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余裕を身に纏う
2025年1月13日(月)朝の6:00になりました。
水曜日まで無料で公開されている、こたけ正義感さんの「弁論」を観ましょう。
どうも、高倉大希です。
忙しい、と言わない。
日々の暮らしで、気をつけていることのひとつです。
忙しいと言ったところで、忙しくなくなることはありません。
何よりも、忙しそうにしている人には近づくことができません。
外から舞い込んでくる可能性を、そんなことで失いたくないのです。
だからこそできるだけ、忙しくなさそうに振る舞うようにしています。
マジメな人は住んでいる世界を狭く限定して、そのなかでマジメにやっているので、相手の世界にまで心を開いて対話してゆく余裕がないのである。
多忙は、怠惰の隠れ蓑。
好きな言葉の、ひとつです。
部下のせいで、仕事が増えた。
上司のせいで、仕事が終わらない。
忙しそうにしている人は、どうにも誰かのせいにしがちです。
そんな人を見るたびに、ああいうふうにはなりたくないなと思います。
絵に集中すると、どうしても絵のことを考えてしまうでしょう。できるだけていねいに描こうとか、そういうことも思ってしまう。すると、描いている絵がつまらなくなっちゃうんです。それよりも、なるべく絵から気を散らして、違うことを考えたほうがいい。そうすると手も自由に動く気がするの。
自分よりも絶対に忙しいはずなのに、どうしてあんなに余裕があるのだろう。
そう思う先輩に、直接聞いてみたことがあります。
すると、こんな言葉が返ってきました。
「お前、余裕のことを湧いて出てくるものだと思っているでしょ」
要するに、そもそもの前提が間違っていたわけです。
その人曰く、余裕とは「身に纏うもの」なのです。
尊敬するイギリス人の先輩から教わった「慢性的な残業は無能力の証であり、悪徳である」という言葉がいつも心のなかにあったゆえではないかと思う。
決して、一生懸命に取り組まないというわけではありません。
むしろ余裕を生むためには、一生懸命に取り組むことが不可欠です。
つねに頭を回転させて、要点を見極めなければなりません。
要点がわかるということは、どうでもいい箇所がわかるということでもあります。
カワイイは、つくれる。
ヨユウも、つくれる。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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