深く癒えぬ傷すら罵り、狂う時に抱くは愚者の屍。立てる爪さえ狂喜となして命の水さえ削り出し、なす術の乏しさに己の稚拙さを呪う。心を結ぶ事さえ抗う悲しい性と、この世の非情な節理に潰されてゆく。いつか蒼き空が訪れたなら、想いの華を受け取って欲しい。

いいなと思ったら応援しよう!