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ちょっと待って!飲食店を開業したいと考えている人へ その2~余裕を持つ~

高齢者施設のご飯を作るようになってから1年と2カ月ほど経ちました。365日稼働していなくてはならないので、その部分だけは確かに大変です。

ですが過去の失敗から、常に感じていた【怖さ】から抜け出ることが出来たんです。『お客さんが来ない』『売上が足りない』『家賃の支払い日が怖い』などなど、初めて自分で始めたお店は全く上手くいかず、目の前のお金を何とかモノにすることで精一杯、来月のことも、来年のことも、何も考えられず、計画的なんて言葉はどこにもありませんでした。

今になって、本を読んだり、動画を観たり、オンラインサロンに入ったりと、必死でマーケンティングとは何ぞや??と勉強していますが、あの当時はそんなことを全く考えることは出来ませんでした。

それ以前、会社に属して店長をしていた時もそうです。長い長い勤務時間、スタッフ不足の人材不足、今思えばそれでも恵まれた環境だったんですが、20代前半バリバリの若造だった自分には何の余裕もなく、勉強する隙間を見つけることも、会社を利用して色々試してみるなんてことも思いつかず、ただ一日々々課せられたことをクリアするため必死で働く毎日。

言い訳がましいとは思うんですが、こういうことって飲食業界で働いているとよくあるパターンではないですか?

とにかく、【余裕】というやつがまるでなかったわけです。

そして今、余裕が出来ました。だから計画も立てられるし、勉強も出来る。早起きして本を読んだり、コーヒーをドリップで淹れてみたり、こうして文章を書いたりと、大げさではなく、目の前の世界が変わった感じです。

毎月ある程度の決まった売上がまとまって入ってくる、ということは普通に飲食店をやっているとありえないことです。僕は、タイトル通り老人ホームのご飯を作る、ということを選びましたが他にもきっとあるはず。

店内で出来る、飲食店としてではない売上の生み出し方。それは色々あると思うんですよ。それを見つけてみたい、見つけたら発信していきたいと思っています。

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