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電車のなか、ぼーっとしながら詠む短歌

何も考えていないようでも、視覚情報からふと言葉が浮かんだり、勝手に連想ゲームがはじまったり。一日に思考する回数は6万回とも言われるけど、本当に勝手にいろいろと考えているんだなと、あらためて思った。
思考停止のつもりだったのに、そうではないらしい。

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秒針が鈍く光って今日を切り昨日に変える懐中時計

顔を出す不安を見ても目は合わずそれならいっそ無視して進む

たまにしか来ない場所でも大切にしたい想いはみるみる溢れ

キーボードを打つ両手が幽霊の仕事姿をイメージさせる

暇だからスマホを触るように見えこうして短歌を書き連ねる

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