皆さんご存知かと思いますが、お店のオンラインでの施策について書こうと思うとまずはここからかなと思い書かせて貰います。 「地域 業種」、例えば「渋谷 コーヒー屋」で検索したとすると検索結果にマップと店名が出てきます。あなたのお店は店名が出てくるでしょうか?もし、「出てこないぞ!Google my businessって何だ??」となっているのであればすぐに、もうすぐにGoogle my businessで検索して登録を進めて下さい。 登録するにあたって大切なのは、記入出来ると
今回でこのトピック、【飲食店のwithコロナという生き方】は終わりです。最期は『お客さん』との関係性について考えてみようと思います。 例えば、あなたがクラウドファンディングでプロジェクトを始めたとして、あなたのお店のお客さんの何人が参加してくれるでしょう?毎日のように来店される方だから参加してくれるだろうと思っていると、そんなことはなかったりします。 何が言いたいのかというと、これからの飲食店経営で対顧客ということを考えた時に、今まで以上に大切になってくるのが『応援される
これからの飲食店経営でこうすると強くなれると思うのが、コミュニティーを作ることです。考えているコミュニティーには2つあって、それは『地域』と『顧客』です。この2つのコミュニティーを作れれば潰れにくいお店になるのではないかと思うんです。 今回はまず『地域』のコミュニティーについて考えてみたいと思います。これまで飲食店というのは良い意味でも悪い意味でも個人プレイと言いますか、販促をするにしても、雰囲気を作るにしても1つのお店だけで行うのが普通だったと思います(街コンなんかはあり
これまで飲食店のライバルは近所の同業者でした。商圏の顧客の奪い合いに勝つためにあの手この手を打ってきたと思います。ですがコロナ禍で通常営業出来なくなったことでより顕著になってきたことがあります。 それが外食離れ。半ば強制的ではありますが、元々あったこの流れがより鮮明になってくると思います。前項なんかでも書いた通り、コンビニ、スーパー、デパ地下の食べ物のレベルが上がってきたことで飲食店の「味」という意味での価値は落ちています。ならば、何で勝負するのか? 僕は『店舗』自体であ
コンビニや冷凍食品、スーパーのお惣菜にデパ地下グルメ、ネットにゴロゴロ転がる様々なレシピ。もう「美味しい」では差別化が難しくなっています。もちろん、ミシュランで星を貰うような一部突き抜けて美味しいお店は別ですが、うちも含め、90%以上の飲食店はそうではありません。 ならば今一度『飲食店の価値』というものを考えてみなければならないと思います。味以外に提供しているもの… 前項の続きのようになりますが例えばビールを例に考えてみます。生ビールというのはなかなかお家では呑めません。
この一年の間に多くの人が、『あれ?これしなくても良いんじゃない?』ってことがあることに気付いたと思います。例えば【オフィスに出勤】【お店に呑みに行く】。この二つだけでもかなりのインパクトです。リモートワークで会社が回ることに気付いてオフィスを縮小した企業さんがすでにあったり、これからそうする所もあるでしょう。その方が家賃が安くて済みますし、交通費も削減出来ます。『家呑み』が普通になって、気付いたら居酒屋のライバルがコンビニになっていたりもします。 それってきっと、これからの
コロナが世を席巻するようになってもう一年以上が経ちました。外出自粛、緊急事態宣言、酒類の提供禁止に営業時間の短縮。これでもか!というほど現在進行形で飲食店は打撃を受けています。 僕の知り合いも何人かお店を閉めました。大阪では休業要請に伴う協力金が先週あたりにやっと、昨年12月中盤から1月半ばまでの分が振り込まれるというような状況です。 2020年度の飲食事業者の倒産件数は2000年以降で3番目に高い水準で700件を超えているようです。700件と聞くと「あれ?そんなもん?」
独立開業しようとしているあなたや、店長を雇って飲食店をしようとしている中小企業の社長さんがよく勘違いすることがあります。もうズバリ言いますが、「仕事」に対する考え方です。 飲食業界にはまだ昔ながらの『長い時間働くヤツが偉い』という思想が残っています。始めたばかりのお店の社員の数を絞りたいという気持ち、人件費を抑えたいという願望だったり、どうせ店舗を借りるのなら出来るだけ長い時間営業していたい。その方が売上があがるはずだ、という幻想もまだ生きていたりします。それはもうピンピン
高齢者施設のご飯を作るようになってから1年と2カ月ほど経ちました。365日稼働していなくてはならないので、その部分だけは確かに大変です。 ですが過去の失敗から、常に感じていた【怖さ】から抜け出ることが出来たんです。『お客さんが来ない』『売上が足りない』『家賃の支払い日が怖い』などなど、初めて自分で始めたお店は全く上手くいかず、目の前のお金を何とかモノにすることで精一杯、来月のことも、来年のことも、何も考えられず、計画的なんて言葉はどこにもありませんでした。 今になって、本
コロナ禍なので今すぐというわけにはいかないと思いますが、落ち着いたら飲食店を開業しようと思っている人へ向けた物です。 現職、前職が何であれ、要は飲食店経験者か全くの異業種からなのかは関係なく、とりあえずこれを頭に入れておいて欲しいです。 大手チェーン店が一年間を通して何をしているのか? 考えたことがありますか? 飲食店経営者の中にもチェーン店を下に見ている人がいます。 でもその人のお店がチェーン店よりも売上が上かというとそんなことはありません。 でも何故か低く見がちです
色んなことを考えているうちに、つい先日新しい取り引き先が決まり、これで一食あたり90人になります。 価格は業者さん毎に様々で、うちは一般的な介護付き高齢者住宅がターゲットです。 施設によって若干契約内容が違うんですが、1日当たり、3食で1,000円から1,300円です。 売上は計算して頂ければわかると思います。 店舗の家賃やその他の固定費、払えます。 自分の食い扶持確保出来ます。 2〜3人のパートさん雇えます。 夜の店舗営業で自分のやりたいことも出来ます。 コ
長年料理に携わってきたんですが、高齢者の方向けのご飯を作るなんてことを想像もしていませんでしたし、どんな物なのかも知りませんでした。 そんな訳でお話を頂いた後に実際当時とられていたご飯の実物を見に行ったんですが、、、 お世辞にも美味しそうではなく(見た目が)、味もただ薄いだけというのが正直な感想で、先々自分の親に食べさせたい物か、自分が歳をとった時に食べたいかとなるとNoでした。 僕は凄く単純な性格なので、そんな実物を見て、食べてみた結果 「これより良い物なら作れるな
大阪で飲食店の店長をしたり、自分でお店をやったり、飲食店のプロデュースをしたり、メニューを作ったりと20年近く飲食業界に関連したお仕事をしてきました。 昨年からのコロナ禍で業界そのものが危機的な状況にあります。 何か、どんなことでも良いから出来ることはないかと(具体的に言うとテイクアウトのメニューを考えてみたりしていました)頭を巡らせていました。 が、ふと、「これ、今の自分の話すれば良くない?」と思い立ち、書き慣れない文章を書いています。 丁度1年ほど前から、老人ホー