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【合宿でのできごと③】ひとりで乗り越えられた後のステキな顔を忘れない(149)

こんばんは!

お盆休み…みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

私は普段とあまり変わらない日常を過ごしています。

コロナに感染して、外に出れない子たちと、ZOOMでつないで

おしゃべりをしたりして、ちょっとでもストレス発散できたらいいな…と

できることを楽しみながらやっています😆

行動制限のない夏…

この先、世の中はどんな風になっていくのでしょうか?

少し心配もありますが、

しっかりと対策をしながら、経済を回していってほしいな…と思います。


            ✿


合宿で出会った、小学2年生のCちゃん。

こんなに長期に家を離れるのは初めての経験。

透き通るような色白の女の子✨

同じ地域から来た子に話を聞くと

自己紹介をするのがすごく苦手で、その場面になると固まってしまうそうで

みんなと打ち解けることができるかな…と少し心配な女の子でした。


2年生…来るだけでも、すごいな…と思うし

この年代で、合宿へ参加させてくださったおうちの方も、

きっと彼女が、参加することで、いろんなことを感じてほしい!と

不安いっぱいの中、送り出してくださったのだろうと推察します。


でも、この彼女…

自分の身の回りのことは、なんでもこなすしっかりした子で

おしゃべりはせずとも、大きい子に必死でついていき

大人と同じ量のご飯もぺろりと食べる!

お風呂にもみんなについていく。

寝る用意も、朝起きてからの着替えも

荷物が乱れることなく…

すごいな…と感心ばかりしていました。


最初の夜

みんなが寝静まると、そっと布団から出てきて

指導者の女性のもとへ…

どうやら、寂しくなったようだ。

何かを訴えるでなく、ただ、涙目でじっと女性を見つめている。

指導者の女性は、

「えらいね~。お母さんと離れて、一人で参加したんやね。
寂しいよね。コロナやから一緒には寝てあげられへんけど
ずっと、見ててあげるからね。お布団は行って目をつむってたら
眠くなるよ。大丈夫。帰ったら、お母さんにいっぱいほめてもらおね。」

やさしく話してくれてした。

さあ、眠れるかな…と思ったけど、

ちゃんと言われたとおりに目をつむっていたら、いつの間にか寝ていました。


翌日からは、ちょっと自信がついたように見え

いろんなプログラムに参加していました。


昨日もお伝えしましたが

最後の日の感想を言う場面では

やはり、自分の口では、言うことができませんでした。

しかし周りの子が機転をきかして

インタビュー形式で、いろいろ質問をしてくれ

イエス、ノーで答えられるように聞いてくれていました。

最後に、小さな声で、「楽しかった!」と笑顔で言えて、

この3泊4日で、彼女なりに、すごいたくさんの経験をしたんだろうな…と思いました。


もちろん、彼女のように、前向きに過ごす子もいれば

がっつりホームシックになる子もいます。

最初から最後までただ泣いて過ごす子も…

私はそれも経験かな…と思っています。

でも、泣いているほとんどの子が

経験上、次の年にもまた参加してきて

見違えるほど楽しいで帰っていくのを見てきました。


泣いて過ごした経験も、

とらえ方一つで、素敵な思い出に変わると思っています。

家に帰って、おうちの人がかける言葉一つで

そのつらい思い出も、前向きな出来事に変わると思っています。


大人のかける言葉一つで、その子の、その後の人生が大きく変わる!


これからも、たくさんの子たちが、一歩前へ踏み出せるように

寄り添っていけたらと思っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました<m(__)m>

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