【俳句ポスト365投句】蒸し暑しこむら返りの断つ悪夢
俳句ポスト365、初級の方に2句投句しました。自己評価としては、腐るほど大目に見て一つ入選すればイイところです。
蒸し暑しこむら返りの断つ悪夢
最近、どなたかが俳句タグで季語「暑し」で詠むのが難しいとボヤいてた気がするので一句作ってみました。早朝、こむら返りで悪夢が覚めたは良いものの、蒸し暑さで汗びっしょりの布団に脂汗を垂らしながら激痛でのた打ち回っている地獄のような句です。17日の早朝2時間走の疲労が原因だと思うんですが、こむら返りは確かミネラル(カリウム)不足が原因だった気がするのでバナナ🍌とか食べといた方が良いかもしれませんね……。
季語「暑し」が難しいのは、汗💦や西瓜🍉などの他の夏の季語を使えなくなってしまうこと、季語自体がぼんやりとした映像しか持たないことが要因でしょう。だから例えば、汗をテーマに詠みたいのに「汗」を使わずに作句しなければならないような難問になってしまうわけです。そうなると「暑し」に何かしら夏っぽい経験をくっつけるのがいい気がいたします。
そして、もう一つ難しいのは季語に取り合わせる言葉が近すぎず&遠すぎず、お互いを呼応(邪魔せずに共鳴)させることですね。全くもって、素人にはタフな季語と言わざるを得ませんよ、この「暑し」。
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