「ひるねしない!」クラスの前で動かない君をどうしようかと悩むわたし。あとから来た友達が「うんそっか、おやつになったらかえっておいで、ぼくはおひるねしてくるね」と優しい笑顔 おぉ岩が動く‥そして寝ているよ‥疲れていたんだね。だだをこねてもいいじゃないか、保育園という家族なんだから。
ケンカするふたりに「どうしたの?」と聞く、心配して集まった友達がふたり 以上に話してくる。「わかったわかった、さてふたりはどうしたいの?」 ちょっと離れて見守ってふたりきりにしてみたら 何やら言葉を交わしている「どうなったかな?」と聞くわたし 「なかなおりしたよ」と照れる君と君。
「せんせいだいすき」と君が言う。 「何して遊ぼうか」と聞くと「せんせいのそばがいいの‥」 それではと、ふたり手を繋いで友達の遊びをのぞいてみたり手伝いをしてもらったりと過ごすうちに‥「せんせい、あっちにいってくる♪」 わたしの手からはなれて行く君は、もう安心して友達と遊んでいる。