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北欧のリビングラボ

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北欧のリビングラボについて、コンセプトや事例の紹介をしています。 情報共有ネットワークとしてFBのリビングラボ研究所(https://www.facebook.com/group…
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記事一覧

「多文化化するデンマークの社会統合:生涯学習が果たす役割とその可能性」を読んで

「多文化化するデンマークの社会統合:生涯学習が果たす役割とその可能性」を読んで

はじめに

週末を前に、待望の書籍が日本から届いた。坂口先生、ありがとうございました。

PostNordが出発点から定期的に情報提供してくれるので、少しずつ少しづつ…、期待が高まる。

気がつけば社会統合当事者

デンマークに住み、早くも20年ほどが過ぎようとしている。日本で生まれ育った私は、20年前には、移民として日本以外の場所に住む、住み続けるということの意味をきちんと考えたことはなかったし

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北欧のスマートシティのポッドキャスト

北欧のスマートシティのポッドキャスト

はじめに2022年12月、「北欧のスマートシティ」(学芸出版)を、上梓しました。北欧のデジタルは、デジタル主導ではなく、社会に溶け込んでいること、そして幸せな生活づくりに貢献している。ということが、メインメッセージです。テクノロジーの話は、もちろん中心に伝えているのですが、どのようにテクノロジーが役立っているのかを示すために、北欧がどんな社会なのかも伝える、そんな構成になっています。

その本を読

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リビングラボで参加者を集める方法

リビングラボで参加者を集める方法

LLLポッドキャスト坂倉編(9・10)はどんな話?

2023年から始めたLiving Lab Laboratory(LLL)のLLLラジオ。最新話、LLLラジオの坂倉編(9・10)には、坂倉編は、「まずはどうやってリビングラボを始めるか」の秘訣がたくさん隠されています。

坂倉さん自身の軌跡からは、今のリビングラボの研究の基盤が何年にもわたって地道に積み上げられてきたことがわかります。まずは、ご

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Designing Human Technology 10.0

Designing Human Technology 10.0

トレント(イタリア)で実施された
参加型デザインの博士課程セミナーDHT10.0に行ってきた

トレントに行ってきた毎年5-6月に実施されるDesigning Human Technology (DTH)博士セミナー。参加型デザインに関心のある博士課程学生20名余りをEU圏から集めて合宿形式で実施される。3日間のセミナーは、学生と参加型デザインの研究者が小さなグループを構成し、互いに意見を言い合う

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『実験の民主主義』読書会 2024年2−3月

『実験の民主主義』読書会 2024年2−3月

坂口緑先生が、「思いつきで始めた」という『実験の民主主義』の読書会。全三回が終了。一回が2時間弱という骨太の読書会で、私以外の参加者は、『実験の民主主義』で言及されているさまざまな研究者(トゥクビルとか)をよくご存知の方々でした。

民主主義に関しては、きちんと学んだことはなかったのですが、振り返ってみると、徳島県小松島『まちづくりのリビングラボ』で出会った岡山大学の岩淵泰さんから色々と学んだり(

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リビングラボの日本モデル

リビングラボの日本モデル

2024年2月4日日曜日、こまつリビングラボ第五回:リビングラボのこまつモデルを考える、が開催された。

私は、「北欧の事例を交えたリビングラボの役割」という題目で30分ほどお話しさせてもらい、その後、青山学院大学教授の野末先生のファシリテーションで、90分程度の宮橋小松市長とのトークセッションを実施した。以前にも、なぜ小松市のリビングラボが面白いのか、素晴らしいのかということをお話ししたが(こち

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私のポットキャスト元年

私のポットキャスト元年

「最近、ポッドキャストワークショップをAL2でやっているのよね」

そうアンネッテに言われたのは、2019年秋だった。民間銀行ALのリビングラボAL2を知り調べていく過程で、戦略・顧客インサイト責任者のアンネッテと懇意になった。北欧の人らしいクール・エレガントな雰囲気の第一印象は、ちょっと話せば顕れてくるお茶目な表情で見事に覆される。頻繁に会うようになって、AL2のカフェの一角でそんな話になったの

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地方自治体でリビングラボ:石川県小松市

地方自治体でリビングラボ:石川県小松市

「未来型図書館づくり」のプロジェクトを市民と共に進めていくためにリビングラボを活用したい。そんな連絡を受けたのは、今年の5月ごろだったと記憶している。メールを交換し、オンラインでお話しし、なんだか惹かれるものがあって、今回の現地訪問に繋がった。今まで複数の自治体のリビングラボに関わってきているが、小松市は、リビングラボ実践の地の一つとして、今後も関わっていきたい興味深い自治体の一つになった。なにが

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デモクラシー・ガレージに行ってきた

デモクラシー・ガレージに行ってきた

民主主義のリビングラボ、デモクラシー・ガレージ(Demokrati Garage)に行ってきた。数ヶ月前に知ってから、何度も足を運ぶようになったデモクラシー・ガレージ。今回は、デモクラシーのリビングラボ、デモクラシー・ガレージについて紹介したい。

コペンハーゲンのNV (北西)にあるデモクラシー・ガレージ(Demokrati Garage)は、デンマーク在住の日本人、デンマーク・デモクラシーの重

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幸せ博物館で「幸せ」探し

幸せ博物館で「幸せ」探し

デンマークコペンハーゲンにあるHappiness Museum (幸せ博物館)。2020年7月に民間研究所Happiness Research Institute(CVR: 39680203)がオープンした小さな私設美術館で街中の半地下のスペースを手作り感たっぷりに展示スペースにしている。日本のメディアでも多々報道されているから(Greens, Ideas For Good)知っている人はいるかも

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まちへのラブレター:参加のデザインをめぐる往復書簡.乾久美子・山崎亮

まちへのラブレター:参加のデザインをめぐる往復書簡.乾久美子・山崎亮

まちへのラブレター参加のデザインをめぐる往復書簡.乾久美子・山崎亮.2012年.学芸出版社.

ほぼ10年前の本である。わたしの日本のまちづくりの知識は、日本の大学の知り合い研究者の枠の中に限定されており、日本のコミュニティデザインや都市開発についてそれほどよく知らない。往復書簡の登場人物の二人の名前は、聞いたことがあったが、どのようなことをされているのかはよく理解していなかった。完読したのち、こ

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岡山まちづくり探検〜地方創生時代の市民活動集〜・岩淵泰

岡山まちづくり探検〜地方創生時代の市民活動集〜・岩淵泰

この本を読んで岡山に行ってみたいと思った。岡山のことを全く知らないとわかって、そして岡山をもっと知りたいと思った。

私が筆者である岡山の岩淵さんを知ったのは、2019年に徳島県小松島市で「こまつしまリビングラボ」をやっていた笹尾さんに招聘されてワークショップに参加した時のことだ(これは以前、まちづくりのリビングラボとして執筆している。記録しておいてよかった)。

私は、日本列島の西側は正直あまり

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日本のリビングラボに見た未来:横浜市

日本のリビングラボに見た未来:横浜市

Photo by Gianni Scognamiglio on Unsplash


彩豊かなリビングラボの集積地:横浜リビングラボ日本でリビングラボを実施するときの秘訣が満載だ、と、思いもよらず素敵な宝物を手に入れた気分にさせられたのは、会話が弾んだ時に得られる一時的な高揚感によるものだったのだろうか。少し時間が経って、改めて振り返り、いや、そんなことないと思っている。期待が高まったのは確かな

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デンマークの新しい個人認証システム: MitID

デンマークの新しい個人認証システム: MitID

2020年11月1日執筆
2021年7月2日, 10月6日追記

はじめにデンマークでは、電子政府が進展し社会におけるITの活用が進展するにつれて、セキュリティやプライバシーといった課題も認識されるようになってきています。電子政府の進展で、より良いデジタルサービス、より安全で効率的なサービスを提供することができるようになる反面、改竄やなりすまし、個人情報漏洩などの問題への対応が不可欠になるのは自明

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