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いい作品

いい作品

葬送のフリーレンという漫画が人気だ。
この作品はコミック発行部数が1700万部を超えている。
しかしジャンプ作品ではない。週刊少年サンデーの作品だ。
サンデーと聞くと近年はどんな作品が連載しているか分からず、もう勢いも落ちきっていると思っていた。そしてその勢いの落ちきった雑誌に連載されている作品は、雑誌パワーが無いため話題にはならないと思っていた。
しかしいい作品は連載誌関係なく売れるのだ。

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芥川龍之介にならって

芥川龍之介にならって

芥川龍之介の生涯について調べた。
芥川龍之介は、自分の思想や実体験を作品に色濃く反映していたようだ。

秋前あたりに芥川賞を受賞したハンチバック。
本人は否定しているが、あの作品は明らかに市川沙央氏の価値観や経験が、色濃く反映されている。
見方によっては政治的正しさの道具になっているが、芥川龍之介が自分の人生や価値観、経験をモデルにした作品を沢山出しているところを鑑みると、一概に否定できないかもし

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文学の脱・当事者性 (芥川賞 第169回)

 芥川賞の第169回が決まったらしい。市川沙央の「ハンチバック」だそうだ。

 市川沙央という人は、症候性側弯症という難病で、人工呼吸器、電動車椅子を使用している。かなり重たい障害を持っている。小説の主人公もまた、重たい障害を持っているそうだ。「ハンチバック」という作品も、作者自身を投影した小説と見て間違いないだろう。

 私は件のニュースを最初に見た時、ほとんど何も思わなかった。もう芥川賞に何も

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流行りの作品は時代の鏡か

アメリカのヒーロー映画はほとんど白人が主人公だった。

黒人のヒーローにブラックパンサーがいるが、身内同士ので終始争っている印象だった。ラスボス戦は黒人同士で戦っていた。

僕の勝手な想像なのだが、敵が白人だと社会問題になるのではないかと思う。

作品というのは、常識や多数派の価値観が反映されている。

最近は映画やゲームなどで、少数派の主張が目立つようになった。
どこから来たのかは分からないが、

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