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2024年3月の記事一覧
あなたの隣に立つために #1
○:いよいよか…
華やかな会場に足を運び、友人の晴れ舞台を祝う
招待状を見せ、中に入る
森:あ!○○じゃん!久しぶり!
玲:えへへっ...やっぱり面白い顔してる笑
○:久しぶりだね2人とも笑
きっちり決めた幼馴染、クラスメイトの2人に出くわす
ひかるも玲も相変わらずの雰囲気だ
森:なんか一気に懐かしい気分になってきた〜笑
玲:ほんとね!○○元気だった?
○:うん!おかげさまでね
あなたの隣に立つために #2
○:はぁ…はぁ…あぶねぇ...
天:○○速いってば…
森:そんなんで疲れてるの?笑
何とか時間ギリギリで教室に滑り込む
相変わらずの体力化け物のひかるはピンピンしている
○:(ていうか今いつだ...?)
教室はひかるが先に入っていったため、2年生ということはわかっている
先:よし、お前ら席つけよ〜
○:(何かヒントは...)
うちの高校は日付を書くところがない
つまり確認できるのは
あなたの隣に立つために #3
足が重たい
○:...
天:理子ちゃんいるかな〜!
麗:2人は妹さん会ったことあるの?
森:もちろん!めっっちゃ可愛いから!
天:○○の妹なんて思えないくらいね!
4分の3が大盛り上がりという異様な状況
実際、天もひかるも理子に会うのは久しぶりだ
麗:それで...愛季ちゃんっていうのは?
天、ひかる、○○にとっては愛季も妹のようなものだ
しかし、理子と愛季が揃った日には○○の命が危
あなたの隣に立つために #4
森:それじゃあお邪魔しました〜
愛:○○またねっ!
夏:理子ちゃん会いたかった…
玲:家近いんだからまた来ればいいじゃん笑
結局理子はあのまま泣き疲れたのか寝てしまった
時間も時間なので帰ることに
○:天は?
天:う〜ん...お母さんまだ帰ってきてないからもう少しいようかな
○:それが狙いだろ笑
天:だって今日家の鍵忘れたんだもん!
森:麗奈は?
麗:えっと…あんまりまだ道とか
あなたの隣に立つために #5
何とか体育の授業を終え、教室に戻ってくる
○:康希どこだ...
瞳月から預かったものを渡そうにも康希の姿が見当たらない
いつもならもう戻ってきているはず
○:どこいったかな
天:いやぁ〜白熱したね!
ひ:意外と麗奈スポーツできるんだね!
麗:意外ってひどいっ!
天達も体育を終えて戻ってくる
その後ろには康希がいた
○:あ、いた!
康:ええっ...なに...?笑
○:これ!瞳..
あなたの隣に立つために #6
ピッ...ピッ...
○:...
愛:しー...
運び込んだ病院で先生に状態を診てもらった
過度な暴力による気絶状態だったらしい
骨にヒビも入っておらず命に別状は無い
○:瞳月...なんであんなところに...
理:康希...あいつだよ
愛:今日しー学校来なかったの...
○:来なかった?
愛:うん...無断欠席で先生も心配してて...
○:康希は朝から来てたけどな...
理
あなたの隣に立つために #7
○:えっと...ここなんだっけな〜
夜な夜な机に向かい勉強している○○
ゲームに付き合い、そのままずっと一緒にいたため勉強する暇がなかった
○:高校の範囲曖昧すぎるな
教科書を片手に天を仰ぐ
○:もうこんな時間か...
時計を見ると時刻は深夜2時
良い子はお布団でねんねの時間だ
○:玲に聞いてみようかな...
真面目な玲ならまだ起きていると思い電話をかける
しかし睡眠時間だけは削らな
あなたの隣に立つために #8
というわけで…
○:なんで俺ん家なんだ
ひ:1番手っ取り早いからに決まってるじゃん
夏:広いから泊まりもできるし
麗:明日休みだからお泊まりも兼ねて勉強会だね!
何とか教室を片付け、どこに行くのかと思えば自宅
まさかのお泊まり確定の勉強会が始まった
玲:よしっ、やりますかっ!
人一倍やる気が入っている玲
○:天には後で連絡入れておくから明日来るかも
今日は金曜日、泊まりは日曜日ま
あなたの隣に立つために #9
プー プー プー パーンッ
理:よし!とりあえずスタートダッシュ成功!
麗:待って待ってなにそれ!
ひ:早すぎたぁ!
理子と愛季がスタートダッシュに成功
麗奈はあまりやった事がないのかそのままスタート
ひかるは早すぎてバーストしたため大幅に遅れをとる
○:理子と愛季上手すぎない?笑
夏:愛季たまに家きて1人でやってるもんね笑
愛:夏鈴ちゃん横で応援してくれるからめっちゃ楽しい
あなたの隣に立つために #10
鳥のさえずりが目覚ましがわりとなり朝を告げる
理:んん...もう朝かぁ...
ウトウトしながら起き上がる理子
まだ瞳月はもちろん、他のメンツも起きていない
理:にぃちゃん変なことしてないよね...
妹として兄ではなく幼馴染として天を守る側の理子
忍び足で○○の部屋に向かう
理:にぃちゃん〜... ボソッ
ゆっくり部屋のドアを開ける
そこには布団が敷いてあるのにも関わらず○○のベッドで
あなたの隣に立つために #11
気づけばもう部屋に電気をつけないと暗い時間
○:そろそろ…
かなり暗い中で勉強していたので目がチカチカする
玲:うぁ…目が…
麗:染みるぅ…
○:だよね笑
愛:電気つけるなら教えてよ…うぅ…
しかし電気をつけてみれば起きているのは4人のみ
他はペンを持ったまま夢の中
○:寝てんのかよ笑
愛:どうりで隣から、すー…すー…って聞こえるわけだ笑
珍しく夏鈴も爆睡
午前含め半日近く勉強
あなたの隣に立つために #12
○:じゃあ最終日頑張ってこ!
『おー!』
昨日のようないざこざも無くスっと集まった○○達
ここ2日の追い込みで既にテスト範囲は網羅している
あとは確認だけ
年下組、同級生組それぞれに分かれる
○:なんか分からないとこあったり、確認したい場所ある?
麗:ここなんだけど…
天:夏鈴ここの問題って素直に解いていいんだよね?
夏:うん、そこは変に勘繰らなくていいよ
本気モードの同級生組
今