山岳映画のひとつに「Vertical Limit」があり、本論に入る前の出来事として、父親と子供二人(20歳前後の兄妹)が、垂直壁で、ロッククライミングをしている時、一番上の位置の父親とザイルでつながれていないはずの第三者のクライマーのミスで、父親と兄まで滑落すると言う展開。
(続き)登山家が、山岳映画を見ると、不自然どころか、明らかに間違っていることがあります。それでも、観客の大部分は、登山やロッククライミングを知らないため、何の違和感も持ちません。映画製作者も、細部は、どうでも良いと考えているのでしょう。