名の知らない貴女が纏う道徳という名の偽りの守りに手を差し伸べるも感じるままに。閉ざされた唇は語れぬも瞳の奥で交じり合う程に伝わる想いはより一層に激しく。拒むことさえ恥じらいの想いの表裏に微かな吐息で己を誘う。繰り返えされる時の流れの中で揺れる髪をそっと抱きしめたい。
いつかきっと

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