サラバ高齢者体型③~「老人姿勢」を諦めないで!!/連載コラム vol.28
※初出:岩手日報ぽらん(2016年7月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。
読者の皆様こんにちは。
私は『国際基準カイロプラクター』にして
『姿勢科学士®』のDr.小野寺デス。
非常に多くの反応を頂いている当シリーズ。
いわゆる『高齢者体型』は
『見た目年齢』だけでなく
『様々な身体の不調』にも繋がりかねない事を
説明してきました。
簡単に復習すると…
①頭が前に出ている
(頸椎の前弯消失/ストレートネック)
&
②背中が丸くなっている
(円背)
→重い頭部を前方へ変位させて
提灯の様に
バランスを取らなければならない為に
『肩コリ』や『背中(肩甲骨周り)の張り』を
招く可能性が。
③腰が曲がっている
(腰椎の前弯消失/フラットランバー)
&
④お尻が垂れている
(骨盤の後傾)
→腰椎の前カーブによる
クッション機能が働かない為
物理的負担が高まり
『腰痛』や『骨&椎間板の変性』の要因にも。
⑤膝が曲がっている
(膝関節の伸展制御)
→膝関節を支える靭帯の緩みを招くので
関節自体が不安定になり
物理的負担も増えるので
『膝痛』や『関節の変形』へと繋がる場合も…。
さてここで質問です。
仮に皆様が同じような状況にある場合…
『もう歳だから…』
…と諦めてしまいますか??
上図中央をご覧ください。
この方は県央にお住まいの
『75歳男性(農業)』です。
初回来店時は
腰痛・坐骨神経痛・膝痛・肩こりを
訴えていました。
それに対して私は『姿勢医学®』の立場から分析し
1ヶ月間、姿勢ケアを実践しました。
そしてその結果が上図右です。
当然、今では元気に田畑へ出掛けています。
これはあくまで一例ですが…
さぁ…皆様の選択は??
諦めますか??
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