ちゃんと忘れたね

昨日は長い一日だった

詳細は誰にも見せない日記に書いたからここにはつらつらと書いていく

ひと言で言えば友達とのデートだった

天然たい焼きを食べて、寄り道したりして、景色のいい大食堂で昼ごはんを食べて、お散歩して、120センチはある深さの温泉に入り温まり、公園に行って電車を見て、とある有名な川の側の遊歩道を歩く
夜は2回目に会う人も交えて時間を過ごし、最後はゆっくりと語り合った


車の中でくだらないことで盛り上がったり、私のカメラで撮り合いっこしたり、温泉上がりにリンゴジュースを飲んだり、夜を過ごしたり
友達と同じ景色を見て過ごす、そのことが私の心を温めてくれた
私のおっちょこちょいが炸裂した忘れ物に対しても咎めることなく、「ちゃんと忘れたね」と優しく茶化してくれたから、ふわふわと優しい気持ちで居られた

ここ数日の私は魂が抜けたように過ごしていたから、この時間を過ごすことで、少しずつ息の仕方を思い出すようだった

また、この友達と会って言葉を交わしたいと思う
もっとふたりでしたいことがあると思う
これが私をこの世に留めてくれるのか

後悔のない人生なんてないと思う
だからこの思い出は思い出として残し
それでもどうにもいかなくなったら
その時はその時でなんとかしようと思う

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