花札の雨は止まない
いくさんこんばんは。そして、あけましておめでとうございます!
今年は大晦日の夜まで働いていて、テレビもSNSも見られなかったので新年の実感はまったくないまま、去年と地続きの1月1日を過ごしました。
いくさんはいかがお過ごしですか?
TANKA
知りたくてプレイリストへ入れた曲スキップしてしまう中央線
この歌をもっと推敲したいと前回のところで書いてありましたが、さらに推敲したい、という気持ちと、この歌はここが着地点かもしれない、の境目ってどんな風に捉えていますか?わたしは、わかりやす過ぎる歌ができたときに、これでいいのかな…(いや単純すぎるだろう)と立ち止まって没にしてしまうことが多いです。逆にちょっと捻ったもので、伝わりづらいかも?ってものは採用しがちですが、実際のところ読む人にはどのくらい伝わっているんだろう。
昨年は短歌おもしろい!とりあえずいろいろ作ってみたいぜ!って気持ちでやってみたけど、今年はもう少し技巧を身に着けられたらいいなあ。いま暮らしている場所には、短歌の結社がいくつかあって、調べた感じ、おじいちゃんおばあちゃんしか居なさそうな気配がしますが、ちょっと思い切って参加してみようかなあ……
自作短歌
花札の「雨」は止まない母もまたこの家捨てた少女であった
元旦はお休みだったので、一年ぶりにおばあちゃんの家に行きました。おばあちゃんが花札をやりたいと言い出して、お母さんとおばさんが参加。ルールを知らないわたしは観戦していたのですが、はじまった瞬間に3人がきゃあきゃあと笑い声をあげたり、うーーと唸って、大げさに落胆したり…自分にはわからないルールに則ってそれぞれの感情が動いているのがとても不思議でした。とにかくみんな真剣で、楽しそうで、目が子供みたいにきらきらしてた。お母さんが生まれて育った家で、お母さんにも少女だったときがあったんだよなあ、と当たり前だけど、そんなことを実感を持って思い、この歌をつくりました。
TANKA 2
忘れたのではない多分はじめからくさ、みず、ほのお、ねにもつタイプ
わたしが作ったものと全然ちがいますね。前も言った気がするけど、いくさんの、歌をゆるく方向転換できる技いいな~って思います。わたしは、いつも超真剣に考えてしまうので、ちょっと肩の力抜けてる感じにあこがれる。
少し話は変わりますが、「根は真面目だからね」って言葉はよく聞くけど、「根っからふざけてる人」に会ってみたいな~
短歌リレー!
右手から落ちるスマホはゆっくりとコンクリートの地面を抜ける
立て続けに上の句!↓
休日にちゃんと具合は悪くなる
2021年はどんな一年になるかな。
ありきたりな言葉だけど、今年もよろしくお願いします!
サポートありがとうございます!より多くのひとに還元できることをやっていけたらいいなと思っています、よろしくお願いします🕊