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【ニュース感想文】スポティファイ、従業員17%の1500人削減 今年3度目

こんばんは!
スポティファイヘビーユーザー!小栗義樹です!

火曜日はニュース感想文!
関心を持ったニュース記事を読んで感想を述べていくという企画です!
この記事を機に、ニュースに関心を持ってもらえたら嬉しいと思います。

本日の題材はコチラです。

newspicksより、
スポティファイ、従業員17%の1500人削減。今年3度目という記事です。

大手音楽配信サイト「スポティファイ」が、今年3度目となる人員削減を発表しました。今回のリストラ、今年行われたリストラの中では最大規模のリストラとなっていますね。

記事の中では、アマゾンやリンクトインなど、同じく大手テック企業を引き合いに出し、業界でのリストラが目立つという触れ込みで記事が構成されています。

スポティファイはスウェーデンの企業です。アメリカだと思っていた方が多いのではないでしょうか?

音楽ストリーミング配信の大手企業であり、日本では2016年に配信がスタートしたと記憶しております。

この記事を題材に選んだ理由は、僕が個人的に、スポティファイに対して思い入れを持っているからです。僕がスポティファイの存在を認知したのは大学生の時です。音楽系の大学にいた僕からすると、スポティファイの登場による衝撃は計り知れないものがありました。

これは音楽の在り方が変わるぞ。

そう思わずにはいられなかったことを、今でも鮮明に覚えています。多分、日本でサービスがスタートした直後だったと思うのですが、それまで1曲課金制だった音楽が、定額制で聞き放題になったわけです。当時、音楽というか曲の価値が落ちることは間違いないと思いましたし、ヒットの定義が変わるとも思いました。

アルバム(曲の連作)という概念は崩れ去り、SNSのように、多くのフォロワーを抱えたミュージシャンが牽引していくことになると思いました。

もう1つ思ったのは、これからは日本で有名になっても意味がないんだなぁということでした。スポティファイは、ものの見事に、当時の大学生の音楽視聴習慣を変えました。海外の企業が作ったサービスで音楽を聴く。ということは、日本国内で売れるという必要性や意味がなくなるということです。

それに気づいたときのショックは大きかったです。僕はずっと、日本国内で売れてきたミュージシャンに憧れてきたわけで、レースがまるっと変わってしまったという事実に対し、自分の憧れをどこに持っていけばいいのか分からない状態に陥ってしまいました。

僕の中でyoutube・クラウドファンディング・スポティファイは、ある種の決定打となっていて、良くも悪くも、今後のバンドでの歩み方を見直すきっかけにもなったわけです。

だからこそ、スポティファイのネタが上がってくると見てしまいます。僕の分岐点であったのは間違いありませんからね。

そして今、この記事から感じるのは、僕にとっての大きな分岐点だった時代までもが終わりを迎えようとしているということです。

スポティファイ・アマゾン・リンクトインは、10代後半から20代だった僕に大きな影響を与えたサービスを提供していた企業です。そんな企業が今、リストラをして原価圧縮をしている。

成長や発展のためとはいえ、もはやそれは、人を抱えている必要すらなくなってしまう時代に突入したことを意味しているのではないでしょうか?

オンラインサービスとAIの相性は抜群でしょう。人に管理させなくても、コンピュータが意志を持って、自らの手で最適解を出してくれます。

それは少なからず、僕が憧れた音楽の世界を完全に終わらせ、僕が想像することのできない圧倒的な世界を創造することになると思います。

寂しいとは思いません。なんなら少し楽しみです。

でも、そういう時代があった。確かな挫折があった。この事実だけは残しておきたいなぁと思います。残しておきたいのです。

当時の熱・感動・衝撃は、僕の中に確実にある事実。だからこそ、この題材を使って、丁寧に保存しておこうと思います。スポティファイの今後の展開を楽しみにしつつ、本日の記事は終わりにします。

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