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最近の記事

醒めないでいて。

2024年11月13日 📍大塚Hearts+ ◤ 君影ラン生誕祭 ◢ 無事開催出来ました!メンバーや運営さん、キミカゲフレンズのおかげです!本当にありがとう。 キミカゲかれこれアイドルを初めて5年ほど経ちますが、一度もアイドルとして単独で生誕を行ったことがなくてすごく不安で緊張した生誕祭でした。 その日のことや皆様への感謝の気持ちをまとめたいな~とおもい、noteを書くことにした次第です。 生誕祭を行うにあたって、テーマがほしくて。 比較的人よりも過去を重んじるタイ

    • 本を読むことそして、時々、海。

      幼い頃から 『 自由にしていいよ 』と言われた途端、思考が止まるタイプでした。 これまためんどくさい性格なので「貴方が言う自由は貴方にとっての自由であって、キミカゲにとっての自由ではないですよね」と感じていて。自分自身の『自由』というものがどこまであってどこまで許されるのか。全くわからないでいました。 「そんなん人それぞれやろ」と言われてしまうとそれまでなのですが。人それぞれだからこそ、怖かったのです。自分自身が持っている自由(自由と信じたもの)を第三者から否定される(さ

      • 思い出は、

        LIVEしていると、たまに、いや、割と。 フロアに残像が見えるんですよね。 いつかの日のこの光景の、あの人たち、みたいな。 そこに居るはずの無い人たちの顔が、ちらほらと、見えるんです。困ってます。 𓏲𓂅𓂅 別れがくるなら、出会わなければよかった。 人生でたくさんこの気持ちを経験してきたそのたくさんの割合はアイドルになってからを締めているなと感じます。 色んな人と出会って、色んな人と気持ちを深めあって、色んな人とのお別れを経験してきました。 かれこれ4年ほどアイドルとして活

        • 【短歌】ミスる心中

          もし今日で ボクを終わりにできるなら フリージアに 窒息したい 生き物には 説明書が無いのですね どうしたら素直に 怒れますか 諦めの 栞挟んで 読み進める キミの気持ち 飛ばし読みして 他愛ない 会話がそこに 飽和して アイスコーヒー 薄まっていく 吐く息が 白く濁れば 今すぐに キミを見つけて 海にでも行く 世界には もう要らないので ボクたちは 海に沈むも ミスる心中 紫陽花の 花はキミの 涙色 拭えなくて 散ってく花びら 車窓に 流れゆく夏 百日紅 ボク

          アイドルになるために高2の夏、クレーンの免許をとった。

          『 今の貴女には、何も無いです 』 一瞬、寒気がした。夏休みに入る前だというのに、入道雲は青い空で息をしているのに、白のワイシャツが少し肌に張り付いているのに。寒かった。 ( えっと…それは… ) 聞き返すことも出来ませんでしたね。2回もこの言葉を聞きたくはなかったので。でもこんな強い言葉を発した担任の先生の顔は真剣で、キミカゲの未来を誰よりも考えてくれていた。だから、何か間違ったことを言っているんだなこの人は、みたいな疑心はなくて。ただ真っ当な、純粋な、真実を。渡された

          アイドルになるために高2の夏、クレーンの免許をとった。

          君影ラン、であること。

          どうも、星・惑星または、星光の一員となりました。君影ランです。 オーディションに合格してメンバーとの顔合わせのために事務所に向かっている道中、星街すいせいさんの「Stellar Stellar」を聞いていました。事務所に到着して渡された資料に目を通すと『グールプ名は STELLASTELLA 』と表記されていてなんだか運命というかそういう導きってあんのかな、とか呑気に考えたりしていました。 STELLASTELLA であり、君影ランである、ということ。こっちの世界は知らない

          君影ラン、であること。

          君影ラン誕生祭 2024

          お久しぶりです、君影ランです。 この度 来る1月15日(月)に新宿SAMURAIさんにて誕生祭LIVEを開催させて頂くことになりました! アイドルになってからずっとお世話になっている大好きで大切な場所で誕生祭LIVEをさせて頂けること、心から嬉しく思います。 2023年の春、またアイドルとしてステージに戻ってきた君影でしたがその活動は想像よりも早く幕を下ろすこととなりました。そして誕生日前に活動休止LIVEを行ったため、誕生日当日にアイドルとしてこの世に存在することが出来ま

          君影ラン誕生祭 2024

          さよならの言い方なんて知らない。

          拝啓、これは君影ランからの手紙。 どうか最後まで読んでいただけると嬉しい限りです。 私は高校を卒業してすぐ東京に来ました。 地元が大嫌いで、なんの思い入れもなく、飛行機でたった1時間半でササッと東京に来ました。 どこに行っても知り合いがいて、勝手に噂話されたり本当の話がどこからか漏れていたり。みんなはそれを田舎の絆の深さだとかなんだとか言っていました。ですが、そんなものじぶんにとってはなにも大切じゃなくて、はやく東京に行きたくてたまらなかったのです。 東京に行こうと決めたの

          さよならの言い方なんて知らない。

          涙で溺れたあの日の一言

          あらすじ  高校二年の冬、ボクらは海にいた。  ボクらを海から遠ざけるような冷たい風が吹いていたが、その風が吹く度に二人の距離は少しずつ近づいた。  今日ボクはキミに伝えたいことがあってここにいる。どうか、聞いて欲しい。キミは何も疑わず、冬の夜みたく深い瞳でボクを見つめる。  伝えたい想いを言葉にしたいのに上手に出来ない。「焦らなくてもいいよ」と少し不安げなキミ。でもボクは伝えたい。だけど言葉じゃなくて涙が溢れ出した。そしたら、どうしてかわからないけど、キミの目からも大粒の

          涙で溺れたあの日の一言