part.4 第3回全国ヨーグルトサミットinいわてが繋ぐ絆とレガシー
バトンを受け取った
第2回全国ヨーグルトサミットin真庭
これだけの熱量と反響があった茨城県小美玉市から岡山県真庭市へ受け継がれたバトンは重かったに違いない。
当時の私であれば、そのプレッシャーに耐え切れず逃げ出していたことであろう。
翌年開催が決定し、実行できた岡山県真庭市には背景がある。
それは、市を挙げて毎年取り組んでいる「海の市山の市」との共同開催という形を選んだからである。
これは完全な裏背景となるが、第1回は初開催ということもあり、国より大きな補助金が下りたことが運転資金として運営できたことは間違いなく後ろ盾となった。
運転資金の資源の多くは集客に使用しなければならない。
SNS広告、新聞やメディアでの告知、チラシ配布、CM告知等、様々な媒体を駆使し、小美玉はあれだけの大規模開催が実現した。
しかしながら、第2回となるとそうはいかなかった。
市と県の補助金をベースとしていたため、大きな財源はない。
そこで、地元開催で多くの集客が見込めるイベントとタイアップすることで、予算を削減し集客を確保出来た。
小美玉は総合的な形で2日間開催した一方、真庭では海の市山の市をベースとし、1日目(2019年9月28日㈯)をシンポジウムとレセプションパーティ、2日目(2019年9月29日㈰)を合同販売会と2日に分け開催された。
レセプションパーティでは、地元食材やヨーグルトを活用した料理のほか、スピーチタイムなど設けられ、大いに盛り上がった。
2日目の販売も大盛況。
海の市・山の市との合同開催での総合集客数だが、4万人にも及んだという。
ここにも第2回の真庭市市役所職員である金崎氏を中心とし、弛まぬ努力があったからこそ西日本での開催が実現できたことは言うまでもない。
因みに、今回も小林は岩手から車を走らせ参戦。
10月27日㈮7:00に会社を出発し、京都府舞鶴市で前泊。
翌朝出発し、昼過ぎに蒜山に到着。
総走行距離数は約2100km、総運転時間は約30時間に及んだ。
会期後、サミット以前から知人であった開催本拠地にある蒜山酪農農業協同組合の有富氏に小林は伝えた。
「2度と車で岡山なんて行くかぃ!」と。
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「いや、商品送って飛行機で行けばいいじゃん」と思ったそこの君。
これもまた経験価値なのだよ、と心より言いたい。
👆じゃあ、こういうこと初めから言うなよ!!
第3回急遽決定!犯人は!?
実を言うと、第2回時点で3回開催地は決まっていなかった。
確かに岩手で開催したいという意向はあったものの、第2回を客観視し、じっくり吟味してから決めていく予定だったのだ。
しかし、開催決定は突然訪れた。
ある人物の調子に乗った発言により岩手での開催が決定してしまったといっても過言ではない。
そう、それが蒜山酪農農業協同組合の有富丈(ありとみじょう)氏である。
彼がステージイベントにて「次回は岩手県で会いましょう!」と失言
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お分かりだろうか?👇コイツ(このお方)の失言のおかげで岩手開催が決定したのである。
岩手の皆さん、コイツに感謝を☆