小林冬樹

第3回全国ヨーグルトサミット in いわて 総合プロデューサー。 食を転々とし、現在は在宅ワーク中心の業務。 田舎ライフを謳歌せず、マンガをひたすら読み漁ったり子供と休日を過ごす日々。

小林冬樹

第3回全国ヨーグルトサミット in いわて 総合プロデューサー。 食を転々とし、現在は在宅ワーク中心の業務。 田舎ライフを謳歌せず、マンガをひたすら読み漁ったり子供と休日を過ごす日々。

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part.1 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー 

はじめに 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてを振り返り、「全国ヨーグルトマルシェに多くの方が訪れた」「シンポジウムの内容が素晴らしかった」「ヨーグル党総選挙が最終的に総票数17,232票と全国的に盛り上がった」と多くの方が賞賛してくれた。 しかし、私はこのまま美談だけで終わらせてはならないと思う。 なぜなら、ここに至るまで事業に携わってきた方々は、酸いも甘いも共有できたからこそ語れる、2年以上ものストーリーがある。 表向きの部分では、2022年1月に見事幕を閉じた

    • いわて就職マッチングフェアⅡに行ってみた

      夜盛岡で用事があったため、空いた日中の時間がもったいないと思い、当日開催していた「いわて就職マッチングフェア」に行ってみた。 開催日:2022年3月19日(土) 時間:13:00~17:00 会場:岩手県産業文化センターアピオ 今週は大きな地震が続いたこともあり、盛岡⇔那須塩原間の新幹線の運休や、各交通機関の乱れが生じた。 そんな環境にも関わらず、開場前から100人ほどの参加者が見られたことは、事務局側の努力に尽きる。 入口では、コロナ禍での実施ということもあり、手指消

      • part.13 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

        アテンドツアー2日目■2日目 ①岩泉ホールディングス工場・道の駅(岩泉HD下道氏、佐々木氏、保呂草氏アテンド) ②なかほら牧場(なかほら牧場岡田氏、河井氏アテンド) ③しあわせ乳業(しあわせ乳業佐藤氏アテンド) ④カワトクシュクラン おまけ 賢治の大地館(オリンピア企画中里氏アテンド) YOSHIDA LIFE(岡田氏アテンド) 朝食はくずまき高原にて洋食をいただく。 岩泉ホールディングス 早朝出発し、岩泉町岩泉ホールディングスへ。 迎え入れてくれたのは、下道副社長、

        • part.4 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          バトンを受け取った 第2回全国ヨーグルトサミットin真庭これだけの熱量と反響があった茨城県小美玉市から岡山県真庭市へ受け継がれたバトンは重かったに違いない。 当時の私であれば、そのプレッシャーに耐え切れず逃げ出していたことであろう。 翌年開催が決定し、実行できた岡山県真庭市には背景がある。 それは、市を挙げて毎年取り組んでいる「海の市山の市」との共同開催という形を選んだからである。 これは完全な裏背景となるが、第1回は初開催ということもあり、国より大きな補助金が下りたこと

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        part.1 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー 

          地元公共施設を利用してみた

          町外や県外への発信を主としていた私にとって、町内に目を余り向けて来なかったことを猛省している。 そこで、前から気になっていた岩手県西和賀町にある「まちなか交流館」を利用してみた。 まちなか交流館の目的はこうだ。 ・町民や西和賀高生の学びの場 ・住民の憩い、交流の場(町外含み) ・英会話教室「にしわがEカフェ」などを通した地域人材育成 ふむふむ。実に素晴らしい。 町外の方も気軽に利用できるという点は、特に共感できる。 早速訪問。 床の木片は、町民参加型ワークショップ

          地元公共施設を利用してみた

          岩手県民の郷土愛 嗜好性から探る

          第3回全国ヨーグルトサミットを通じて、改めて思ったこと。 岩手県は郷土愛が強いのではないか? そう確信したのは、第3回全国ヨーグルトサミットinいわてに携わったからである。 とっかかりは、ヨーグルトの消費額。 2016年から2020年までヨーグルト消費額1位の岩手県(盛岡市)。 この数字の全てではないが、地域に根付いた中小乳業メーカーが多く点在し、地元メーカーを県民が応援していることは、確実に影響していると思う。 そのメーカーのほとんどが、余計な添加物は入れず、原料や殺菌

          岩手県民の郷土愛 嗜好性から探る

          栃木・小美玉出張

          これもまた、サミットレガシー。 小美玉市役所の発起人中本氏の計らいより、出張敢行。 出張日は2022年2月8・9日。 この段階、まだ第4回以降の開催は決まっていない。 2022年1月15日㈯開催シンポジウムの最後、次開催の話題と、持続可能な事業としていく上での話となった。 これは、そこに続くストーリー。 栃木訪問…の前に今回の訪問。 気合が入りまくっていた。 それもそのはず。 話は、2月7日㈪の夜に遡る。 自身にとって異空間にいざなった人物がいるからだ。 私の大尊敬する、

          栃木・小美玉出張

          part.25 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          サミットいわては終わり。 否。ここからスタート 岩手が繋ぐ絆とレガシートップの写真の意味は、何れ説明することとしよう。 「第3回全国ヨーグルトサミットinいわて」のレガシーを創出する。 これはヨーグルトサミットのあとがき。 おおのミルク工房がサミットを通じ、新たなモデルケースを作り上げた。 旗はおおのミルク工房の浅水巧美氏が立てた。 実は、「酪農家とつながるヨーグルト」というコンセプトに対し、私自身いささか疑問を感じていた。 「本当の意味で酪農家とつながっていただろう

          part.25 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          part.24 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          フィナーレ「IBCラジオ」実行委員会メンバー、向井氏、マルシェスタッフ、関係者、そしてクラフトヨーグルトファンに向けた「第3回全国ヨーグルトサミットinいわて」からの最後の言葉。 否、はじまりの言葉。 実は、これまでラジオにて幾度となくサミットの告知をしてきた。 依頼事項以外、全て小林が原稿を書かせていただいた。 そんな最後の告知。2022年2月2日㈬。 これまでの経緯に敬意を表し、内容をまとめた。 完全に時間オーバーの原稿にも関わらず、快諾いただいたIBC岩手放送スタ

          part.24 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          part.23 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          余波 オンラインショップこの企画には大きな反省点が山ほどある。 販売期間は2022年1月16日㈰から23日㈰の8日間。 知らなかった人も多かったのではないか? それもそのはず。 告知と案内があまりにも足りな過ぎたのだから。 使用したのはBASE。 言わずと知れた、誰もが作れるネットショップサイトである。 元々のECサイトのデザインは小林。 はっきり言ってイマイチ、いやイマサンとでも言うべきか。 パッとしなかった。 販売構成については今でも間違ってないと思っている。 ヨー

          part.23 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          part.22 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          想いよ届け! 「全国ヨーグルトマルシェ」会場は盛岡駅ビルフェザン 本館1フェザンパティオ。 なぜこの会場を選んだのか? ここには明確な理由がある。 WEB開催を中心としたヨーグルトサミット。 「神がかっている」という言葉が最も正しい。 今回の第一優先は、間違いなくシンポジウムである。 シンポジウム会場となったのが、岩手県情報交流センター アイーナ。 2021年9月段階、先ずはこの会場を確保するところからの説明になる。 助成金の関係より、基として岩手県や市で管理する施設で

          part.22 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          part21 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          想いを繋げ!「シンポジウム」シンポジウム。 殆どがオリンピア企画の尽力あってこそだが、私も少しばかり噛んでいたので説明したい。 パネルディスカッション「ヨーグルトサミットの輪でつながる酪農・乳業の未来」のキャスティングだ。 この時、既に決まっていたのは中本氏・向井氏。 当然だ。2人もサミットの伝道師である。 中本氏はファシリテーター、司会役だ。彼しかいない。 向井氏はサミット公式アンバサダー、そして消費者としての両側面のパネラー。不可欠だ。 他のメンバー、それは小林に委ね

          part21 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          part20 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          発想の転換「ヨーグル党総選挙」2021年12月1日㈬から2022年1月9日㈰の40日間、熱い戦いが繰り広げられた「ヨーグル党総選挙」。 はじめに伝えておこう。 この企画のベースを作ったのは、私で間違いない。 自慢したいわけではない。課題はある。 だからこそ、この企画の文句は全て私が負う。 そして、これも伝えておきたい。 私はポスターや選挙活動はじめ、PRは行っていない。 公平性を担保するため、あくまでも選挙管理委員としての活動を徹底したことをここに記す。 2021年9月

          part20 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          part.19 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          屍を越えてゆけ!! 「オンラインギャラリー」いよいよ、「第3回全国ヨーグルトinいわて」の企画に触れていこうと思う。 WEBを中心としたハイブリット型の開催。 先ずは、「オンラインギャラリー」だ。 part.16でも述べたが、このサミットには数多くの怨念が残る。 全国に向け、やりたかったこと、見せたかったことを連れていくことができなかったのだ。 言い方は悪いが、予算の都合上、優先順位を決め、取捨選択するしかなかった。 だからこそ、屍を越えていく覚悟と、残った怨念を背負い

          part.19 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          part.18 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          FOOD展での講演 サミット発起人「中本正樹」の存在2021年10月28日㈭。 人生初となる講演会。 話は4か月前に遡る。 きっかけはくずまき高原牧場。 「第3回全国ヨーグルトサミットinいわて」の実行委員になっている事を知ったFOOD展事務局が、サミットHPを見て連絡してきたのだ。 酪農家とつながる『 全国ヨーグルトサミット』の取組みについて、主催者セミナーで講演してほしい。 内容を受けた私は、身分不相応と思い、講演者を考えた。 実行委に相談した。 「小林君じゃない

          part.18 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          part.17 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー

          9月開催中止からの代替案 支えてくれた中里友子(なかさとゆうこ)氏いざ、再起動! とはいうものの、1人の力ではどうしようもない。 ここまで、名前が1回しか名前が上がっていないが、私にとっての心の支え、そしてこのような状況下になった中で、最後まで向き合ってくれた人がいる。 今回のサミットで一番やり取りをした人物。 それがイベント会社である、オリンピア企画の中里友子(なかさとゆうこ)氏である。 奇しくも私の妻と同じ音である。 一筋縄ではいかなかった。 関係者に声掛けし、納得

          part.17 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー