長編の夢から醒めて
いくさんこんにちは。めっちゃお返事遅れてしまいました…無事に引っ越しの荷物を搬出がおわり、東京からバスで移動、今は長野の実家にいます。
この2週間くらいは、やっぱりいろいろなことを思ったし、考えました。会いたい人に会って、話を聞いたり聞いてもらったりしながら、これからのことをたくさん想像した。今は長野にいて、まだあらゆることの実感がわかないけど、昨日新宿でバスを待っている間にこの9年間のことが長い夢を見ていたみたいだったな、って感じました。もっとびしびし感傷的な気持ちになるのかと思っていたけど、案外そうでもなくて、逆にすこし戸惑っているところです。
長編の夢から醒めてここにいる同じ窓からさし込む光
今日は、また荷物をほどく作業をします。引っ越しはやることがたくさんあって大変です。
▪︎前回の連歌
晴天は不幸に似ている明日(あす)にでも安心しようよ神社に行こう
晴天は不幸に似ている、というのは江國香織さんの小説の中にあった一文です。この表現が、なぜかすごくわかる、と思っていくさんに上の句として託しました。わたしがここで思い描いた晴天は、まさに初詣とかのきっぱり晴れた空の様子で、いくさんも同じ情景をイメージしたんだなあと思いました。
短歌はこんなにも文字数が少ないのに、心に浮かんだ景色や感情が同じ絵をみているように重なることがあっておもしろいですね。(かと思えば、全然受け取り方がちがう時もあっておどろく)
わたしは絶対初詣に行きます!でも、おみくじは引かない。
▪︎前回のいくさんの歌
首かしげわかろうとする悪気なくあなたは距離をはかろうとする
最初読んだときは、ちょっと小悪魔的な女の人の歌かと思いました。猫はかわいい。超わかる。
▪︎バトンリレー
忘れたのではない多分はじめから発芽してゆく心の震え
”忘れた”と思っていること、本当は全部、全身で覚えているような気がします。この歌にいくさんが下の句をつけて完成させるならどんな風になるのかとても気になったので、バトンリレーもう一回これでお願いします!
〈上の句バトン〉
忘れたのではない多分はじめから
よい一日を!
サポートありがとうございます!より多くのひとに還元できることをやっていけたらいいなと思っています、よろしくお願いします🕊