シェア
桜街スピカ
2024年11月1日 16:34
こんにちは!桜街(さくらまち)スピカと申します![詩集]「これからの日々へ」の魅力について、改めてまとめた記事を投稿することで、少しでもこの詩集や私の詩に興味を持って貰える人を増やすべく、この記事の投稿を決めました。[詩集]「これからの日々へ」の方でも書いてある内容と新たに「各詩について」の紹介も加えておりますので、興味が出たら、是非下記のリンクから覗いてみて貰えると嬉しいです!·
2024年10月26日 22:11
まえがきお初にお目にかかります。桜街スピカと申します!今までで私の作品に目を通したことのある方は、ご閲覧ありがとうございます!今回は初の有料記事に挑戦してみようと、未公開の詩をまとめて一冊の詩集に仕上げてみました。テーマは「これからの自分へ」です!かなり力を入れて仕上げたので、無料部分まででも見て貰えると嬉しいですし、有料部分までたっぷり楽しんでいただけたなら心の底から嬉しいです!·
2024年9月23日 21:41
人はみなそうらしい沿うように職について添うように恋をしてその中で抱いた願いのために輝くような熱に狂い崩壊するらしいけれど「私だって」なんて幻想だ人はみな違うから辿る末路は違うはずだそれなのに繰り言を吐いて同じ過ちを繰り返し恐怖に縛られ動けなくなるそして削られていく精神力の果て苦痛をくべた
2024年9月21日 21:28
封じられた羽打ち付けた船のアンカー動かないこの身体不自由な気がしたなぁ窮屈な事実を破れないか探しているの手頃な武器憂鬱ブルーな深夜二時気晴らしの夜ブラ散歩消えかけた蛍光灯の下グローな香り紫煙の幽霊が滅びを待った浮かぶ狼煙は救援信号なんだかいつも心は何かに縛られている意味のない無課金の精神
2024年9月17日 22:33
海風に揺れる船青空に陰る雲羅針盤が見当たらない航海の旅に目的がない分からない生きる目的なんてもの辿り着きたい目標地点すらも持っている方が珍しいものでただ気に入ったものと漠然とした憧れがあったああ貴女のようになりたかった誰かの羅針盤になってみたかった目的を与えてあげたかった私がかつて熱を帯びた
2024年9月14日 21:21
時計を割って狂気を見せたここは何処か夜の街をバスが往く道中の旅路は暖かい光で満ちている信号が変わる頭によぎる恐れを為す心の乱れ身体すら害してしまうもう顔すら見たくない大嫌いな貴女の記憶浮かび上がる二つの選択肢赤と白私は白そう信じてたからあの日あの時あの街から抜け出した後悔はないよ
2024年9月11日 22:20
白い砂浜青い海原ありきたりな言葉と関係ありきたりなboy meets girlたったのひととき刹那の恋情私の中で何かが壊れる僕の中で何かが変わるそう紛れもなく恋をしていたそんな懐かしい青い夏のこと熱を秘めたひとりごとにありもしない未来の空想そんな私を「囚われないで」白い砂浜が誘っている「戻らない
2024年9月10日 20:03
草原の香り遥かな青空地平線の向こう側ぽつりとひとり柔らかい風が近況を知らせ切ない香りが空間を包む何だか少し寂しいけれど牧歌的な生活だ今日も一日が終わっていく何気ない日々に手を合わせて目を瞑れば暖かい記憶逃げ続けた果ての景色そこには誰もいないけど不思議と心が満ちていた空を見つめふと思う見つ
2024年9月6日 19:45
香しいのはあの日の香り抱き締めたのは過去の自分もう戻らない過去の記憶一枚の写真に焼き付いたとても辛くてとても幸せな記憶の中の小さな私を思い出すように殺すように取り込んださようなら別れを告げて背伸びをするただ青空へと飛び立つように光の粒へ囁いたかつての日々で欲しかったものも切望なる願いももうい
2024年9月1日 21:51
突き抜けるシュワシュワ胸が詰まるよう苦くて甘いサイダーの味は私にとって失恋の味思い切ったが失意への前進心を虚無が覆い切って今までの世界の全てが終わって繋いだ手も楽しかった思い出もただの勘違いだと気づいたから希望に浸したあの心が壊れていったシュワシュワと音を立てた泡沫のようにけれど夜が明け
2024年8月31日 20:51
走らす自転車夜道の先で風を浴びた国道の向こう橋の下から覗く景色河川敷に灯る小さな炎が星屑みたいに綺麗に映る国道を駆ける車の大群と夜を駆ける光の花束信号待ちから見える風景と日々の営みくしゃくしゃに笑う子供の顔が鮮明に見えたそんな気がした切り替わる信号機の緑思いを馳せて星空の帰路目線を上げればほ
2024年8月28日 21:10
あの頃の写真は切り取った過去切り裂いた縁は決別の証向き合おうと相互理解意図の始まりも悟れないな眼前の瞳は鉄みたいで冷めているああ鋏みたいになりたいな何者も寄せ付けないで壊れるまでどんな闇も切り裂くんだ悲しくはないよ血が流れるような痛みはもう受け入れてる言いたいこともはっきりさせて何事にも動じない
2024年8月22日 21:00
かぶれない帽子の庇を二つの人耳二つの獣耳せっかくの休日月が翳る庭の手入れから戻った家に出迎えなんてあるわけもなく夜空を仰いで四耳酒を煽る買っておいたの馴染みのコンビニいつも店員は無表情なんだかそれが心地好くつい足繁く通ってしまう昔からそうだった私の耳頭上に生える獣耳と頭の横にある人耳
2024年8月19日 18:22
波止場から見える海も傘をさした雨空の下も君の横顔も切り取ってしまえばそれは瞬間的でそれは刹那的だ憂いを秘めたその顔も希望に満ちたその顔も誰かにとっては醜くて情けなくて輝いていた本当の私を探すようにとジョハリの窓が私を睨むそうだ社会的利己的利他的に複雑な感情が組み込まれて