マッチングアプリ 虚無のプラネタリウム編②
週末の丸の内は当たり前だけどかなり混雑していた。
「混みすぎ」「なんでみんな丸の内なんか来てるの」「こんなとこに来てみんな何してるんだろう?」
と相手はずっとイライラした様子だった。
丸の内に来るのは初めてなのかな?と思っていたら、おもむろにそびえ立つ高層ビルを指さしながら言った。
「あ、おれここの会社で働いてるんですよ」
丸の内で働いてるのに丸の内の混雑を予想できない、というのがかなり謎ではあった。
その後続けて
「知り合いに見られたら嫌だからこの辺来たくなかったけど仕方ないですねー。」
⤴︎これは本当に喧嘩売ってんのかと思ったし、お前が始めた物語だろってなった。
と、ふと目に入ったカフェバーが奇跡的に空いていたのでそこに入ることにした。
そのカフェバーにはいる瞬間にその彼がワキガだと気づいたので以後ワキガくんと呼ぶ。
カフェバーではある程度話も弾み(お酒飲んだし)
時間も早いので居酒屋でも行くかーとなった。
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