東京大学は、クライオ電子顕微鏡を用いて、ゲノム編集ツールであるプライムエディターが標的となるDNAに対して逆転写を行う過程の立体構造を決定、正確性と編集効率を高めた次世代型プライムエディターの設計・開発に貢献することが期待される。 https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/10375/
東京大学はクライオ電子顕微鏡を用いて、トランスポゾン関連タンパク質TnpBの立体構造を決定した。CRISPR-Cas獲得免疫機構のさらなる理解に貢献するだけでなく、革新的な新規ゲノム編集技術の開発に繋がると期待される。https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2023/8376/
アストロバイオロジーセンターらは、南極に繁殖するある藻類が赤外線で光合成をするために使われるタンパク質の構造を、クライオ電子顕微鏡と呼ばれる装置で明らかにした。今回の成果は、生命の可能性を探る手掛かりかもしれない。 https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20230216.html
京都大学らは、「クライオ電子顕微鏡単粒子解析」と「定量的機能解析」を組み合わせることにより、心臓の「2型リアノジン受容体」が開口する分子メカニズムを明らかにした。不整脈疾患に対する新しい診断法、治療薬の開発に貢献すると期待される。 https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2022-05-23