お仕事でやったことを振り返ってみました 執筆・寄稿 ・小説すばる3月号コラム『運命共同体』 ・me and you連載『呼びようのない暮らし』 ・WEB連載『君の温度』 ・MGプレス連載コラム「読書の力」 ・SUUMOタウンエッセイ『流れついた街・松本でつづく未完の生活記』 ・リレー連載『ばんぶんぼん!』 家族 星野文月<
今日もとてもさむい。ブラックフライデーでデスクチェアを買ったのに、寒すぎて電気カーペットを引っ張り出してきて床に座っている。まだ一度もデスクチェアで仕事をしたことがない。 冬の暗くてどんよりした空が窓から見える。さむいけど、こんな気候で音楽を聞くのが気分にあっていてよくて、悪くないなって思う。悪くないな、って思えるくらいには余裕がある。今年は去年と心持ちがちがう。そっち側に引っ張られないぞ、という構え。 16時くらいになるともう部屋が暗くなる、まだ照明は届かずクリスマス用の
あたらしく買ったテレビにYoutubeを繋いでフジロックみてる。久しぶりに生中継で人が演奏しているところをみて、じりじり自分の体の中に熱がうまれるのを感じた。こんな状況だからか、みんな一層演奏に熱が入っているような(そりゃそうか)、こういうのなくなったわけじゃなくて、しばらく見えてなかっただけなんだって思ったし、わかった。わかってよかった。バンドとか、歌とか、それぞれが自分の役割を、それぞれの方法で果たしている感じがしてよかった。 美容院で髪の毛を黒色に染めた。シャンプーが
bundleの新刊「わたしが部屋にいるときは」にエッセイを書きました。久しぶりにまとまった文章を書いた。 自分が、どうして文章を書くのかを考えていて、別に書くこと自体は好きなわけではないと気が付いた。要は、わたしは誰かに伝わってる感じが好きなだけで、別に文章じゃなくてもよかったんだな、とわかった。それに気づいたら、自分が自分に課していた謎のプレッシャーから解放された。 誰かと感覚を完全にわかりあうことは、実際のところできないと思ってるけど、わかろうと思って、耳を傾けてくれ
昨晩、急に思い立って東京にきた。ほんとに、なんの計画性もなく着替えの下着とお財布、携帯だけ持って特急に乗った。突然恋人にすごく会いたくなって、考えてたらあれ今日行けるじゃん、行くか…?、来ちゃった、という感じで移動した。東京、一瞬で来られた。 特別な予定も計画もないので、平日でも会えそうな知人に連絡をした。 3ヶ月ぶりの都会。人とお店の数が多くて、情報量の多さを実感した。こんな場所で住んでいたら、無意識的に情報の処理が行われるだろうし、神経が疲れるのも無理ないよなあ、と思った
また自転車で転んだ。今日は買い物バッグがレールに巻き込まれて袋の一部が破損、袋に入っていたサバの切り身がミンチ状になった。さっきまではサバを食べ物として認識していたのに、突然心理的な距離が広がって、2秒くらいそれを見つめて停止していた。ぎりぎりの差で納豆が餌食になることが避けられてよかったと思う。自転車は怖いからなるべく乗りたくない。 今日は風のなかに春のようなやわらかさを感じた。もう春なんて二度と来ないんじゃないかと思っていたこの頃だったけど、案外もうすぐ季節が変わるのかも
いくさんこんにちは。気が付けば1月ももう終わってしまいそうです。昨日、時間なんてものはないんです、って言うおじいさんと出会いました。今年の目標は春から頑張る、かな。ここのところ、毎日10時間寝てます… いま、この本を読んでいて、連歌ではなく”連詩”というものに触れています。歌人の、岡野大嗣さんと木下龍也さんがつくった短歌を受けて、詩人の谷川俊太郎さんが詩を返す、というもの。 わたしは短歌をつくってみながら、短歌という場所は自分にとっていちばんフィットする場所ではないな、と
ここ数日ずっと引きずっていたことが、ふっと軽くなった。たかこさんと電話してわたしの”心のくせ”について指摘される。ふーちゃんは、小さなことから中ぐらいのことまで、とにかくいろいろなことにすごく影響を受けやすいよね、と言われた。たしかに!!とすごく思った。芯を突かれた時の、あの、目が開かれるような感覚に一瞬でなる。一緒に暮らしていた時間があったからこそ、わかってくれているところがあるんだな、ってあらためて思った。「自分がどうありたいかにフォーカスし続けたら、外的なものになんて左
いくさんこんばんは。そして、あけましておめでとうございます! 今年は大晦日の夜まで働いていて、テレビもSNSも見られなかったので新年の実感はまったくないまま、去年と地続きの1月1日を過ごしました。 いくさんはいかがお過ごしですか? TANKA 知りたくてプレイリストへ入れた曲スキップしてしまう中央線 この歌をもっと推敲したいと前回のところで書いてありましたが、さらに推敲したい、という気持ちと、この歌はここが着地点かもしれない、の境目ってどんな風に捉えていますか?わたしは
いろいろあった2020年。自分のためにやったこととか印象的だったことを書き留めておきます。 1月 Podcast「YMKラジオ」をはじめる 昨年の12月から自分の本の宣伝でTwitterをガンガン使っていて、この頃すっかりTwitterに疲れてしまった。佐々木に相談してみたら、じゃあラジオやろうよと誘ってくれてPodcastをはじめてみた。最初は照れくさいような気持ちもあったけど、人の声って文字では伝わりきらないたくさんの情報を含んでいて、限られた文字数でひとり歩きする情
知人が数人いるとはいえ、あたらしい土地はやっぱり心細いと感じる。まだ道がよくわからないし、一番近いコンビニへ行くのに徒歩で10分はかかると言われて都会との違いを感じた。外はかなり寒いし、どこへ行くにも遠く感じる。なかなか出歩く気にもなれず、薄暗い部屋の中で新品のIphoneをいじって過ごしている。 東京には自分を知ってくれている人がたくさんいて、少しの手軽な移動で、いつでも人に会えた。ここでは自分が誰で、どんな人間なのか知っている人がいなくて、今のところ心細い。ガラスに反射
いくさんこんにちは。めっちゃお返事遅れてしまいました…無事に引っ越しの荷物を搬出がおわり、東京からバスで移動、今は長野の実家にいます。 この2週間くらいは、やっぱりいろいろなことを思ったし、考えました。会いたい人に会って、話を聞いたり聞いてもらったりしながら、これからのことをたくさん想像した。今は長野にいて、まだあらゆることの実感がわかないけど、昨日新宿でバスを待っている間にこの9年間のことが長い夢を見ていたみたいだったな、って感じました。もっとびしびし感傷的な気持ちになる
開けっぱなしにしている西の窓から線香の匂いがした。段ボールだらけになってゆく部屋もだんだんと見飽きてくる。物はほとんどなくなって床には本と書きかけのノートが散らばっていた。空白だらけの部屋で苦しさに似たガスがひろがっていく感じがして、それで思い切り窓を開けた。 外から静かに会話が聞こえてきて、アパートの大家さんが数日前に亡くなっていたことを知る。わたしの部屋は大家さんの敷地内に隣接していて、まるで東京とは思えない突然の森のような庭を抜けると辿り着ける。この森を管理していたの
いくさん、こんにちは。 本当に11月なのか疑わしいほどあたたかいですね。あと、台風みたいに風がつよい。たくさん落ちている枯れ葉を踏みながら歩くと、たまにポテチを踏んだのかと思うくらいいい音がするやつがあります。 前回のいくさんの短歌 イヤホンのコードを拳に2周させ心が走り出すのを止める この歌、すごく好きです。 わたしは最近もっぱらワイヤレスイヤホンを使っています。とにかく便利なので・・・でも、有線のイヤホンって愛おしいですよね。少し前のラブソングにあった、片耳ずつ
いくさんこんにちは。説明をありがとうございます~🐡 わたしのことほっし~って呼ぶのは世界にたったふたり、いくさんとこじまさん(昔のバイト先の社員さん)だけです。あとは、だいたい下の名前で呼ばれることが多いかなあ。貴重な呼び名なのでたいせつにしようと思います 笑 いくさんは、昔呼ばれたあだ名とかありましたか? ■前回のいくさんの歌 死後罰が下る卵液ひたりきる手前で焼かれるフレンチトースト フレンチトースト、ふわっふわの染み染みのやつ、たしか昔食べたことがあるんだけど、ふ
いくさんこんにちは。先日の短歌クラブ楽しかったですね!すっかり感化されて、ここしばらくは短歌のことを考えていました。いつか、いくさんと何かできたらいいなあとぼんやり考えていたので、誘いに乗ってくれてうれしいです! ・自作の短歌をひとつ以上書く ・一週間を目安に返事をする ・最後に、上の句をつくって相手に託す ルールはこんな感じでいいのかな、とりあえず書いてみましたが、やってみて何か思うところがあれば教えてください! ✳︎🦆 昨日は、祝日でしたね。平日に休みなことがめち