怖い京都散歩、いっそ思い切って嫌な人との縁を切って涼やかな秋を迎えてみるとか
Found Japan 「京都怪奇探索・東山エリア散歩」が公開されました。
人気の京都散歩のシリーズは、京都在住のライターだから書けるコアな散歩ルートが人気です。
今回の「京都怪奇探索・東山エリア散歩」の記事内で大注目、"最強の縁切り縁結び神社"と言われる「安井金比羅宮」のパワーについて紹介します。
京都最強の縁切り神社で運命を切り開く
京都・東山に位置する「安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)」は、縁切り神社として全国にその名を轟かせる、強力な縁切りのパワースポットです。ここを訪れる多くの人々は、切りたい縁を断ち切り、人生を好転させるために足を運びます。特に「縁切り縁結び碑(いし)」は、悪縁を確実に断ち切る神聖な力を秘めた霊石として有名です。
強力な縁切りの由来
安井金比羅宮の縁切りの力は、飛鳥時代に遡る歴史に基づいています。藤原鎌足が創建した「藤寺」が起源であり、特に崇徳天皇(すとくてんのう)の逸話がこの神社の強力な縁切りの力を裏付けています。讃岐の金刀比羅宮で欲望を断ち切る修行をした崇徳天皇に由来し、あらゆる悪縁を断ち切るための強力な祈願所として信仰を集めています。
悪縁を断ち切る儀式
安井金比羅宮には、他の神社にはない特別な儀式があります。まず本殿に参拝し、願い事を書き込む「形代(かたしろ)」を手に入れます。そして、何としても断ち切りたい悪縁を強く念じながら、「縁切り縁結び碑」の中央に開いた穴をくぐります。次に裏から表へ穴をくぐり、最後に形代を碑に貼ってください。これで悪い縁を切り、良い縁が結ばれます。
縁を切りたいのは人だけではないはず
切る縁は人でなくても良いそうです。ギャンブルや煙草、お酒、などなど胸に手を当ててみてください。辞めなければならないと思っていてもなかなか辞められない、ということもあるはず。そういうさまざまな悪縁との縁切りを願うこともできます。
お守りも強烈
お守りの表面には「えんぎり」の文字。お守りは肌身離さず胸の内ポケットに入れておくと良いと言われていますが、ポロっと落としてしまったときには周囲にドン引きされそうです。
ただ「悪い縁を切る」だけではなくて、「悪い縁を切ることで良縁を得る」ことが神社の考え方なので、お守りも「えんぎり」と「えんむすび」対で持つのが良いとされています。
もやもやしている人には是非おすすめしたいパワースポット
安井金比羅宮は、京都屈指の観光スポットである清水寺や八坂神社からも近く、アクセスも非常に良好です。京都の歴史的な風景を楽しみながら、強力な縁切りのパワーを体感できるこの神社で、新たな人生のスタートを切ってみませんか。
行動を起こすことが大切なのかも
「どうしても断ち切りたい悪縁がある」「人生を変えるための一歩を踏み出したい」という方は、ぜひ一度安井金比羅宮を訪れてみてください。神社の力以上に、縁を切るために神社を訪れる、という行為そのものが、あなたに新たな一歩を踏み出す手伝いをしてくれるかもしれません。
日本のお散歩はFound Japan