頻度を下げればクオリティは上がるのか?
2024年9月30日(月)朝の6:00になりました。
時には単なる反復が、少なからぬ意味を持つこともある。
どうも、高倉大希です。
週1で書くよりも、毎日書く方が簡単です。
書かない日が増えるほど、書くことのハードルは高くなっていくからです。
言い換えるなら、「今日はいいや」という感情が膨らんでいくわけです。
昨日も書いていないから、今日もべつにいいんじゃないかと考えます。
こうして多くの習慣は、習慣と呼ばれる前に跡形もなく消え去ります。
自分には向いていなかったんだ、という言い訳が添えられておしまいです。
頻度を下げれば、クオリティが上がる。
理屈はわからなくもないですが、この言葉を聞くたびに「本当か?」と思います。
実現しているように見える人も、きっと裏では続けています。
表に見える頻度が下がったというだけで、裏では考え続けているのです。
多くの人はこれを、表に見えていない期間は何もしていないのだと勘違いします。
頻度とクオリティの関係は、必ずしも反比例ではありません。
冷静に考えれば、数もこなさずに上達するわけがありません。
数をこなして修正を重ねるからこそ、クオリティが上がります。
どうにもわたしたちは、1回で完璧なものをつくろうとしがちです。
時間をしっかりかけさえすれば、完璧なものがつくれると思い込んでしまいます。
そんな人に限って、簡単にこう言います。
「頻度を下げて、クオリティを上げるんだ」
成長とは、反復の中で起こる変化です。
成長とは、過去の修正の結果です。
そのためには、そもそもの数がなければどうしようもありません。
反復がなければ変化もないし、過去がなければ修正もできません。
くり返しになりますが、週1で書くよりも毎日書く方が簡単です。
習慣化を頑張ろうぜという熱い話ではなく、こっちの方が簡単だぜという話です。
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