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友は湘南に行った

大学を出て、立川にあるエステサロンに就職した。 その時の同期が結婚して湘南に移住し、先日出産した。 同期として働いていた頃は、かなりの頻度で遊んでいた。飲みに行ったり、カラオケに行ったり、クラブに行ったり、シーシャを吸ったり。 もうかれこれ10年近い付き合いになる。 移住後、はじめて湘南に会いに行った。 湘南の海は濁っていたが、若い人たちは意に介せずで肩までしっかり浸かっていた。 久しぶりに踏みしめる砂浜は、あたたかくて、歩きにくかった。 沈む夕陽を眺めながら、すごくす

    • 人生万事塞翁が馬

      人生万事塞翁が馬ということわざが好きだ。 とある故事がもとになってできたことわざだ。 一見不幸に見える出来事があっても、後からそれが幸運に転じることもあり、その逆もある。 幸不幸は安易に判断ができない。 確かに、その時はどん底でも、後から思うと幸福に転ずるターニングポイントだったなと思うことは少なくない。 以前私はデスクワークの派遣社員をしていた。 仕事は安定しており難しいことも無く、職場の人もドライだがいい人達だった。 なにより給料が高く、社内の無料カフェなど福利厚

      • タイミング

        30代になり急速に友達が減った。 20代の頃はそれこそ週に4日くらい飲みに出歩いたり、友達と旅行したり、夜中に集まったり……常に人といるような状態だった。 が、30代になり、出産した子も増え、恋人と地方に越した子も増え、それまで仲良かった人達と疎遠になってしまった。 休日をまるまる一人で過ごすことも増えた。 が、もともと一人は好きなのでこれも悪くない。 ドラマを一気見したり気になる場所へさくっと一人旅。一人ならではの身軽さがある。 ただ少し寂しいと思うのも、事実。 で

        • 1人で猿島に行った回

          前々から行きたいと思っていた猿島に1人で行ってみました。 横須賀中央駅に12:30に到着。 三笠桟橋から猿島までのフェリーが出ているため、まずは三笠桟橋へ。 駅からバスも出ているみたいだけど、せっかくなので歩きました。約15分かかり三笠桟橋に到着。 乗り場近くの売り場?でフェリーのチケット購入。出発まで時間あったので、目の前にあった戦艦三笠を散策することに。 入場600円也。 猿島行きのフェリーチケットを提示したら100円引きになるらしかったけど、見落としてて普通に入り

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        友は湘南に行った

          アプリとリアルの逆転現象

          が、最近起きていると思う。 私は今年32歳の1992年生まれ。ペアーズなどのマッチングアプリが流行りだしたのは20代半ばくらいの頃だった気がする。 それまでは相席屋や、銀座コリドーとか恵比寿横丁などのナンパ街での【リアルの出会い】が主流で、ネットでの出会いは下火だった。 その頃は【リアルで出会えない人がアプリをやっている】という空気がなんとなくあって、アプリ=出会い系という印象も強かった。 たしかに、正直当時はマッチングアプリではリアルで会う以上の人には会えなかった気が

          アプリとリアルの逆転現象

          マッチングアプリ 虚無のプラネタリウム編④完結

          プラネタリウム前に微妙な待ち時間があり、カフェで時間を潰すことになった。 私が相手に「デリカシーないですよね」と言うと相手はちょっと得意げに「たまに言われます」と返してきた。 デリカシーがないなんて、通常人生で言われることは無い。この人は今人生の非常事態にあることを理解してないんだなと思った。 そういう人でも丸の内の大手企業で働くことは出来るんだな、とも思った。 ともかく最悪の時間はすぎプラネタリウムに行った。 プラネタリウムでは腹が立ちすぎてほぼ何も覚えていないが、そ

          マッチングアプリ 虚無のプラネタリウム編④完結

          マッチングアプリ 虚無のプラネタリウム編③

          居酒屋に行く道すがらでふと私は彼がワキガだと気付いた。(急に言う) また、途中で私の名前が古臭いというような事をいじられたり、ノンデリすぎて心底だるかったので走って帰ろうかと思ったのですが、自分の良心がそれを留め、そのまま居酒屋に入ってしまいました。 これからマッチングアプリをする方へ。 帰りたいなと思った時は帰っても良い、というか帰った方がいい。 その後ブロックして二度と会わなければいい。この手軽さがマッチングアプリの利点のひとつなのだから遠慮する必要はない。 話を戻

          マッチングアプリ 虚無のプラネタリウム編③

          マッチングアプリ 虚無のプラネタリウム編②

          週末の丸の内は当たり前だけどかなり混雑していた。 「混みすぎ」「なんでみんな丸の内なんか来てるの」「こんなとこに来てみんな何してるんだろう?」 と相手はずっとイライラした様子だった。 丸の内に来るのは初めてなのかな?と思っていたら、おもむろにそびえ立つ高層ビルを指さしながら言った。 「あ、おれここの会社で働いてるんですよ」 丸の内で働いてるのに丸の内の混雑を予想できない、というのがかなり謎ではあった。 その後続けて 「知り合いに見られたら嫌だからこの辺来たくなかったけ

          マッチングアプリ 虚無のプラネタリウム編②

          マッチングアプリ 虚無のプラネタリウム編

          ここ最近マッチングアプリについて書いてるnoteを読み漁っているがめちゃくちゃ面白い。 なので自分でも書いてみようと思う。 まず1人目。審査制マッチングアプリ(何様やねん)にて出会った男性とのデートについて。 年は私の一つ下、メーカー勤務のエリートである。 昼に丸の内に集合することになったが、 場所日時だけ決めて店などは全く決まってなかった。まあなんとなく目星はつけてるでしょくらいに思って深く考えてなかった。 当日集合。 多少手こずったけど無事合流した。 のっそりと声を

          マッチングアプリ 虚無のプラネタリウム編

          可愛い子には旅をさせよ

          可愛い子には旅をさせよということわざがある。 子供を可愛く思うのなら、甘やかさずに辛い思い(=旅)をさせ、成長させなさい。みたいな意味だったと思う(適当) これを自分にあてはめると生活の指針が定まる気がする。 自分が本当に大切なら、だらだらさせないで運動させた方がいい。健康的だしストレス発散にもなる。 ジャンクフードも美味しいけど、基本的には健康的な自炊をしたほうがいい。お酒もやたらめったら飲むよりも適度に楽しむのが良い。 夜更かしするよりしっかり寝た方がいい。 部

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          なぜ男性は肉豆腐が好きなのか

          肉豆腐を嫌いな男性は見た事がない。 すべての男性は肉豆腐を好きな気がする。 居酒屋に行くとかなりの確率で肉豆腐かもつ煮込みを頼んでいる気がする。 これは統計学だ。 人は会ってみないとわからないし、物事には色々な側面があり、経験はしないと分からない。 それはそうだ。この世には絶対はない。 でも。やっぱり統計学として、「これはだいたいこう」というのはあると思う。もちろんそうじゃない事もあるイレギュラーも。 でも。その統計学を、「決めつけなんて良くない!」とハナから相手にしな

          なぜ男性は肉豆腐が好きなのか

          たまごっちの死

          子供の頃たまごっちが爆流行りしていた。 たまごっちを持っていて お世話をサボったら死んでしまい 当時”死”の概念がなかったので 寝てしまったと思った私は 水をかけたら起きると思って たまごっちにシャワーをかけた たまごっちは壊れて、液晶は真っ黒になった たまごっちの魂ここに眠る

          たまごっちの死

          ひとりがむいてる人種

          うちの両親は離婚している。 私が物心ついた頃には離婚していた。 私の親権は母親にあり、3つ下の弟と母親と暮らし、その後母親がメンタルをこじらせて病院送りになり、私と弟は児童養護施設に預けられることとなった。 母親はもともと何かの人格もしくは知的、もしくは発達障害があったと思う。最近は完全に統合失調症のようになり、絶縁している。 母親には結婚は向いてなかった。もっと言うと子供を持つべきでもなかった。 人には向き不向きがある。出来ることと出来ないことがある。 野球選手にブ

          ひとりがむいてる人種

          過ぎたるは猶及ばざるが如し

          最近、ことわざにハマってます。 小学生の頃、友達がいなかった。(今も少ないけど) そこで私はとにかく本を読んでいた。漫画小説エッセイとなんでも読んだ。乱読だった。 ドラえもんのことわざ漫画シリーズみたいな、学習系漫画にハマっていた。そこでことわざをたくさん覚えたのだ。 表題の件、過ぎたるは猶及ばざるが如し。 ふるさと納税で冷凍鮭を2キロ頼み、最初は美味しく楽しく食べていたのだが、 だんだん苦痛になってきた。なんなら嫌いになりそうだ。アレルギーになりそうかも。 と、ふと

          過ぎたるは猶及ばざるが如し

          君子危うきに近寄らず

          怪しいけどネタになるから行ってみよう!という気概で生きてきたが、どうやら間違いだったようだ。 結局そこで危ない目にあってもたいしたネタにはならない。マルチ勧誘だったとか宗教勧誘だったとか、体目当てだったとか変な人だったとか、さほど面白いネタにはならない。 山で遭難して死にかけた時に三途の川が見えたとか、銃撃戦に巻き込まれタクシーでカーチェイスする羽目になったとか、そのレベルでないと他人が聞いて「面白い」とまでは思わないんだ。 だから、危ないな、怪しいなと思ったら進まない

          君子危うきに近寄らず

          黒沢清 Chime 感想

          黒沢清監督のChimeを観てきました。 以下ネタバレ含む感想です まず、この映画、すべてに脈絡がない。不可解かつ不愉快な出来事が何度も起きるが、その理由も明かされない。 まず料理教室の授業シーンから始まる。主人公は料理教室の先生をしている男性のようだ。 「人の声のようなチャイムが聞こえる」と様子のおかしい男性生徒がいて、「脳を入れ替えられた」と統合失調症のようなことを言って、みんなの前で包丁で首を刺して死ぬ。 「人の声のようなチャイム」が「リング」のビデオテープのよう

          黒沢清 Chime 感想