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意識しなくとも「たまたまサステナブル」なオーストラリア生活

SDGs、サステナブル、ヴィーガン、エシカル・・・聞かない日はないんじゃないか?と思うほど頻繁に耳にする言葉となりました。

とはいえ、

気候変動、地球温暖化、生物多様性、カーボンニュートラル、アニマルウェルフェア、なんだか個人が手に負えない壮大なことというか、、、現実味がないというか、、、、

「私には関係ない」
「私ひとりががんばったところで意味がない」

が、正直なところだったんですよ。

しかし、オーストラリアで生活していると、

手に取ったものが、

「たまたまサステナブル・エシカルな商品だった」

というパターンが多いことに気付きました。

私のオーストラリアの日常生活に馴染んでいるサステナブル・エシカルな

  • 食べ物

  • スキンケア・メイクアイテム

  • 衣料品

について紹介したいと思います。


美味しいヴィーガン向けのお菓子

メルボルン発の乳製品不使用のヴィーガンチョコ「Pana」はスーパーで特売になっていると必ず買ってしまう一品。

原材料はオーガニックでハンドメイドで丁寧に作られたチョコは一般的なチョコにはない深みがあってめちゃくちゃおいしい。

ハラール認証・コーシャ認証取得で食の多様性にも対応し、パッケージは再生紙を使用。

自分を甘やかしたいときの必需品です。

The Naturalはグミやキャンディーで有名な製菓メーカー。

ヴィーガン用のグミは動物性のゼラチン不使用なので、食の好み・宗教上の理由でゼラチンを口にしない人々のおやつにぴったり。

The Naturalから販売されているお菓子はヴィーガン対応以外のものも、

  • 人工着色料

  • 人工香料

  • 人工甘味料

  • 遺伝子組み換え作物

は使用していません。

健康的なおやつだから!としょっちゅう食べています。

シレっと環境に配慮したお茶

Pukkaはイギリス発のハーブティーメーカーですが、オーストラリアのスーパーでも販売されています。

最初は「パッケージがかわいい」という安易な理由で購入し、

「おいし~!」

と何も考えずに飲んでいました。

調べてみると、

おいしいハーブを通して人々の幸せを願うだけでなく、持続可能なオーガニック農法での栽培、フェアトレード(公正貿易 公正取引)、地球温暖化CO2削減など、社会の一員として人と自然が次世代も幸せに共存できるようにとサステナブルな活動にも積極的に取り組んでいます。

パッカ 日仏貿易公式サイト

B-Corp認証も取得してる企業です。

(Bコーポレーション認証:米国ペンシルバニア州に本拠を置く非営利団体のB Labが運営している社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度)

なかなかのサステナブルっぷりです!

日本のamazonでも購入できます。いろいろな味が試せるハーバルコレクションがおすすめ。


「T2」は200種類以上の多種多様なお茶を取り扱っている現地ではおなじみのメーカー。

直営店だけでなく、スーパーマーケットでも購入ができるので愛飲している方やオーストラリア土産に選ぶ方も多いかと思います。

T2はティーバック、包装紙、ゴミ袋は脱プラスチックを徹底し、パッケージはリサイクル・再利用・堆肥化可能な商品パッケージで環境に優しい。

また、管理職の4分の3は女性。SDGsの目標である「ジェンダー平等」を実現しています。

プラントベースの代替乳製品

ココナッツヨーグルト、オーツ麦ヨーグルトなど、乳製品不使用のヨーグルト、試してみたらそのおいしさにハマりました!

乳製品アレルギーでもヴィーガンでもありませんが、けっこうな頻度でプラントベースのヨーグルトを食べています。


横文字ですと「オルタナティブミルク」と呼ばれるプラントベースの代替ミルク。

有名どころですと豆乳ですね。

牛乳アレルギーというわけじゃないのですが、栄養価の高さと手頃な価格が理由で、アーモンドミルクやココナッツミルク、オーツミルクなどもよく飲みます。

プラントベースの代替肉

オーストラリアのフードテック企業「V2」のプラントベースの代替肉はバーガーキング(オーストラリアでは「ハングリージャックス」)のヴィーガンメニューに使用されています。

夜中に「少しでも罪悪感を減らすため」とヴィーガンバーガーを試してみたんですよね。

感想は、

肉と言われれば肉、植物性と言われれば植物性・・・

「うあぁぁぁぁ!!!お肉じゃん!!」といった感動はありませんでしたが、おいしかったのでリピートします。

動物実験無しのスキンケア・メイクアイテム

クルエルティフリーコスメ(動物実験なしのコスメ)も当たり前になってきた印象です。

スーパーやドラッグストアでたまたま手に取った商品がクルエルティフリー&ヴィーガン仕様だったってことはよくあるパターンです。

ちなみに、

クルエルティフリーコスメ=動物実験をしていない
ヴィーガンコスメ=動物性原材料を使用していない

気に入って使ってるローズヒップオイルのA'kinも動物実験なし、植物性原材料を使用したヴィーガンコスメです。


ドラッグストアで買えるコスパ抜群のnude by natureのコスメは天然成分だけで作られたヴィーガンコスメ。

PETA認証(国際動物愛護団のヴィーガン認証)も取得しているメーカーです。

ミネラルファンデーションはササっと肌をブラシでなでるだけでピタっと肌にくっつく感覚、それでいて軽い付け心地でカバー力も◎

なにより「これ、いつなくなるんだろう?」ってくらい1回に使う量が少ないのでかなり長持ちします。

nude by nature公式サイト

※PricelineやChemistwarehouseなどのドラッグストアでしょっちゅうセールしてます。公式サイトで定価で購入するのはもったいないです!

海洋生物を守るリーフフレンドリーの日焼け止め

Bondi Sandsはサンゴに悪影響を及ぼす成分が含まれていない「リーフフレンドリー処方」の日焼け止めクリーム。

ドラッグストアだけでなくスーパーマーケットでも購入できる定番商品です。


うさぎのマーク:クルエルティフリー認証
カメのマーク:リーフフレンドリー認証

普段、家に引きこもって生活してますので海に行ったり、亀やサンゴと触れ合うする機会はゼロです。

しかし、紫外線が強いオーストラリア生活では日焼け止めクリームは必需品。

Bondi Sandsは使用感の良さとお手頃な価格が気に入って使い続けています。

Bondi Sands公式サイト

ニュージーランド発ナチュラルケアメーカー

弟夫婦の出産祝いにも選んだecostore(エコストア)

ホームケア・スキンケア・ベビー用品を展開し、すべての商品において動物実験なし/厳選された植物・ミネラル由来の原材料を使用しています。

天然由来の自然な香りと植物性成分で敏感肌にも優しいところが気に入っています。

スーパーマーケットでの買い物でついでに購入できるのも◎

▼日本でも公式サイトから購入が可能です▼

エシカルなオーガニックコットンの衣料品

オーストラリア生活に欠かせない激安ホームセンター「K-Mart」

衣料品、キッチン用品、寝具、玩具、アウトドア用品、ありとあらゆる商品がなんでも揃うお店です。

「Better Together」との目標を掲げ、

  • サーキュラーエコノミー

  • ダイバーシティ&インクルージョン

  • エネルギー効率

  • パッケージの改善

  • 廃棄物の管理

などSDGsへの取り組みにも注力しています。

【参照URL】Better Together-K-Mart

リーズナブルなや下着は、

「ワンシーズン持てばラッキー」

くらいの気持ちで購入していましたが・・・・

K-Martのコットン製品はリスク管理とトレーザビリティ活動で原材料レベルにいたるまで倫理基準を順守したオーガニックコットンまたはリサイクルのコットンを使用とのこと。

社会的・倫理的な課題が目立つ衣料品業界ですが、K-Martでお得に買い物することで社会貢献ができますね。

毎日の業務に欠かせないあのツールも・・・

ブログのアイキャッチ画像や資料作成などで使わない日はないといっても過言ではない画像編集ツール「Canva」

Canvaはオーストラリアの企業で、本社はシドニーにあります。

シドニーの本社ではごみ削減における投資、屋上のスペースを利用してはちみつの培養を環境保護の一環で実践しており、2021年には、カーボンニュートラルも達成。

社内では社内ではダイバーシティ&インクルージョンを目標に国際的なイベントを祝ったり、異文化における理解も深い雰囲気だそう。

いつもお世話になっているCanvaもサステナビリティに配慮した企業姿勢なんですね。

最後に:無理なく心地よいSDGsと向き合う日常

「おいしい」「コスパがいい」「可愛い」といった、深く考えずに選択したものがサステナブルだった例を紹介しました。

すべて生活の導線上で手に入れられるものです。

地球環境や動物愛護に対する意識は大切ですが、

時間やお金をかけて無理してサステナブルな生活を実践するのもどうかと思うんですよね。

負担にならないていどにゆるーくSDGsを取り入れていく。

それが私にとってちょうどいいSDGsの向き合い方です。

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