ふみ

内向的 読むこと考えること食べることツーリングが好き 最近はアウトプットもしたい Twitter(@tougou_fumi)

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最近の記事

重い身体で考えること

 今日は休みだった。  昨晩そんなに夜ふかしした訳じゃないのに、最近どうしても朝起き上がれない。最近梅雨入りして、既にずいぶんと暑くなっているせいか。低血圧は夏と相性が悪い。血管が伸びて、ただでさえ低い血圧が上がりづらくなるのだ。高血圧の人にとってはいいことなのだろうが、低血圧の身としては早く夏が終わって欲しい。夏の青空と雲と、緑の青々とするところは好きだけど、暑さと湿気だけは勘弁して欲しい。  文学フリマ東京39まで、あと半年を切った。今回は出店者として参加するつもりだ。

    • タン タン タンデムで足湯へ

      朝シンデレラは自分のスクーターを出そうとしたが、エンジンがかからなかった おとといは遠出出来たのに、1日空けただけでなぜかもう走らないとか、ふつうにショック ふて寝した そうしたら彼が大きなバイクでやってきた シンデレラお困りのスクーターは彼の見立てでもダメで、おでかけは彼のバイクにタンデムで行くことになった 彼の背中でびゅんびゅんと強く寒い風を感じながら、シンデレラは「自分ひとりの運転ではこの寒さを乗り切れなかったかもしれないな」と思った それに彼の運転は後ろに乗ってい

      • どこにも帰れない

        楽しいことと苦しいことは繰り返し どちらか一方だけになることはない そうわかっていても納得できない日もある 昨日があって 今日がきて たぶん明日もある それの×365が一年で そうやって31年生きてきた それで何が出来た? 何を成せた? たぶんゼロではなくて 何かはあるはずなんだけど じゃあ本来どうなっていたかったかと尋ねられたら 答えられるものなんて持ち合わせてはいない なんの展望もないニンゲンには何も成せない 頭の中の自問自答が正しいと思い始めたら最後 ただそういう時期な

        • 書いては消して

           去年の暮れ、「本を作りたい!」と思い立ち、それから文章を少しずつ書いている。  まったくの素人なのに、本を作れるのだろうか…という不安もなくはないけれど、調べたり、人に聞いたり、としていくうちに「きっとなんとかなるだろう」という謎の自信が生まれた。  それと、本を出すには載せるものがなければ始まらない、という当然のことにも行き当たり、結局は書くしかないので書いている。  ここからは書いていく環境が変わっていくことについて。  最初は、すぐ出来る原稿用紙を買って手書きで

          ちゃんと忘れたね

          昨日は長い一日だった 詳細は誰にも見せない日記に書いたからここにはつらつらと書いていく ひと言で言えば友達とのデートだった 天然たい焼きを食べて、寄り道したりして、景色のいい大食堂で昼ごはんを食べて、お散歩して、120センチはある深さの温泉に入り温まり、公園に行って電車を見て、とある有名な川の側の遊歩道を歩く 夜は2回目に会う人も交えて時間を過ごし、最後はゆっくりと語り合った 車の中でくだらないことで盛り上がったり、私のカメラで撮り合いっこしたり、温泉上がりにリンゴジ

          ちゃんと忘れたね

          夢 雑記

          昨日の夜に見た夢は妙に覚えている 話すのが気持ち悪いことを承知で言うんだけど、夢の中で私は芸人のバカリズムさんと付き合っていた 朧げな記憶を頼りに書いていきます ***** バカリズム(私は夢で枡野さんと呼んでいたので以下枡野さん)はオフィスで働く中堅社員といった感じで、職場の人からの信頼も厚かった 私は新人時代から枡野さんにお世話になっていて、その憧れが好意に変わるのも時間の問題だった 枡野さんは明るく、さり気ない優しさで私をフォローしてくれる 彼のランチは基本は

          夢 雑記

          きゅるきゅる

          はじめに。 暗い内容なので、文章を読んで影響を受けやすい方はこのまま読まずに閉じていただくか、読んでる途中で少しでも不安を感じたら読むのを止めてください。 この文章はフィクションです。 ***** 今日は13時間寝ていた 夢を立て続けに見たような気もするが、細かくは覚えていない ただどれも気持ちの良いものではなく、目が覚めては眠りを繰り返した 体を起こして最初に感じたのは全身のだるさと耳鳴り 居間に行ってタバコを吸っても、なにかしようという気にはなれなかった ベッドへ戻り

          きゅるきゅる

          寒さが堪える日

          はじめに。 暗い内容なので、文章を読んで影響を受けやすい方はこのまま読まずに閉じていただくか、読んでる途中で少しでも不安を感じたら読むのを止めてください。 この文章はフィクションです。 ***** 身体がひたすらに重い 住んでいるところは北なのだが、季節なりの寒さがここ数日続いている 昨日の夜は知人と会った 話し出せばお互いに止まらないタイプの相性で、それなりに近況を話し合った 以前、もうすぐ車の車検が切れると話したら、知人のさらに知り合いが売りに出す前だという軽のある

          寒さが堪える日

          金属音が悲鳴に聞こえる

          はじめに。 暗い内容なので、文章を読んで影響を受けやすい方はこのまま読まずに閉じていただくか、読んでる途中で少しでも不安を感じたら読むのを止めてください。 この文章はフィクションです。 ***** 夕方、車で実家から自宅へ向かっていた。 特に急いでもいなかったので高速を使わなかった。土曜日のこの時間なら二時間半で着くだろうか。そんなことを思って、車を走らせた。 後部座席はシートを倒した上で、夏タイヤが四本積んである。まだ冬なので付け替えるわけではない。この今の車が今月末

          金属音が悲鳴に聞こえる

          最近のこと

          躁鬱について。 相変わらず自分の内側に潜って考える時間が増えているので、そういう内容になりがち。 1月末に上がりすぎて、2月からは主治医と相談して抗うつ剤を一部減量したことにより、ゆるやかに下り坂を歩いているような感覚だ。 薬で調節できるから、増やせばまた活動的にはなれるのだろうが、そうすると波が大きくなって鬱も重いものになるから、このあたりでセーブしておくことも必要なんだろう。 今日は月に一度の通院だった。 診察室に行くと、自分が今どんな状態かということがよくわかる。そ

          最近のこと

          「子どものトラウマ」感想

          今日は「子どものトラウマ」西澤哲著 の感想を簡単にまとめたいと思う 自分への忘備録の意味も大きい 全体的な印象は著者の深い知識、適切な引用、そこから展開する話が見事で唸りながら読み進めた タイトルにあるようにトラウマについての話がメインではあるのだが、子どものトラウマになりうる虐待の種類(身体的虐待・ネグレクト・性的虐待・心理的虐待)と、また子供の生育にそれらがどのように影響を及ぼすのか、とても丁寧に書かれていた  また後半は虐待する親の抱えるトラウマについても言及して

          「子どものトラウマ」感想

          0時過ぎたらもう2024

          令和6年を迎えた 喪中につき皆様方には新年の挨拶は控えさせてもらっているけど、それにしても年を越したという実感がない一年だと思う 相変わらず朝も昼も夜もないような暮らしをしているし(実家にいたら少しはましだったけど)、好きなことだけで過ごしていいと言われるとそれはそれで困ってしまうものなんだな、というのが今の私の贅沢な悩み でもこの状況でヒマだ!と感じるのが健康らしいのだけど、まだ身体は疲れているしやりたいことは尽きないから、もう少しこの暮らしは続く模様 昨日は久しぶりにひ

          0時過ぎたらもう2024

          2023.11.30 剥げたネイルと文庫本

          相変わらず寝て起きて寝ての一日の区切りがよくわからない毎日を飽きもせず繰り返している 最近5日連続で焼き芋を食べていて、それはもうハマってるのではと思うが、なんだろう、無心で食べられるから食べているのかもしれない 昨日は気が向いて久しぶりにすき焼きを作ったけど、胃が小さくなっててすこししか食べられなかった けど甘いお肉っていいですね 今日それの残りにきしめんを入れました 夕方から用事があり出掛けて、帰りにブックオフで本を7冊買いました ぜんぶ文庫本 まだまだ読んでいない本

          2023.11.30 剥げたネイルと文庫本

          失くしたこと

          2月に買ったお気に入りの指輪を失くした 恋人とお揃いのものだった いつも大事にしていたけど、彼とビジネスホテルに泊まった夜、部屋で外して、朝起きたらそれは無くなっていた その夜はふたりで飲みに行くのをお互い楽しみにしていたのだけど、私が話題選びを間違えてしまい、ひとりで傷ついて、感情的になってしまった 居酒屋のカウンターで泣くのはみっともないことだとわかっているのに、止まらない 彼は何も間違ったことは言っていない その話題を出すには、私はまだ未熟だったし受容が出来ていなかっ

          失くしたこと

          誰にあてるでもなく

          落ち込んでばかりだ こんな夜はどうしようもない そわそわして、なにかしたいけどなにもすることが思い浮かばず、こうしてnoteを開いている 今年に入ってからは環境の変化も大きくて、それに押されて自分に割ける時間と気力も残っていない 帰宅したら毎日20時近いし、ひとり暮らしだから、家のことしてごはん作って食べてテレビみてTwitterみてぼーっとしてたらもう寝なきゃいけない時間になってる 先のことなど考えられない 一日を生きるのが精一杯で、寝たらまた朝が来て、家を出て、また

          誰にあてるでもなく

          客観的に見た自分が好きではないということ

          親しい人に言われた言葉が引っかかり、そのまま文字に起こそうと思った次第 私とふたりで写真を撮ろうよ、と誘った時、彼は嫌がった それは“客観的に見た自分が好きになれない”という理由だった それ自体は、受け入れる 彼が感じたことだから でもそれは私の体験と重なるとひとつの疑問となる 長らく私は私という個人が好きではなかった 傷つきやすく繊細で、そのわり相手の傷に対しては鈍感で、感覚的に生きることしか出来ない身としては、それが苦痛だった だけど紆余曲折あり写真に映る機会が増え

          客観的に見た自分が好きではないということ