Found Japan(ファウンドジャパン)

建築、美術館、博物館、神社仏閣、庭園などを見て歩くのが好きです。Found Japanでは、気軽にぶらり散歩を楽しみながら歴史に触れ、日本の「バショ」と「コト」の魅力をお伝えしています。身近な”日本史”を日常に。https://foundjapan.jp/ #散歩 #国内旅行

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マガジン

  • 上海アートの旅 2024年

    2024年7月上海を旅してきました。7日間の上海滞在を通じて、コロナ禍を経た上海のアートと伝統的な建築に浸りました。西岸などの美術館、租界の歴史的な建築物、蘇州の古き良き街並みなどをまとめました。

最近の記事

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Found Japanを紹介します|初めてのnote

初めまして、Found Japanを一人前のWebメディアにしたいと考えているまみこです。この記事では、Found Japanの紹介とnoteでお伝えしたいと思っていることについてお話しします。 Found Japanとは Found Japanは、日本の名所や旧跡、建築物、庭園、町並み、そして自然など、歴史を通じて「バショ」と「コト」の魅力を再発見するウェブマガジンです。2-3時間で気軽に楽しめる散歩コースを提案し、歴史的背景を簡潔に紹介して、もっと楽しく興味を持って訪

    • 夏の美術館で靴を脱ぐニオイ問題に心折れる、それでも行くべき直島地中美術館

      地中美術館に初めて訪れたのは多分2017年か2018年、初めて訪れた時には衝撃的でした。安藤建築の素晴らしさはもちろんですが、クロード・モネの「睡蓮」を展示するために設計され、自然光で鑑賞する空間は、今まで感じたことのない特別な時間でした。そんな日本でも指折りの美術館で感じた”違和感”について書いてみたいと思います。 近くて遠い直島 その後何回か訪れましたが、コロナ後は初めてです。美術館の素晴らしさは多くの方が描かれていますので、久しぶりの近くて遠い直島への道のりを書いて

      • 怖い京都散歩、いっそ思い切って嫌な人との縁を切って涼やかな秋を迎えてみるとか

        Found Japan 「京都怪奇探索・東山エリア散歩」が公開されました。 人気の京都散歩のシリーズは、京都在住のライターだから書けるコアな散歩ルートが人気です。 今回の「京都怪奇探索・東山エリア散歩」の記事内で大注目、"最強の縁切り縁結び神社"と言われる「安井金比羅宮」のパワーについて紹介します。 京都最強の縁切り神社で運命を切り開く京都・東山に位置する「安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)」は、縁切り神社として全国にその名を轟かせる、強力な縁切りのパワースポットです。ここ

        • 玉置神社に行けなかった話 やっぱり「呼ばれないと行けない」神社だった

          7月末より3日間、仕事で奈良県奥大和を訪れました。下北山村→十津川村→下市町→川上村という強行群でした。奥大和とは、地図にはない地域名です。奈良県南部および東部の19市町村を指します。山岳部が多くを占めるこの地域とこの地域に住む人々の魅力は@OKUYAMATOからご覧いただけます。 Found Japan 内で不動の検索1位 玉置神社(たまきじんじゃ)は、Found Japan で今年に入ってからずっとサイト内検索で1位です。なぜ急に人気になったのかはわかりませんが、あま

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        マガジン

        • 上海アートの旅 2024年
          8本

        記事

          上海マダムがスイカ愛で溢れてる、子どもの頃のスイカ話で何度でも盛り上がる

          2024年に中国上海を訪れました。その際の記録はこちらでどうぞ。上海の在住の方とお話しをする中で印象深かった”スイカ”にまつわるお話しです。 上海の人々とスイカの大切な関係 上海の夏を彩る象徴的な果物といえば、やはりスイカです。特に50代以上の人々にとって、スイカはただの果物以上の存在であり、子供時代の楽しい思い出や家庭の温かさを思い起こさせる特別なものです。この記事では、上海の人のスイカ愛についてご紹介します。 スイカ愛が止まらない上海の50代以上 外灘のおしゃれな

          上海マダムがスイカ愛で溢れてる、子どもの頃のスイカ話で何度でも盛り上がる

          中国上海 アート旅 ー 最終日 フランス租界を自転車で駆け抜ける

          上海の旅の最終日は、活気あふれる上海を目に焼き付けるような1日になりました。まずは絶品の蘭州ラーメンに舌鼓を打ち、開発の進む黄浦河エリアでアートに触れます。そして、旅の締めくくりは、風情あるフランス租界を自転車で駆け抜けました。 ホテル最寄りの陝西南路駅(Shaanxi Rd.)から、地下鉄1号線で常熟路で地下鉄7号戦に乗り換え、镇坪路站(ZhenPing Rd. )へ 今日は朝昼兼用でラーメンからスタートです。人気店で一日中混雑している蘭州ラーメンの名店へ。 蘭州ラー

          中国上海 アート旅 ー 最終日 フランス租界を自転車で駆け抜ける

          中国上海 アート旅 ー 5日目 新旧硬軟の見事な共存に懐の深さを改めて知る

          5日目は、夏休みの混雑の中、浦東エリアから延安西路エリアまで上海を横断しました。浦東では高層ビル群を抜けて浦東美術館を訪れ、ランチにはローカルな味わいのお粥と腸粉を堪能。午後は延安西路のColumbia Circleに向かい、日暮れは徐家匯エリアを訪れました。多彩な上海の魅力を満喫した一日です。 ホテル最寄りの陝西南路駅(Shaanxi Rd.)から、地下鉄1号線で一大会址・黄陂南路駅で14号線に乗り換え、陸家嘴(Lujiazui)駅へ 駅名の漢字が読めないので、自分の備忘

          中国上海 アート旅 ー 5日目 新旧硬軟の見事な共存に懐の深さを改めて知る

          中国上海 アート旅 ー 4日目 蘇州日帰り文化遺産の庭園から金鶏湖の美食

          4日目は日帰りで蘇州へ。蘇州は水路に囲まれた世界遺産に登録された旧市街と、高層ビルが立ち並ぶ新しい街、2つの顔があります。今回は、老苏州茶酒楼での伝統的なランチ、拙政园での歴史探訪、高層ビル群でティータイム、そして伝統的な蘇州料理を堪能し、蘇州の夜景で締めくくりました。 まずは蘇州について 蘇州は江蘇省の南東部、長江下流のデルタ地帯に位置する江南地方を代表する水郷都市で、北は長江、西は中国三大水湖の一つ、太湖に面しています。 紀元前に城壁が築かれ都となり、既に2500年の

          中国上海 アート旅 ー 4日目 蘇州日帰り文化遺産の庭園から金鶏湖の美食

          吉野ヶ里遺跡で見た弥生時代の生活が大変そう

          Found Japanでは吉野ヶ里遺跡散歩の記事をアップしました。 私たちの祖先がどのように暮らし、どのような歴史を刻んできたのか。遠い昔に思いを馳せてみませんか? 教科書で見たあの弥生時代が蘇る! 吉野ヶ里遺跡は、弥生時代最大級の環濠集落として知られる巨大遺跡です。700年もの間栄えたムラの様子が復元されています。公園に入ると弥生時代にタイムスリップしたかのようです。 環濠入口 環濠は外壕で囲まれています。正門は土橋を渡り、入口には鳥居のような門があります。門を通っ

          吉野ヶ里遺跡で見た弥生時代の生活が大変そう

          中国上海 アート旅 ー 3日目 日曜日の暑くて熱い街

          3日目は、夏休み中の日曜日ということもあり、市内はどこも賑やかで多くの人々で溢れていました。とにかく暑い一日でしたが、静安寺のちょっと奥まったところでの静かなひととき、歴史的な建造物や美しい並木道と派手なモールとのギャップ、など上海らしい多彩な魅力を体感した1日を振り返ります。 ホテルから歩いて静安寺へ、およそ2Km、30分ほどです。2Km歩く事など普段ならなんともないのですが、連日の暑さは好奇心すら奪い去ろうとします。 ホテル前の茂名南路(Mao Ming Nan Lu

          中国上海 アート旅 ー 3日目 日曜日の暑くて熱い街

          中国上海 アート旅 ー 2日目 西岸エリアなど

          2日目は建築とアート三昧の1日。 日中は「西岸エリア」を訪れ現代アートの魅力に触れました。上海のアートエリアといえば90年代末ごろから「M50」などの古い工場跡地をリノベーションした場所が有名ですが、西岸エリアは「黄浦江」を下った川沿いのエリアで、上海アートシーンに於いて最も欠かせないエリアです。 夕方からは長寿路〜漢中路エリアへ移動し、ユニークな建築が特徴の鴻寿坊(HONG SHOU FANG)や千樹(1000TREES)で食事と散策を楽しみました。 西岸エリア川沿いのエ

          中国上海 アート旅 ー 2日目 西岸エリアなど

          中国上海 アート旅 ー 1日目 古北エリアから外灘

          ついに上海アート旅1日目 初日は上海の現代アートと美食に彩られた一日でした。まずは美術館で上海のアートシーンを堪能し、日暮れは外灘を訪れ、歴史ある建築物と近代的なスカイラインが織りなす美しい夜景を楽しみました。夕食には、外灘のレストランで本場の上海料理を味わい、贅沢なひとときを過ごしました。都市の魅力が詰まった一日を振り返ります。 羽田から上海へ JAL081 羽田9時15分発 虹橋11時25分着 羽田から3時間ほど、あっという間です。乗客は少なく、隣も空いていました。

          中国上海 アート旅 ー 1日目 古北エリアから外灘

          中国上海 アート旅 ー 準備編2 便利アプリなど

          先週、念願の上海に行ってきました!2010年の万博以降、現代アートの展覧会が多く催され、アートの街として注目されるようになった上海。移り変わりの早いこの街の"今"を体感してきました。 前回は、ビザ申請についてお話ししましたが、今回は、中国国内でのアプリについてお話したいと思います。 ご承知の通り、中国では通信の規制があり、GoogleやFacebookなどの海外サービスが利用できません。そのため、旅行前に中国で使えるアプリを準備しておくことが必要です。 中国の通信のこと通

          中国上海 アート旅 ー 準備編2 便利アプリなど

          中国上海 アート旅 ー 準備編1 まずはビザの取得から

          上海の旅ビザの取得はマスト 先週、念願の上海に行ってきました!2010年の万博以降、現代アートの展覧会が多く催され、アートの街として注目されるようになった上海。移り変わりの早いこの街の"今"を体感してきました。 今回は、上海旅行記の第一弾として、中国ビザ取得についてお話したいと思います。 中国ビザは、日本国籍の方が中国に入国するために必要なものです。種類や取得方法など複雑に感じますが、難しくありません。 中国ビザの種類と取得方法 中国ビザには、観光目的の「Lビザ」、ビジ

          中国上海 アート旅 ー 準備編1 まずはビザの取得から

          文字通りの縁の下の力持ち「構造家」という仕事が名建築を支えている

          感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで – 寺田倉庫が運営するWHAT MUSEUMで開催中の「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで – 」は、建築の骨組みを創造してきた「構造デザイン」にフォーカスした展覧会です。現存する世界最古の木造建築「法隆寺五重塔」から、現在開発中の月面構造物まで、幅広いスケールの構造物を取り上げ、その構造美と技術を模型を通して体感できる内容となっています。 構造にどっぷり浸かっている感じがする理由を3つにまとめます 1. 構造デザインの広がり

          文字通りの縁の下の力持ち「構造家」という仕事が名建築を支えている

          建築模型に囲まれてときめく週末「建築倉庫ミュージアム」

          梅雨の週末、日経新聞日曜版に掲載されていた「ようこそ、建築模型の小宇宙へ」という記事を読み、早速訪れました。当日でしたがチケット購入できました。寺田倉庫の建築模型に特化した国内初の展示施設「建築倉庫ミュージアム」です。 建築倉庫について 建築倉庫の公式サイトより 建築家に家の設計を依頼すると作ってもらえることが多い 建築模型は設計者が建物を設計する際に作成します。設計を検討したり、施主に完成イメージをプレゼンするためのもの。 建築やインテリアを学ぶ学生なら一度はスチー

          建築模型に囲まれてときめく週末「建築倉庫ミュージアム」