2/25(日)『文学フリマ広島』に参加します!
こんにちは。
2/25日(日)に、『第一芸人文芸部』で文学フリマ広島に参加します!
広島在住の皆さん、近隣県に在住の皆さん、ぜひお越しください!
第一芸人文芸部について
2023年6月1日に行われた書店員さん向けのイベント『第一芸人文芸部』で、又吉さんを部長として、吉本に初めて『文芸部』が誕生した。
部員は僕と、2022年エッセイ集『こんなにバイトして芸人つづけなあかんか』を上梓したピストジャムさん。
文学フリマについて
過去2回、1回は自分ひとりで、もう1回は第一芸人文芸部で参加したんだけど、僕はこのイベントが好きすぎるみたいだ。本当に会いに来てくれる方や本を買ってくれる方に助けられているし、それから感想をつぶやいてくれたり、DMくれたりが次の執筆への糧となっている。
もちろん出店者の皆さんのおかげでたくさんの人が会場に来てくださるので、誰かひとりでも書くのを諦めてしまっていたら、会場で出会えなかったお客さんがいたかもしれないなと思う。
出版不況と言われて久しいし、賞を受賞された作家さんでも食べていくことができない業界だと言われているけれど、こんなに作者にも読者にもエネルギーがあるんだと目の前で思い知らせてくれる最高のイベント。
そんな作者と読者を繋いでくれる文学フリマには感謝しかない。
(※文学フリマへの思いはこちらの記事にも書いています)
そんなこんなで、初めて東京以外の文学フリマに出店することになりました。
お品書き
文学フリマ広島では3冊の本を販売します!
1) 『第一芸人文芸部 創刊準備号』
こちらは前回の文学フリマに出店するために完成させた文芸誌。
Amazonや楽天ブックス、一般書店には数店舗にしか流通していないので、おすすめ。おかげさまで在庫も少なくなってきました。
又吉さんは、自由律俳句とそれにまつわる散文を9本。さらに編集長となり、芸人と文学についての編集後記も綴ってくれた。どれもめちゃくちゃ面白く、さすがの一言。
ピストジャムさんはstand.fmでも、めちゃくちゃ解像度の高いブックレビューをされていて、その延長で書評を10本書かれた。どれも読み応えが抜群で、何よりオリジナリティがあふれている。
僕はショートショートを5本書いた。短いものを3本、長いものを2本。短いものは端的に自分の作風を表現し、長いものは思いつく限りのことを書いた。今のベスト。
合計132ページ。装丁もかなりシブくてカッコ良いものに仕上がった。
ちなみに現在、次号も執筆中。本当に自信作なので、ぜひシリーズ集めていただきたい。
2) 『こんなにバイトして芸人つづけなあかんか』
ピストジャムさんが今まで経験した様々なアルバイトをテーマに、おもしろ可笑しく実体験を綴っている。
大事なところに赤ペンでマーキングしながらバイト雑誌を1冊読み切った話、宅配ピザの掛け持ち、片道3時間半のバイト、日本武道館の清掃、社長の代わりのバイトなどなど、驚きのエピソードの連発。僕は何度も笑いながら一気読みした。
本業である芸人と同じくらいちゃんとバイトに向き合ってきたんだなと、ピストジャムさんの真面目な人柄が伝わってくる。優しい文体の中に、たまにあるタメ口のツッコミについ笑ってしまう。おすすめの一冊。
3) 『きょうも芸の夢をみる』
こちらは僕の作品。芸人をテーマにしたショートショート&短編小説集。
漫才やコント以外に、小説・芝居の脚本・ドラマなどを書いている多才な先輩に憧れて、自分もいつか物語を書きたいと長年思っていましたが、それを実現することができた一冊です。
手前味噌ですが、めちゃくちゃ面白いと思います。自信作です。
1話ショートショートを無料公開しているのでぜひ気になった方は読んでみてください↓↓
この3冊をより多くの読書好きの皆様に届けるために、文学フリマ広島に参戦します!
すでに読んだ人はぜひ感想など、伝えにきてください!
文学フリマ広島当日のブース
行くのは僕ひとりです!
初の遠征です!
入り口入って、右奥です!
目印は藍染め
僕の親戚が藍染をやっていて、テーブルクロスを作ってくれました。写真のように設置する予定です!
広島在住の皆様、近隣県の皆様、当日会えることを楽しみにしています!
そして全国の文学フリマに遠征できるよう、これからも頑張ります!
面白いもの書きます!