止まない雨はないと 言い聞かせてきたけど、 ここまで濡れたら、 雨も好きになれそう
嫌われたからって嫌いにならないけど、 好きになってくれたら好きになるかも。
拝見 あなた様 あしたの天気は、晴れのちお花一つです。
嘘でも良いから 知らない貴女の 言葉に触れたい
記憶は 思い出になるまでが辛い 頭の中をグルグルと ずーっと
誰も居ない部屋、窓を通して光が入り込む 揺れるカーテンと絡みながら少し寒い風が漂う 何もしない時は、街の音に耳を澄ます 遠くから聞こえる車の音、近所の子供たちの声 過ぎた一週間は心の起伏に傷が絶えない 少しは大人になれたら生きる術も覚えただろう 誰も居ない空。少しだけ助けて
寒さとマフラーが頬よせて 荒ぶる冷気がコートを包む 脚に纏わり付く風の重みは 躰の芯まで幾度も突かれて 繰り返される動きに嗚咽し 涙すら暖かくも感じた刹那 滴るも悲しい憎悪が肌触る 交わるも欲する愚者の嘆き 沼る陽炎
遊ばれてる 遊ばれてるのを楽しんでる 遊ばれてるのを楽しんでる貴方が好き 遊ばれてるのを楽しんでる貴方が好きって言わせる遊び ねぇ、それでもいいから、ここに居てよ 感じるから
空が青い日の朝は コーヒーとクロワッサン そろそろ気付いて
赤いリンゴ ねぇ悩み事聞いてくれないか 産まれた頃から赤い訳じゃなく 誰かに赤く染められた訳じゃない 小さな雫だった頃は楽しくて 頰を流れる涙は気付かなくて 濃霧に行先も見えない今の俺 あの頃は、まだ赤くは無かった気がする 何処かで崩れる影に沈みそう
車を停め夜空を見上げた 誘われるように星を探す いつからかだろう。 星を忘れてた気がする。 心に余裕が無かったのか 見ることを拒んでたのか また、言い訳を探してる。
頰を赤く染める位の 少し強めの雪が好き 何も聞こえない位の 北風に躰を縛られる 乾く事の無い川には 記憶が巡る忘却の瞳 もう、ゆるして
裏切られるのを知ってても貴女を信じるは、くそったれのツマラナイ最後の希望って奴ですか。
大きな翼が欲しいな 別に飛べなくていい この身を覆い隠して
曇り空の淋しげな裏通り 忘れられた自転車が1台 遠巻きに犬が吠えている いつまで漂えば会えるの 付いた傷が沁みるほど侘しい 曇り空も泣き出しそうで 吹き付ける風に襟を掴む 街灯の光もまばらに灯る いつまで漂えば会えるの 時が思いを無くすほど恋しい もう此処にも居ないのに
少しの思い出と 新しいスケッチ ポッケに入れて さぁ出かけよう
何も聞こえない空間に 逆さのパラソルに浮かびながら 二本足の懐中時計が 手を振りながら泣いている 明日の天気はカーキ色の破れた手袋 砂嵐の読み過ぎにはお気を付けて。 失くしたネジは、思い出ポロポロ
水平線に沿って雲が浮かび、 少し暖かい浜辺のベンチ。 空舞う名も知らない鳥は、 俺なんか気にも留めてないだろう 自由は不自由の裏返しなのか 思いが叶わないのは時の悪戯 明日と昨日の間を繰り返して もう一人の僕に伝えて欲しい その空の上なら自由ですか
南の丘から少し暖かい風が頬を撫でて行く昼下がりの木陰の下で、貴女の長い黒髪が待ち切れないと白い指に絡みだす。薄い緑の草木が体震わせ青い空へと仰ぐと香る匂いに誘われて気付く優しい時。静かに何も言わず優しい目で何かを見つめてはちょっと微笑ながらも伝えるは、寂しさ故の若葉の葉も落ちる頃
昨日に忘れて来た想いは、今日も何処かに迷い悩んでは始まってもない前書きに選ぶ言葉はアイシテタ。明日の糸に辿り着くには大海原に沈む指輪を探すには心に問いかける灯火すら無くした弱虫の旅人。 もし貴女が後悔に話しかける夜には、暖かいハーブティーがいいらしい
ガラスに映る人影に怯えて 壊れた心は偽り見せるだけ 扉の向こうで知らない今が こと鮮やかに時が刻んでる この足枷、逢はむとぞ思ふ
今日は独り海を見て過ごしました 海に浮かぶ貨物船がゆっくり進み 空には飛行機が翼を広げて旋回中 沈む夕陽は波に揺れては心鎮める 疲れた時、人気のないこの埠頭で
名の知らない貴女が纏う道徳という名の偽りの守りに手を差し伸べるも感じるままに。閉ざされた唇は語れぬも瞳の奥で交じり合う程に伝わる想いはより一層に激しく。拒むことさえ恥じらいの想いの表裏に微かな吐息で己を誘う。繰り返えされる時の流れの中で揺れる髪をそっと抱きしめたい。 いつかきっと
独りは慣れっこ。 誰も助けてくれやしない。 本当に優しい人は そっと声かけてくれるけど その後が一番つらい
路地裏の落ち葉が絡み合う もう、僕たち自由なんだよね
深く癒えぬ傷すら罵り、狂う時に抱くは愚者の屍。立てる爪さえ狂喜となして命の水さえ削り出し、なす術の乏しさに己の稚拙さを呪う。心を結ぶ事さえ抗う悲しい性と、この世の非情な節理に潰されてゆく。いつか蒼き空が訪れたなら、想いの華を受け取って欲しい。
部屋の窓から見える空は雨 少し熱めのコーヒーにして 朝に合う流す曲はボサノバ おはようございます。 遥かに繋がる空の下より。
いま記憶を想い出として浄化してる つぶやきが多くて、許してください あと少しあと少し 冬の寒さの中、突然現れては人知れず語る 道端の片隅に、そっと花開くナズナの想い 叶わぬと知り、告げることなく終る定めに 道端のぺんぺん草 ナズナの花言葉は あなたに私のすべてを捧げます
緑は少なく枯れた草木が広がる土手で、走る訳でもなくただ歩いてみた。外気は寒く厚着に手袋とマフラーをして、何か思う事もなく過ごしてみた。人気まばらに聞こえるのは、寒さを誘う風が通り過ぎる音。前を見て歩く事と普通に生きる事って、何も難しいものじゃない。2月の冷えた土曜の昼下り独り言。
その優しさを頂けませんか いえ、己の為じゃなく、 貴女に優しくしてあげたい もう、見てて辛いんです。
道を走る子供たちもう茜の夕刻かな 馴染む街の喧騒と向う道は明治通り 繰り返す行き来に心の無い水飲み鳥 たぶん見上げる空の色さえ忘却の底 明日は何色に塗ろう。忘れん坊さん
嫉妬と不安で苦しかったのに 何も感じない。 飲みの誘いも軽く断られたのに 何も感じない。 茨のトンネルは抜けたのか? もう廃人にでもなったのか? 恋愛の感情を受け付けない 壊れたみたい
清く散るには未練が残り 侘しい終わりに醜態晒す 泣くも嘆くも恥さらし奴 苦しみから終われるなら、 後の時は抜け殻でもいい
歩くスピードに気付けたら、 好みのお店も当てられるかな
月が綺麗ですね。 雲で陰る前に優しくして
朝のラッシュに似た影を探す、顔すら覚えてないのに。 翻ったコートに微かな記憶、温もりも覚えてないのに。
冬の花に魅せられて コートでお散歩
やっぱり辛い 1ミリも忘れられない
満月が過ぎても、照らされることもなく 影に覆われた想い、後は沈むだけ 禁じられた願いに、明日を望めず 何もする気が起きずに、夜は無情の帳 忘れるまでは、自分への戒めだと 流す涙さえ、馬鹿な男と笑いたい 陽が差す頃には、またピエロになれるさ
そっと、貴女の白く細い手を繋ぐ 避けない素振りに時へ任せるも 何も語らないのは悲しみからか エスコートと貴女の背中へ手をまわし 微かな香りに凛とした時は麗しい 何も語らないのは心の答なのか そっと、貴女の耳へと想いを囁き 唇にまで近づくも、咎める自責 いけない恋は叶う事もない
LINEの最後はつれない言葉 何度見返しても変わらない これで終わり それがいい
言葉にすることで少し和らぐ 誰かに共感されなくてもいい 肩を擦ってもくれなくていい 宛の名のないメール達
悪魔の証明は難しいとか そんな事を考えないけど 汚れきった俺のが悪魔に見えるかも 自分の証明は自分じゃ出来ないけど 天使の笑顔の君が、一番の悪魔かも
こっそりの呟きは届きましたか ヒソヒソ話しはこと静かに そっと耳元で囁くように 屋根裏の井戸端会議
たぶん明日は来る 拒否する術は無い 沈黙が癒せる呪文
1月の夜空は何となく寂しい まだ産まれたての物語のよう もう少し、待ってあげて