【24.07.13. 110分走+10分石段素人俳句】石段のくぼみの苔や送り梅雨
土曜日の14:00~16:00、110分のランと、10分の石段ワーク(60段×5回のぼりおり)をしました。気温は30℃を切っていましたけれど、曇っていて湿気でムシムシしていて汗が止まりませんでした。
石段のくぼみの苔や送り梅雨 はる筆線屋
寺の墓地へと続く石段は大きさが不揃いのゴツゴツとした石でできています。梅雨になると、石段のくぼみにまとまった雨がたまるので、そこだけ鮮やかな緑の苔が生えるんですね。息が切れてうつむいて汗を滴らせていると、出っぱった石と苔との配色バランス(80:20くらい)がちょうどいいなと何ともなしに感じられたんです。
例えば、ツツジとかサツキって咲き始めは良いですけど、そのうち葉っぱをほとんど覆い隠してしまうじゃないですか。どギツイピンク色の花が一面に咲いていると目がチカチカしますし、写真写りも良くありません。いくら美しいものでも、度が過ぎればなんとやらってやつですよ。
では、どうしてあんな絶妙な割合の石と苔が実現しているんでしょう?もし人工的に直方体状に整えられた石段だったなら、雨水が分散して石全体にうっすらと苔が生すだけになったでしょう。それとはまた違った美がそこにはあったんです。なんと表現いたしましょうか…… より自然さが感じられる、って言うんですかねぇ。当たり前ですけれど、人の手が加わっていなければ本来の "自然さ" を演出してくれるのが自然のすごいところだなぁとふと思ったんですよね。
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