企画参加¦本屋さん開店します
本屋さんに、足を踏み入れる。
静かな空間。紙の匂い。首を大きく回さないと見渡せないくらい、大きな大きな空間。
空想の本屋さんが始まります*・゜
【物語に入り込める本屋さん】
「準備は出来ましたか?」小柄な老人が、微笑みながら確認する。わたしは、ドキドキしながら頷いた。「では、行ってらっしゃいませ。良い時間をお過ごし下さい。」
「お帰りなさいませ。」小柄な老人は、そう言って、迎え入れてくれた。
まだ、ドキドキしている。胸の高揚が収まらない。「すごかったです、もう本当に、すごかったです。」語彙力がなくなってしまったかのように、わたしは言った。この興奮を、どう伝えれば良いか分からない。
「それはそれは…。良い体験をして貰えたようで、わたくしとしても、嬉しいです。またいつでもいらして下さいね。」
わたしは、その本屋さんを出た。ふわふわとした夢見心地な気持ちでルンルンと歩きながら。
もちろん、小説の中なので、食べた物のカロリーは0でね😉
Fin-【608文字】
こちらの企画に参加させて頂きました✧*。
もしも、物語の中に入り込めるとしたら、わたしは「ハリーポッター」の世界観に入り込んでみたいです。でも、やっぱり、「グリとグラ」とかの絵本にも憧れるし、児童書だったら、「わかったさん〜シリーズ」や「ルルとララ」大好きだったな。村上春樹さんの作品にも入り込んでみたいし、金原ひとみさんの小説の主人公にもなってみたい。そんな想像をしながら楽しく書かせて頂きました。
素敵な企画をありがとうございます´`*