2022年4月の記事一覧
父はなんでも知っている【#ミステリー小説が好き】
過去を振り返り、
「あの時のあれは一体?」
と、ギモンに思う瞬間はないだろうか?
例えば私なら、
失くしたと思っていた本が、自宅の郵便受けに突っ込まれていた小5の春休み。
または、
おやつに食べようと会社の冷蔵庫で保冷していたチョコレートが、忽然と失くなっていた入社3年目の夏。
とか。
ふと思いだし、「いったい誰が?」と思うものの、真相は藪の中なのである。
ミステリー小説の中でも、日常の謎
"怖いもの見たさ"という名の欲望【#ホラー小説が好き】
伝説の本がある。
私にとっては、学生時代から大好きな作家が満を持して刊行した単行本。
かつて喜び勇んで手に入れたのを、昨日のことのように思い出せる。
いざ読むと淡々とした語り口なのに、じわじわ這い上がってくるような薄気味悪さを感じる。その著者が、以前刊行したホラー作品とはまた別の恐怖なのだ。
怖いのにやめられない。
私は、この本の面白さを広めたいと思った。
(とはいえ、怖がりさんにはオススメし
やめさえしなけりゃ習慣化【#書く習慣】
noteをはじめて、もうすぐ2年になる。
当時書きたいお題があって、軽いキモチではじめたが、すぐに続かなくなると思っていた。
私が、めんどくさがりやだからである。
なんとなくでも細々と続けられているのは、noteという場の便利さや居心地のよさだと思っている。
一方、かつて毎日のように更新されていた方が、お休みを宣言なさったり、いつの間にかnote上でお目にかからなくなり、さみしく感じることも
物語は裏切らない【#読書感想文】
本には、出会うべきタイミングがある。
"べき"という言葉は、強制みたいで使いたくない。
だが、テレビを通して、ウクライナで鳴り響く空襲警報と砲撃の音が聞こえてくる。ウクライナが侵攻され停戦の目処が立たない現在、この本は今読むべき本だと思う。
深緑野分・著『ベルリンは晴れているか』を読んだ。
この本を購入した時、書店の店長さんに「いい本ですよ」と言われた話を、1つ前のnote