築課題を告げた。 「人を100人描いてきてください」 ? 「人を100人描いてきてください」 ??????? ポカンと口を開ける学生たちを置いて課題は静かにスタートした。正方形の紙にと

          建築学科のはなし

          博多炉端魚男 FISHMAN図解

          博多駅からバスで15分ほど、最寄り駅は薬院。静かな通りの突き当たりに、温かな灯をともした飲食店「博多炉端魚男 FISHMAN」があります。FISHMANは2009年にスタートして今年(2020年)で11年。エスプーマを使った豆腐料理や、液体窒素で冷やしたトマト、目の前で焼き上げる卵焼きなど、味も美味しく見た目も楽しい工夫を凝らした料理が魅力です。料理だけでなく、ポールダンスや競りやベリーダンスなど一癖変わったイベントも人気で、週末にもなると満席は当たり前というほどの盛況ぶ

          博多炉端魚男 FISHMAN図解

          【アトリエエンヤ】早稲田学報4月号表紙イラストを担当しました

          2020年3月16日発行の早稲田学報4月号の表紙イラストを担当しました。早稲田学報とは、早稲田大学校友会が発行するコミュニケーション誌。校友会費を納入している早稲田大学のOBや定期購読を申し込んでいる方の自宅に届けられるほか、キャンパスの書店などで販売されています。お話をいただいたのは昨年の暮れ。2019年に早稲田キャンパスの中央図書館を改修したことを機に「進化する図書館」として新たな図書館を特集するため、図書館を銭湯図解風に描いて欲しいというご依頼でした。早稲田ウィークリー

          【アトリエエンヤ】早稲田学報4月号表紙イラストを担当しました

          "アトリエ エンヤ" はじめます。

          こんにちは、小杉湯の番頭/イラストレーターの塩谷歩波です。 小杉湯のPOPやポスターを作ったり、経営に加わって企画を考えたりと小杉湯周りのお仕事をしつつ、「銭湯図解」や高架下芸術祭を立ち上げてイラストを描いたりメディアに出てお話をさせて頂くなど様々な活動をしてきました。色んなことをしているのでフリーランスと思われがちなのですが、実は株式会社小杉湯に所属して働いています。小杉湯に転職してから3年間。小杉湯の正社員として様々なお仕事をお引き受けしていましたが、この度、小杉湯以外の

          "アトリエ エンヤ" はじめます。

          "今"とは違う時が流れる銭湯 「松の湯」(千葉県 勝浦市)

          東京駅発、特急列車「わかしお」。窓をぼんやりと眺めながら1時間半も揺られると、千葉県の勝浦駅に到着する。勝浦はかつおと坦々麺が有名な港町だ。全国有数のかつおの水揚げ量を誇り、坦々麺は漁師さんが体を温めるために食べ始めたのが発祥と言われている。 勝浦駅から出て、まずは町をぶらぶらと歩いてみる。町のそこかしこに坦々麺の看板があり、レトロな喫茶店の前にも坦々麺のノボリが掲げられている事に驚いた。町の中心地には蔵造りの立派な建物が並んでいる。江戸から明治頃にかけて漁業が発展し、

          "今"とは違う時が流れる銭湯 「松の湯」(千葉県 勝浦市)

          アートについて考えること

          高架下芸術祭を終えて9月中旬から続けていたイベント「高架下芸術祭」が終わった。 https://koukashita.kosugiyu.co.jp/ 高円寺図解の一貫として高架下を描きたいという思いを、知人を通じてJRの方に伝えたところから始まった高架下芸術祭。最初は高架下のどこかで、長い絵巻物を制作して展示したいというシンプルな想定だったが、小杉湯の番頭たちや小杉湯で普段お世話になっている企業さんを巻き込んだ大きなイベントとなった。約一ヶ月半の時間をいただいて、私は高架下の

          アートについて考えること