【素人俳句】ナイターやどこぞの神に打つ二拍
ナイターやどこぞの神に打つ二拍
2021年に優勝するまで、オリックスは2年連続の最下位でした。とにかく得点力不足だったチーム事情があって、京セラドームに観戦に行くときはチームの勝利よりも心理的に野球を見るのが目的だったような気がします。とはいえ、攻撃開始時にはどこぞの神に拍手を二度打つことから始めていました。何度も生観戦を重ねるうちに、ピッチャーの心理状態を推し量れば失点するかどうかある程度読めることが分かってきました。
分かりやすい例を一つ挙げましょう。初回に応援しているチームが1点を先制したとします。観客の立場からすれば幸先のいいスタートですが、この直後ピッチャーのコントロールが定まらず、すぐさま逆転を許すパターンを何度か見かけました。これが起こる原因について、自分は次のように推察しました。
テレビ中継などで解説者が結構な頻度で「ピッチャーというのはいつも立ち上がりが不安ですからね」と言っているのを聞いていたので、これは殆どのピッチャーに当てはまることなのでしょう。自身の投球のクオリティ(スピードやキレ、制球力)に対する不安がある限り、1点のリードは安心する材料にはなりえません。常にホームランで同点の状況なことから、リードしている感覚は全くないと推し量れるのです。
むしろ1点のリードを貰ったことによって、逆に「0点で抑えなければならない!」と感じるはずです。それだけでなく、打線の援護が余り期待できないことが更にプレッシャーを強くします。その結果として、力んでコントロールを乱すことにつながってしまうものと思われます。なので1点を先制するくらいなら、ピッチャー心理的には無得点か2得点以上が変にプレッシャーを感じなくて良いのではないでしょうか(野球未経験者)。
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