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博士の世界史ミュージアム

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2020年3月の記事一覧

第17章 シャルル=アンリ・サンソンの登極

 四肢の力を奪った病気の最初の兆候をジャン=バティスト・サンソンが感じたのは1754年1月の…

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西川秀和
4年前
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第18章 首飾り事件

 この事件はとてもよく知られているのでその詳細について説明する必要はないと思う。したがっ…

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西川秀和
4年前
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第16章 ゴマール神父

 我々の家族の3人目の友人について話そうと思う。その愛情はジャン=バティスト・サンソンか…

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西川秀和
4年前
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原本対照表

序文 INTRODUCTION 第I部 TOME PREMIER 第1章 I 第2章 II~VI 第3章 VII 第4章 VIII …

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西川秀和
4年前
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第15章 一族の逸話

 シャルル・サンソン2世の未亡人であるマーサ・デュビュに関して忠実に描写したいと思う。彼…

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西川秀和
4年前
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第13章 シュヴァリエ・ド・ラ・バール

 政治的利用によって処刑台がラリー=トランダルのために建てられた。それは37年間もなかった…

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西川秀和
4年前
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第14章 処刑人と高等法院

 これまでの章で処刑について述べざるを得なかったせいで、わが家系の思い出を述べるだけではなく、現在の法制史の流れに沿って文書を引用して計画どおりに紹介するという回顧録の目的をしばらくおざなりにしていた。今、私はわが家系の事柄に戻りたい。  以前、そうした家系の記録を私が中断した時、シャルル・サンソンが亡くなったばかりであり、未亡人のマーサ・デヴュは7才の長男のシャルル=ジャン=バティスト・サンソンを父の地位に就けた。人間はあらゆることに慣れることができるものだ。私も悲しいこ

¥100

第12章 ラリー=トランダル

予約受け付け中(現時点で残り90部) ※以下の文章は校正前のものです。校正後の文章は上記の冊…

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西川秀和
4年前
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第11章 ダミアンの処刑

 ソトレ[パリの出版業者]によって刊行された出所のあやしい回顧録の著者たちは、わが祖父によ…

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西川秀和
4年前
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第10章 大逆罪のダミアン

 ある夜、ヴェルサイユ宮殿でルイ15世は王太子と廷臣を引き連れて夫人たちが住む区画に向かっ…

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西川秀和
4年前
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第7章 オルン伯爵

 アントワーヌ=ジョゼフ・ド・オルン伯爵[フランドル伯、摂政オルレアン公フィリップの親戚…

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西川秀和
4年前
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第9章 カルトゥーシュの共犯者たち

 もし未来を推測できていたのであれば、カルトゥーシュは自分の共犯者の運命が自分の運命と大…

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西川秀和
4年前
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第8章 カルトゥーシュ

 1721年10月15日、パリは興奮の渦の中にあった。全住民が通りに出ていた。店も居酒屋でも応接…

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西川秀和
4年前
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