干し野菜で、あなたの<コーヒーブレイクタイム>を手に入れよう
冬の晴天。こんな日は洗濯物よりも「野菜」を干しましょう。なぜなら、野菜を干せば、あなたの「自由な時間」が手に入るからです!
忙しい貴方でも「干し野菜」を作ると、自分の時間を楽しむ余裕が作れる理由と、具体的な「干し野菜」の簡単な作り方もご紹介します。
あなたの大切な時間を奪っているのは<買い物時間>では?
少し残業して買い物して帰宅すると、もう夜も遅くなり、ご飯食べて寝るだけ。
休日の朝、窓から差し込む陽光を感じながら洗濯や掃除すれば午前中過ぎ、ようやく午後になっても、買い物で外出すれば、夕方に帰宅を急かされる。
そんな忙しい毎日で、自分の時間をゆっくり楽しむ余裕がないと感じていませんか?
なぜそんなに忙しいのでしょうか?
その忙しい日々の原因の一つは「買い物」かもしれません。
自分は、家からスーパーがわずか5分、しかも仕事帰りにも立ち寄れるという恵まれた環境ですが、それでも買い物に行くと帰宅が30分から1時間遅くなってしまいます。
凸版印刷株式会社が、2022年7月に「買い物に関する意識調査」と題して実施した調査では、
つまり6割の人が、2~3日に1回はスーパーに行っており、何を買うか決めていないので、買い物を30分以上している。ということになります。
スーパーへの往路も考えると、1回の買い物に最低1時間がかかっていることになります。
ついでに、米国でのスーパーの買い物客の行動分析の結果によると、1回の買い物で購入される商品は、5個以下という結果が出ています。
ようは、現在のスーパーでの買い物は無駄が多くわざわざ買い物に行く手間に見合っていない、とういことになります。
さらに、ついつい余計な物まで買ってしまう、、、なんてこともありますよね。
ほら、買い物なんて、できだけ行きたなくないなあ~と思ってきませんか?
なぜ、私達は何回も買い物に行がなくてはいけないのか?
私たちが何度も買い物に行かされているのは、誰のせいなのか?
「あの、犯人わかっちゃたんですけど」
はい、その犯人は「冷蔵庫」
「冷蔵庫」のせいじゃないかと、最近思うんです。
「いやいやいや。冷蔵庫のない生活なんて考えられない。」
普通は、すぐそう思いますよね。
「買い物から帰ってきたら、とりあえず食料を入れておかなくちゃ」って思うし、「冷蔵庫なかったら、食べ物すぐ腐っちゃう」と思うし、極め付けは、停電になったら「冷蔵庫が使えなくて大変だぁぁ!」と阿鼻叫喚パニックになると思います。
でも、実際のところ、その常識は正しいのでしょうか?
一般的に冷蔵庫での保存期間は以下のようです。
生肉や魚:1〜2日
加工肉(ハム、ソーセージ):1週間
生野菜:約1週間
生卵:3〜5週間
牛乳:開封後約1週間
チーズ:1〜4週間(種類による)
調味料やドレッシング:数ヶ月から1年以上
ほら、保存期間ってだいたい1週間ぐらいでしょう?
まあ冷凍庫もありますが、数週間分の食料を入れるスペースなんてありません。なんか中途半端な性能じゃないですか?
つまり冷蔵庫のせいで、1週間に何度も買い物に行かせられている、と言っても良いのではないのでしょうか?
冷蔵庫のない時代は、どうやって食料を保存していたのか?
それでは、冷蔵庫のなかった時代の人たちは、どうしていたんでしょうか?
実は、昔の人は冷蔵庫なんてなくても、食料保存について驚くべき方法を発見していたんです。
その保存方法も、乾燥、塩漬け、燻煙、加熱、沸騰、酢漬け、発酵など、さまざまな種類を見つけ出しました。
その中の一つが、乾燥野菜なんです。
干し野菜(乾燥野菜)の驚くべき可能性
干し野菜とは、日光の力を利用して野菜の水分を抜いた物です。
その歴史は古く、万葉集にも記載があるほど。
数ある食料の保存方法の中でも、干し野菜はその優れた保存性から重宝されていました。
干し野菜は、自家製であっても最低でも一か月は保存が可能になります。
さらに適切な保存状態を整えれば、半年、いや1年、ひょっとすると数年にわたり保存できるかもしれない、そんな超・長期保存のポテンシャルを秘めている食材なんです。
干し野菜のつくりかた<実際に干してみた>
さっそく「干し野菜」の作り方を説明していきましょう。
といっても、めっちゃ簡単です。
切って→干すだけ。
あとは、日が暮れたら家の中にしまうくらい。
ちょうど大根が安かったので大量買いして、それを1週間ほど干してみました。
太い大根を2本分、どんと干してみます。
短冊切りすると、こんな感じで、けっこう量があります。
それを干してみると、こんなになって、
こんなに小さくなっちゃった!
どんどん小さくなるので、収納もラクですね!
どんどん追加で作れそう。
干した野菜の使いかた
干し野菜を作ったら、ビンなどに常温保存して、料理にポンポンと使うだけ。干し野菜を料理に使うのは本当に簡単です。
・水で戻す
水に一晩漬ければ元通りになります。
もっとお手軽に、お湯を注ぐ(3~10分)、電子レンジで水ごとチン(2分)というやり方もあり。
戻したら、普通にパスタや煮物の具に使ったり、生サラダで食べたりできます。
・そのまま使う
お味噌汁やスープ、煮物などは、乾燥したままドボンと入れるだけ。
さらにお手軽っすね。
ついでに、乾燥野菜は汁が染み込むのが早いので、調理時間自体が短縮できます。
もし、インスタントラーメンにポンと追加するれば、栄養価マシマシになります。
〈ココ注目!〉災害時にも強い干し野菜
災害時への備えとして必須な非常食。一般的にはドライフードや缶詰がありますが、「干し野菜」だって立派な非常食になるんです。
干し野菜の特長といえば。
・保存期間が長期(半年~1年以上)
・常温可能
・水のみで戻すことができる
そしてさらに、「干し野菜」は唯一自分で手軽に作れる非常食でもあるんです。
ドライフードや缶詰などは、比較的高価で常備スペースも必要になります。しかし「干し野菜」で自作すると、コストも収納もギュッ!と圧縮できます。
あなたの家庭にも「干し野菜」が必須と思いませんか?
他にもある!干し野菜メリット
他にも、干し野菜のメリットは沢山あるんです。
節約:安いとき野菜を大量に買える。
料理の短縮:水分が少ないため、調理時に素早く火が通る。
栄養価とうまみの向上:日光により栄養価とうまみ成分がアップする。
詳しく説明すると、またまた長~くなってしまうので、こちらのリンクをご参照ください。
あきらめてはいけない。どんな環境だって作れる干し野菜
干し野菜が作りたくても、庭がない、陽射しがない、陽キャじゃない、などないないずくしで環境が悪いときでも、実は干し野菜は手軽に作ることがでるんです。
1. サーキュレーターで風に当てる
風を当てれば、乾燥が促進されます。
日干しと組み合わせると、湿度が高い季節でも干し野菜を作ることができます。
2. 電子レンジでつくる
切った野菜を電子レンジでチンして、野菜の水分を減らします。
つまり、室内で干し野菜が作ること可能となるのです。
外で日干しした干し野菜の仕上げで行っても良いかもしれません。
やり方としては、ラップせず、水分を吸収させるクッキングシートを敷き、電子レンジ600Wで7〜8分かけます。
やりすぎると焦げるので、小まめに調整する必要がありそうです。
干し野菜を中心にした生活になったら
もしあなたが、干し野菜を中心にした生活にしたら、野菜の買い出しは、週に1回、いや下手すれば月1回のまとめ買いで済むかもしれません。
そうなると、週に何度もスーパーに行く手間が少なくなります。
つまり、あの面倒くさい買い物に使う無駄な労力、無駄な時間から解放されるのです!
「いやいや、野菜以外のもを買う必要あるから無理だよ」
そう思うかもしれませんが、野菜以外の食品だって、長期保存かつ常温できる可能性があります。
例えば「卵」。長期かつ常温での保存が可能で、冬場などは2か月程度なら常温でも保存できるらしい。
また、肉や魚なども、冷蔵庫がなかった時代の先人の知恵を使えば、冷蔵庫なしで長期保存できるかもしれません。
と思ったら、実際にやっている人がいました(笑)
綺麗道の古川さん。なんと常温での生肉保存にチャレンジしており、その経過をエキサイティングな記事で読むことができます。
本当に生肉を常温で長期保存できたのか?その結果は、ぜひ読んで確認してください。
「干し野菜」は、<買い物依存>から脱却する大きな一歩
ということで、買い物ってめんどくさい、行きたくない。
でも行かなくていけない。
そんな悩みの解決策が「干し野菜」なんでです!
さらに、私たちは冷蔵庫という一見便利そうな道具に騙されて、無意識的に消費を強要され、いわば「買い物依存」にさせられているのかもしれません。
その「買い物依存」から脱却する一歩が「乾燥野菜」なのではないでしょうか?
干し野菜のメリットや、具体的な作り方は、以下の記事に詳しく書いてあります。気になったら読んで、さっそく干し野菜をつくってみてください。
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野菜干しても、仕事干されたらアカン。
最後まで読んでもらい、ありがとうございます。
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東のテツ
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