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練習では完璧なのに!本番では力を発揮できない本当の理由


「練習ではできているのに、本番ではそれができない…」

という経験、皆さんも一度はあるのではないでしょうか???

練習でしっかりと準備してきたからこそ、本番で思うようなパフォーマンスができないと、非常に悔しいですよね。

本番で力を発揮できないのは、「自分の実力不足…」と思い込んでしまう人も多いかもしれません。しかし、実は別の視点から考えることで、この悩みを解決できる可能性があります。

それは、「必要以上に本番を特別視していないか?」という問いです。




本番を特別視すると力が発揮しにくくなる理由


本番で力を発揮できない理由の一つは、「本番」を過剰に特別視してしまうことにあります。

例えば次のような思考をしていませんか???

・「本番で失敗してはいけない…」
・「本番でいつも通りの力を出したい…」
・「本番だからこそ全力を出さなきゃ…」

これらの思考には共通点があります。

それは、本番に対するプレッシャーや「特別感」を自分で作り出しているという点です。

過剰に本番を意識することで、失敗への不安が先行してしまい、結果的にいつもと違う精神状態になってしまいます。この状態では、普段の力を発揮するのが難しくなり、負のループに陥ってしまいます。


「いつも通り」は練習から生まれる


本番で「いつもの力を出したい」と思う人は多いですが、その「いつも通り」は普段の練習から作られるものです。

ここで皆さんに一つ質問です。

「練習の時に『いつも通りやろう』と意識したことはありますか?」

多くの人が、練習の際には「いつも通り」を特に意識していないのではないでしょうか。

普段の練習で「いつも通り」を意識しない人が、本番だけ「いつも通り」を意識しても、それは非現実的です。

普段やらないことを本番で急にやろうとする時点で、すでに「普段通り」ではありません


日常の延長線上に本番がある


ここで覚えておいてほしいのが、「日常の延長線上に本番がある」という考え方です。本番というのは、普段の練習や準備の積み重ねの先にあります。

重要なのは、日々の練習から本番を意識することです。本番特有の空気感や緊張感、天候、周囲の視線など、普段感じないプレッシャーを想像しながら練習することで、心構えが変わります。

例えば、次のような練習を取り入れてみて下さい。

実際の会場をイメージして練習する。
プレッシャーを意図的に作り出す練習(制限時間を設ける、人に見られながら練習するなど)。
本番で感じるだろう緊張感を意識し、その状態での動きをシミュレーションする。

このような練習を重ねることで、本番が「特別なもの」ではなく、「いつもの延長線上にあるもの」と感じられるようになります。


本番をイメージした練習が生む変化


練習の中で本番を意識する練習を持つと、次のような変化が期待できます。

・精神的なプレッシャーへの耐性がつく
本番特有の緊張感に慣れることで、プレッシャーを感じても冷静に対処できるようになります。

・自信を持って本番に臨める
本番を想定した練習を積むことで、「自分はやれる」という確信が生まれます。

・パフォーマンスの安定感が増す
本番の状況に左右されず、自分の力を発揮できるようになります。


まとめ:本番を特別視しないためにできること


「練習ではできるのに、本番では力が発揮できない」という悩みを解決するためには、次のポイントを意識しましょう。

・本番を過剰に特別視しない
本番に対する過剰なイメージを手放し、日常の延長線上にあるものとして捉える。

・本番を意識した練習を取り入れる
会場の空気感や緊張感などを想像しながら、普段の練習に本番の要素を組み込む。

・「いつも通り」を練習で意識する
練習の中で「いつも通りやろう」という意識を持つことで、本番でもその状態を再現しやすくなる。

本番で力を発揮することは、特別な才能が必要なわけではありません。普段の練習の質や意識を変えることで、誰でも実現可能なものです。

「本番を日常の延長線上に置く」ーーその考え方を、ぜひ取り入れてみて下さい。



最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。
以前投稿した記事も、ぜひご覧になってみて下さい!

笑顔で、最高のパフォーマンスを!

メンタルコーチ タケシ

では次回もお楽しみに👋



前回投稿した記事はこちら⬇️


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