木山 仁(きやまじん)

さまがわりのコンパクトな街に移り住む。学習サポート歴20年、自宅は研究所兼学習のコンサル場。博士(農学)、やさいづくりと販売を経験。絵と宇宙はこころの友。タイトル画像をみのまわりで撮影。jinnote35?gmail.com(?を@へ)。Amazon アソシエイト参加中

木山 仁(きやまじん)

さまがわりのコンパクトな街に移り住む。学習サポート歴20年、自宅は研究所兼学習のコンサル場。博士(農学)、やさいづくりと販売を経験。絵と宇宙はこころの友。タイトル画像をみのまわりで撮影。jinnote35?gmail.com(?を@へ)。Amazon アソシエイト参加中

マガジン

  • きまぐれエッセイ

    日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。

  • 家しごとにまつわる話

    日々のささいな家しごとにたずさわるなかでふと思ったこと考えたことを書きつらねています。元気がでて明日へとつなげていけるようにしたいです。

  • わが家のくらし・環境

    肩に力をいれずとも、ふだんの息づかいのなかでうまれたふとした気づきやながくつづいている習慣のなかにこそ、むりなく環境へのダメージをそれほどあたえずにくらしていけるものと感じています。わがくらしのなかからのメモ。

  • きせつの話題

    ふとほのかにかんじる微妙なあたりの変化、ほのかに漂う風花のかぐわしさ、うつろいでいく雲のようす、雪月花、そしてきもちの変化などをあつめた歳時記

  • ガーデニング・農作業の備忘録

    わたし自身が忘れないための庭の果樹やハーブ、草花の育て方、畑の作り方など。あくまでも自分本位なメモ。

最近の記事

新品のワイパーブレードが「ビビる」ほどのウインドシールドのガラスのよごれとは

はじめに 以前から懸案のひとつ。それは自動車のウインドシールド(日本語でいうフロントガラス)のワイパーブレードのトラブル。いつもではなくときたまおかしくなる。「いつも」ならば傾向により対策しようと思うが、「ときに」おかしくなる。 専門の整備士の方に伺うけれども首をひねり解決しないまま。 きょうはそんな話。 どんなようすか 雨がふると雨粒がウインドシールドにあたり見えづらくなる。それをふせぐためにウインドシールドワイパー(日本語のワイパー)をうごかしてぬぐい去る。ところ

    • 思いのほか葉だいこんはやわらかくほかの青菜類に匹敵するほど栄養素が豊富でコスパがいい

      はじめに このところだいこん葉をよく買う。ひとふくろで100~120円前後。道の駅など農家の販売者の品々としてならぶ。ちょうどこの時期はだいこんの生産がさかん。文字どおり葉を食べる目的の品種として「葉だいこん」が生産され出荷される。見ため以上にやわらかさと味のよさで選抜されただけある。シャキシャキおいしい。 きょうはそんな話。 葉だいこんで だいこんの生産の最盛期。これから根部がふくれていく。そうなりにくい品種がある。もっぱらやわらかい葉の部分をたべるための専用のだいこ

      • そういえば生まれてこのかたゲーム機を扱えないし、まともなガラスのコップを買ったことがないことに気づいた

        はじめに ズボラな性格。ここに引っ越しして以来、夏になるとなんか不便だなと感じていながらこれまで対処していないことがある。行動に移さないままめんどうだといまに至る。 きょうはそんな話。 根っからの食わず嫌い こればかりは致し方ない。これだけ歳を重ねるともういいやとあらたにしないで済ましていることがいろいろとある。たとえばゲーム。すでに高校生の頃には喫茶店などにテレビ画面のゲーム機があった。ところが自分でそれに金を払いやってみたことはない。 いつも友人たちのやるようすを

        • そういえばながいことたくさんいるはずのいとこたちに会っていない

          はじめに きのうのこどもからわたしのいとこのひとりが訪ねてきたらしいと知る。1時間ほどの入れ違いで会えなかった。わたしには総勢30名のいとこがいる。なかでも彼女は長いあいだおなじ社宅のアパートの3階と1階に住んでいた。いわば幼なじみのひとり。祖母の葬儀以降、かれこれ20年ほど会っていない。 よく考えるとほかのいとこたちもほぼ同様。ご無沙汰しているまま。 きょうはそんな話。 おとなになってから 父母はいずれも兄弟姉妹が多い。それでいとこの数は30人。きっと少ないほうでは

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        記事

          学習で効果を知るにはふだんをよく把握することからはじまるといえそう

          はじめに きょうは主治医の先生のところに出向いた。すでにCKDと診断されて20数年。先生もわたしもずいぶん歳をかさねた。さて、定期的に血液検査。そのデータをしっかりながめていらっしゃる先生のご様子からあることに気づいた。もしかしてこれは学習の把握方法としても使えるかも。 きょうはそんな話。 病院通いから CKDがすすんでいないかチェック。前回の結果などとの種々の項目もふくめていろいろと確認。主治医の先生のうごきをかたわらからちらりとお手もとともに拝見。そこには前回の血液

          学習で効果を知るにはふだんをよく把握することからはじまるといえそう

          いつもスーパーに水をもとめて専用の容器をたずさえずらりとならぶヒトビトを目にして

          (2024.11.18加筆) はじめに そんなに気にしているわけではないが、たびたび目にすると何だろうと思うこと。きょうはふだんの買いもので立ち寄る店におとずれるヒトビトのようすから。 きょうはそんな話。 おなじ店で 日ごろは地元のチェーン店、全国展開のスーパーさらに生協の店をよくつかう。そのときにほしいもの、時節柄たべたいものを中心に物色。後者ふたつのいずれも入口付近の一角に列ができている。おなじみの光景で気にせず横をとおり過ぎつつ、反時計まわりに回遊コースのながれの

          いつもスーパーに水をもとめて専用の容器をたずさえずらりとならぶヒトビトを目にして

          それぞれの時季ごとにからだにとって必要なものをたべたくなるようにできているのでは

          はじめに 急に夏から一足とびに冬の準備をはじめたくなる季節が訪れた感じ。そろそろさむさにそなえた支度をすべきときかも。灯油を高くなるまえに買っておこうとか、からだをあたためるたべものは…とか、血圧のくすりをそろそろ出してもらえるか主治医の先生に相談しないと、とか。 きょうはそんな話。 たべたくなるもの 北風が冷気を連れてきた。そのとたんいすわったままの夏がしぶしぶ台風などともに南の遠方へとあとずさり。とはいえいまだに昼間はけっこう汗ばむぐらいで朝晩に急激に気温が下がる。

          それぞれの時季ごとにからだにとって必要なものをたべたくなるようにできているのでは

          ある植物の組織の顕微鏡像をのぞき見て息をのむほどうつくしいと感じた

          はじめに しごとがら顕微鏡をつかってさまざまな組織を拡大して観察する。同時にこれまで学術論文や専門書でもほかの研究者たちのよりすぐりの像をながめてきた。 たいていは光学像や電子顕微鏡像にすぎないが、それでも想像し得ないほどの試料に出会う場面に遭遇する。ひとりで見るのにはもったいなく、だれでもいいから共有したい、それほどため息の出るほどのものに遭遇する。 きょうはそんな話。 あまりにも多様 顕微鏡下の世界。それはわたしたちがふだん目にする風景とはおおかた予想もつかいない

          ある植物の組織の顕微鏡像をのぞき見て息をのむほどうつくしいと感じた

          はじめておこなわれる新教育課程の共通テストのマークシート用紙を確実に記入できるかどうかも実力のうちだと思った

          はじめに ことしの高校3年生の共通テストはさまがわりする(ここで詳細をしめすのは誤解をまねきかねないのでしっかり入試センターの案内などを熟読してほしい)。なかでも試験場でのマークシートへの個人の情報の記入。 これまでと異なる点があり、おそらく1日目の地歴公民でかなりの記入ミスが出そうな予感。気づいて早速、学習サポートの生徒たちに注意喚起。ここを怠りなくこなすのも大学入学への力のうちにちがいない。 きょうはそんな話。 たったひとつのマークミスで 大学入試センターから動画

          はじめておこなわれる新教育課程の共通テストのマークシート用紙を確実に記入できるかどうかも実力のうちだと思った

          そろそろおこなうかもしれない移動にそなえて手をわずらわせそうな物品の処分に着手しようか

          はじめに 2年の契約の賃貸。来年の7月が更新の年月。継続するか否かは2か月前までにつたえる必要がある。移るかどうか新年度はじまる頃までに決めねば。収納スペースを最低限しかないと悲観的に見積もると、ちょうど半間分のスペースを空にするといい。それでおそらく単身のパック料金で引っ越しできるし、多くの物件から選びやすくなる。 きょうはそんな話。 引っ越して15か月だが つぎはどこに住もうかと画策中。ひとつの副業をやめてリモートのみになる予定。もうひとつの職場近くに移り住もうか考

          そろそろおこなうかもしれない移動にそなえて手をわずらわせそうな物品の処分に着手しようか

          農業をさかんにやっていたころのわが家のミネストローネは無水でトマトづくしだった

          はじめに パンやパスタをよく食べるようになり、おかずも洋風の割合がそこそこふえた。以前農業でトマトを大量に作っていた頃を思い出した。収穫期になるとトマトづくし。それこそ毎日トマトの消費に追われていた。どこもかしこもトマトだらけ。もちろんそのほかの夏野菜もいまがさかりと繁茂する。そんなときには完熟状態のトマトを中心のミネストローネ。 きょうはそんな話。 トマトたっぷり 横道にそれてしまうが農業をやっていたころは適作のやさいをもとめて100種ほどのやさいをつくった経験がある

          農業をさかんにやっていたころのわが家のミネストローネは無水でトマトづくしだった

          ごはんからパンやパスタに主食を変化させるのに合わせておかずもさまざま留意しながら多少変えつつある

          はじめに 米を極力使わない生活をはじめて数か月。すでに2倍の高騰だが、消費は半分に落ちた。基本的に体重を変えずに家計に変化を与えずに済んでいる。主食を米からパンやパスタに大幅に切り替えていくようすを何度か記事にした。その一例。 主食を代えるとおかずはおのずと変わる。多少増えたのが洋風のおかず。もちろん古くからある和風の乾物なども食物としてはすぐれものなのでありがたく活かしつづけたい。そのはざまで試行錯誤。 きょうはそんな話。 和食と洋食 和風のおかずはだしやしょうゆ・

          ごはんからパンやパスタに主食を変化させるのに合わせておかずもさまざま留意しながら多少変えつつある

          ジャン=フランソワ・ミレーの描く働き手のうごきには日々のしごとありのままの力が見える

          (2024.11.11加筆) はじめに 農業を6年ほどやった。耕運機を使わず手作業のみ。その結果、動物害や風害がこたえて、さらに昨今の状況で販売の場に(物理的・精神的に)立ち寄れなくなりあえなく断念。さすがに牛馬耕をとり入れた鎌倉時代よりも以前の農法ではなかなか容易でないと知った。 それとはまったく無関係に絵に親しむ。ジャン=フランソワ・ミレー(以下ミレー)はなかでも農家の人々の質素でつつましい生活に寄り添い、そのようすを丹念に描いた。そこから感じとれること。 きょうは

          ジャン=フランソワ・ミレーの描く働き手のうごきには日々のしごとありのままの力が見える

          1週間経つのがあまりにはやすぎないかとこのところ思うことが多くなった

          はじめに とりたてていそがしくなったわけでも、とくにあたまのはたらきが急激に変化したわけでもなさそうなのに、このところ時間の進みぐあいが異様にはやい。 どうしてだろう。学習サポートに生徒たち、とくに受験生がひんぱんに訪れるためか。それとも研究パートで論文をいくつも並行して執筆しているからか。いろいろ理由を考える。 きょうはそんな話。 (Title photo; Dane John Gardens, Canterbury, The U.K., April 2002. )

          1週間経つのがあまりにはやすぎないかとこのところ思うことが多くなった

          大学入試共通テストの「化学」を例に受験生にもとめられる解くスピードをあらためて確認してみた

          はじめに 年明け1月におこなわれる大学入試共通テスト。新教育課程の初年度。昨年までとはいろいろと科目名が変わり、「情報」があらたに6教科めとして登場する。 いずれの教科・科目でも言えることがひとつ。それはなさけ容赦ない早解きがもとめられるところ。じっくり読んで熟考はほぼできない。初見では問題文を読み終わる段階で時間がきてしまう可能性が高い。長文と豊富な資料から必要な要素を引き出す方法を身につけたい。どういうことか「化学」を例に。 何より解く速度 なにごとも熟練すると手際

          大学入試共通テストの「化学」を例に受験生にもとめられる解くスピードをあらためて確認してみた

          発表用の図表を描くアプリケーションソフト自体はそれほど変化していない気がする

          はじめに 20数年前に学術論文を投稿していた頃はひと月に1報近く執筆していた。講座では学生や院生たちをかかえていたので、それだけの成果がつぎつぎにたまってくる。 それをこちらで見直して追試し、ときには補って内容を充実させてようやく投稿論文へと仕上げる。ふたたびその世界でお手伝いをするしごとに就いている。ひさしぶりの論文の執筆のプロセスで気づいたこと。 きょうはそんな話。 そんなに選べなかった 学術論文を文章だけで記すことはまずない。そこには実験データを見やすくまとめて

          発表用の図表を描くアプリケーションソフト自体はそれほど変化していない気がする