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『パワーソング』で人生が変わる!

こんにちは。木曜日配信担当の櫻井謙生です。
ZUMBAやエアロビクス、ボクシングエクササイズなどのスタジオレッスンを担当しています。

さて、今回も最近読み終わった本から、印象に残ったポイントをお話します。皆様の健康づくりや運動習慣づくり、幸せな人生を送るためのヒントになれば嬉しく思います。

著書『スタンフォード式 人生を変える運動の科学』

著者のケリー・マクゴニガルさんは、フィットネスインストラクターを経験していたこともあり、読みやすい一冊でした。

第4章「音楽に身をまかせる」は、音楽を使う仕事である、ぼくたちフィットネスインストラクターにとって勉強になりました。なので今回は、第4章に絞ってお話ししていこうと思います。

音楽の「強壮剤」効果

皆さんも音楽を聴くとテンションが上がる!なんて経験ありますよね?

それは音楽を聴くと体が反応し、ドーパミンアドレナリンエンドルフィンを分泌するため、活力UPや痛みの緩和、つらさ軽減、仲間意識向上など、嬉しい効果が期待できるからなんです。

〇ドーパミン「やる気ホルモン」
《効果》
・やる気を出す
・モチベーションを上げる
・快感を得る

〇アドレナリン「闘争ホルモン」
《効果》
・身体機能の向上
・痛覚の麻痺
・集中力の向上

〇エンドルフィン「幸せホルモン」
《効果》
・気分の高揚
・幸福感

つらく感じない」「一人じゃないから頑張れる」などが理由で、スタジオレッスンが好きという方が多いと思います。それは、スタジオ内で流れている音楽の効果により、様々なホルモンが分泌され、つらさの軽減や仲間意識向上につながっているからなんですね。

パワーソングで底力を引き出す

オリンピックや、スポーツの大会などで、アスリートが本番直前まで音楽を聞いているシーンをテレビで目にしたことがあると思います。

あれは、パワーソング(自分を奮い立たせる音楽)を利用し、アドレナリンによる興奮作用を引き起こすためです。

では、パワーソングとして、どんな音楽が一番効果的なのか?

パワーソングの選び方
①激しいリズムや強い曲調
②BPM120~140

※BPM・・・1分間の拍数
③前向きな歌詞(イメージしやすい曲)

①激しいリズムや強い曲調
ゆっくりの曲調(バラード)よりも、今にも踊りだせそうな曲調の音楽がいいです。有酸素系のスタジオレッスンは、まさにパワーソングになりそうな曲が使われています。

②BPM120~140
早すぎず、遅すぎず、ちょうどいい音楽のスピードかなと思います。ぼくのZUMBAで使用している曲だと...

♬El Cheke Cheke/BPM128

♬La Danza del Vaquero/BPM128

確かに、この曲を踊っている時は、ぼくも参加してくれてる皆さまもテンションが一段階グッと上がっている気がします!
※気のせいだったらすみません(笑)


③前向きな歌詞(イメージしやすい曲)
パワーソング選びで重要なのは歌詞です。「GO」「RUN」「WORK」のような運動と関連する歌詞が入っている曲は、パフォーマンスを最大限に引き出してくれます。

また、映画ロッキーのテーマソング「Eye of the Tiger」のように、ボクサーが戦っている映像や、トレーニングしている映像がイメージできる曲は、パワーソング選びで重要なポイントです。

トレーニング中や、何かに取り組む前に、パワーソングの力を借りて、自分の持っている最大限の力を引き出してみませんか?

まとめ

今回は、「音楽」にポイントを絞ってお話ししました。音楽を使用した、スタジオ・プールレッスンは、健康づくりや、より良い幸せな人生を送るうえで、非常に相性の良いものだと思います。

今後、著書を参考にしながら、ぼくのレッスンもパワーアップを目指していきます。これからも共に楽しんでいきましょう!

今回お話した内容は、著書のほんの一部です。その他の章でも、運動の科学的効果について書かれています。興味がある方は是非読んでみてくださいね。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

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