SNSをやめたら静かな時間が流れはじめた
頭の中が忙しい。
僕の場合、現時点ではポジティブな思考よりもネガティブな思考の割合の方が大きい。
自分の理想の未来に見えるイメージに向かって一直線に最短距離で進むためには、それを成し遂げるために不要なモノは排除しなければならない。
今回の記事で自分の夢を語るつもりはありませんが、誰しも自分がこの先こうでありたいと思うことがあると思います。
そのために日々の生活で何に時間を使うかを決める。
自分が気づいてなくても無意識にそうしているでしょう。
自分に合った良い習慣を取り入れ、それを達成するためには資格が必要だったり、毎日10時間の勉強時間が必要だと考える人もいるかもしれない。
人によっては毎日10kmランニングをすることかもしれないし、1000回バットを振る事かもしれない。
僕にもそういった自分のやるべきはずのことがあります。
しかし、ご多分に漏れず一度決めたことを継続することは自分にとって本当に難しい。
何が自分の邪魔をしているのか考えてみました。
リスト化しようと考えて見たが、真っ先に思い浮かんだのはSNSというワードだった。SNSといえばXやInstagram,Facebook,TikTokが浮かぶかもしれないが、僕の場合はYoutubeに一日何時間も費やしている。また、気になることがあるとすぐにインターネットの海に飛び込み溺れてしばらく帰らぬ人となってしまう。海から出てきた頃には髭を生やし、時代が変わっているように感じる。まるで玉手箱だ。
「気になることがあると調べる」と言うと良いことのように聞こえるかもしれないが、帰ってこなくなり、最初の目的すらも忘れ、やるべきはずのことが何一つできないまま一日を後悔に終えることだ。
(お陰で睡眠不足だ。)
Xにかなりの時間を費やしている時もあったが、最近は違う趣味に時間を使うようになってから1週間に1度くらいの頻度でしか見なくなった。
Xを使っている時はこれを止めさえすればどれだけ時間が増えるだろうと考えていたが、それがYoutubeの時間に置き換わっただけだった。
結局、なにか一つでも夢中になるSNSがあればそれを使い続けてしまう。
しかも僕の場合は何事も歯止めの聞かない性分なため、周りと比べても尚更だ。
健康に悪い好きな食べ物ばかりを食べ続け、ギャンブルをすればどんどんお金を投入し、オンラインゲームは朝までやり続け、当然SNSも朝までやり続ける。
もう何年間の間に何度も何度も生まれ変わりたいと思った。
その都度失敗してきた。
ただ、上に書いた暴飲暴食はまだ若く、ありがたいことに細身の体型だからまだいいだろう。ギャンブルはやめることができた。オンラインゲームももうやっていないどころかゲームすらしなくなった。
TVは売った。なのでニュースは見ない。(因みに新聞でもアプリでも見ない)
残る敵はインターネット(特にSNS)のみだ。社会人としてあるべき姿などガン無視で。(社会人1年目の教◯書的な本とかに書いてそう…)
しかしこれがかなりの難敵だ。
まず、仕事でがっつりインターネットを使用する。
まあこれはしょうがない。
一番僕を沼にはめているのが(大抵そうだと思うが)スマホの存在だ。
これが厄介すぎる。
だめだ、便利すぎる。
感心している場合ではなく、冷静に文字にして見える化してみると感じるのが、一番時間を費やしているのはSNSでありそれが一番自分に取って不要な時間だと思う。
これはどうやって減らすかが問題だ。
今までに取った対策は以下の通りだ。
どれもうまくいかなかった。
一番効果があったのは物理的に離れたところに置くポスト投函だったが(マンション住み)、そもそも入れに行くのが面倒になり断念した。
解約するか?とかも考えたが、承認欲求のない人間様ではないのでそく却下。これはもう気合しかない。
いや、気合では秒速坊主なのでSNSをやめた時にもたらされるメリットを秒速坊主だがデジタルデトックスをした時の経験も踏まえて考えてみた。
ざっとこんなところだろう。
1分考えるだけでこれだけ出てくるのだから、他にもたくさんのメリットがあるだろう。
どうしてこんなにメリットがすぐ頭に浮かぶのかと言うと、これまで何度も挫折してきたため。メリットやノウハウだけは頭に蓄積されているみたいだ。
こんなことを調べては挫折してきたのだ。
しかも効果を1日2日で感じているのにもかかわらずやめることができなかった。
最近こんな本を購入した。
まだ読んでいる途中で精読はまだしていないが、自分にとって重要そうな部分は読んでみた。
SNSだけでなく刺激的なもの、加工食品を使った食べ物のテイクアウト、オンラインショッピング、アルコール、タバコ。
こういったたくさんの刺激物を減らす時間を増やすことによってもたらされる効果や対策が多く記述されていた。
今の世の中はデジタルの力で生産性は間違いなく上がってとんでもない恩恵を僕たちは授かっているわけだが、逆に振り回されてもいる。
生産性を追い求めすぎて逆に生産性が下がってしまっているとも言える。
この本の端的な要約をすると、
「これらの刺激物を一旦やめる時間を作ってみて、自分の心が平穏になるのを感じて見ろ、逆に生産性上がるぞ」
という話だ。
日々の生活が自分の依存しているモノのせいでパッとしないと感じているそこのあなたにはすごく興味深い内容なのでおすすめしたい。
今回の記事を書いて、頭が少しサイリされました。
メリットも自分ですごく理解しているようだし、やっぱり少しずつでも良いからこういったSNS(その他の刺激物や短期的快楽)に費やす時間を減らしていきたいと改めて思い直しました。
3日坊主も10回やれば1ヶ月続いたことになる。
10回目が失敗しても11回目は10回目よりも上手になってる。
大丈夫きっとうまくいく。
心穏やかにいたい。